安田リスト に習い以下のジャーナルを暫定的にトップ20雑誌として2本以上掲載がある一定の業績基準を満たす日本国内の統計学者リストを作成しました

  1. Annals of Statistics

  2. Journal of the American Statistical Association (T&M)

  3. Journal of the Royal Statistical Society: Series B

  4. Biometrika

  5. Annals of Probability

  6. Journal of Computational and Graphical Statistics

  7. Bernoulli

  8. Journal of the American Statistical Association (A&C)

  9. Probability Theory and Related Fields

  10. Annals of Applied Proability

  11. Annals of Applied Statistics

  12. Statistics and Computing

  13. Electronic Journal of Statistics

  14. Bayesian Analysis

  15. Statistica Sinica

  16. Journal of the Royal Statistical Society: Series A

  17. Journal of the Royal Statistical Society: Series C

  18. Scandinavian Journal of Statistics

  19. Stochastic Processes and their Applications

  20. Electronic Journal of Probability

リストの目的

1. ある程度の客観的な指標に基づいた評価を内外向けに可視化する

2.公募の等のリクルーティング活動の際の参考を提供する

3. 進学先・指導教員選びの参考を提供する

4. 主に若手が掲載を目指すジャーナル群の参考を提供する

ジャーナルの選定方法

  1. Google Scholarのトップ20ランキングで,統計学(生物統計学は除いています)のジャーナルかつレビュー論文ではない雑誌を選定(13雑誌)

  2. ABDCのジャーナルクオリティリストでA以上のもので1に含まれてない論文をピックアップ

  3. 2で選定したジャーナルをArticle Influence Score順にソートしてトップ7雑誌を選定

見方

  1. リストのジャーナルに5本以上掲載があるスーパーな研究者に*10本以上掲載があるハイパーな研究者に**,15本以上掲載があるウルトラな研究者に***,以後5本ごとに名前の横に*を増やしつけています

  2. Annals of Statistics,Journal of the American Statistical Association (T&M),Journal of the Royal Statistical Society: Series B,Biometrikaを特に優れいている4大雑誌として掲載がある研究者には〇印をいれています

  3. 統計学会の各賞の受賞歴を参考程度に書いています

  4. 加藤 賢悟さんは国内の統計学者ではないですが参考に載せています

注意

  1. 掲載漏れ・カウント間違いが多分にあります (報告していただけると嬉しいです)

  2. 現在の所属先がない或いは不明な人は記載していません

  3. 若手で既に4大誌に掲載がある,学際分野を研究していて統計学ではない良いジャーナルに掲載がある等,研究者としてのキャリアの短さや研究スタイルによってリストに名前がないだけで,優れた統計学者は勿論いらっしゃいます

  4. ABDCクオリティリストのStatisticsでA*以上なのはAnnals of Statistics,Journal of the American Statistical Association Journal of the Royal Statistical Society: Series B,Biometrika,Journal of Computational and Graphical Statistics,Annals of Probability,Probability Theory and Related Fieldsの7誌です

  5. Journal of the American Statistical AssociationはTheory and Methods (T&M)とApplications and Case Studies (C&S)に同じジャーナル内で分けています.Journal of the Royal Statistical Societyも応用か理論でSeriesを分けていること,一般的に理論論文を掲載するJournal of the American Statistical Association(T&M)への掲載の方が評価されるのでこのリストでは分けています→今後は同じ論文としてカウントし,4大誌の部分の時だけ区別する予定です

  6. BiometrikaのMiscellanea(ノートセクション)は同じ雑誌としてカウントし,4大誌の部分の時だけ区別しています

  7. Biomertikaはh5を基にしたGoogle Scholarのトップ20ランキングではJournal of Computational and Graphical StatisticsBernoulliより下となっていますが(おそらくMiscellaneaのせい),統計学者の一般的感覚としてこれら2雑誌がBiomertikaより格上だという相場観はないと考えてるので,それに従い4大誌としています

  8. ベータ版なのでジャーナルの選考など勝手に適宜変えたりします.将来的には(応用)確率論系のジャーナルと機械学習を隣接分野として,そのトップジャーナル+10本程度の統計学のジャーナルに更に絞る予定です

  9. 要件を満たしていても統計学者ではなさそうな人(数値解析の人や応用確率論っぽい人)はリスト化していません.もし要件を満たしていてリストに名前を入れることを望まれる方はお知らせください

  10. 引用件数については全く考慮していません

国内の統計学者リスト