分科会20180520

□■□ 地球電磁気・地球惑星圏学会データ問題検討分科会のお知らせ □■□


会合名:地球電磁気・地球惑星圏学会データ問題検討分科会

日 時:平成30520日() 17:15

会 場:JpGU会場(幕張メッセ国際会議場)102号室


アジェンダ

  • 極域環境データサイエンスセンター活動紹介、門倉 昭 (極地研)

  • ICSU-WDS国際プログラムオフィスの現状と今後の課題、村山泰啓(NICT/ICSU-WDS)

  • アジア・オセアニア地域におけるWDS関連活動、渡邉 堯(WDS-IPO

  • IUGONETプロジェクトの活動報告、田中良昌(極地研)


参加者:10名

分科会報告

門倉会員による極域環境データサイエンスセンターの活動や、H30年度のデータサイエンスに関する研究集会International Workshop on Data Science 2018 - Present & Future of Open Data & Open Science –の開催、またデータサイエンス共同利用基盤施設の公募型共同利用研究について紹介があった。データに関する共同利用公募は複数の参加者が興味を持って活発な質疑があった。村山会員からはICSU-WDS国際プログラムオフィスの現状、我が国の現状についての報告、データリポジトリ信頼性の国際認証の概要紹介、内閣府における研究データの管理・利活用ポリシーの策定予定等について紹介があった。次に渡邊会員より、WDS Asia-Oceania Conference 2017の次の会合となるWDS Asia-Oceania Conference 2019について、2019年5月の北京での開催予定について準備状況等の報告があった。今後中国のWDSとの連携を深めていこうと呼掛けられた。次に田中会員からIUGONETの活動、解析ソフトSPEDASの現状報告があった。少しずつシステムのバージョンアップがされて使いやすくなっている様子が報告された。2018年9月10-14日(MTI研究会開催期間)に、IUGONET研究集会を開催予定であることが紹介された。その後、総合討論時に堀会員より口頭で、衛星データのパブリック公開についての話があった。また、現状IDLベースで開発されているツールSPEDASをpythonで構築しようとする海外活動に言及があり、国内でも検討してはどうかとのお話であった。最後に村山会員より、AGUのオープンサイエンスの様子が紹介され、かなり活発な議論が行われている様子が紹介された(文責・磯田総子)。