人は誰しもが、その生きる過程の中で疾病や心身の機能障害を背負います。このことは、過去のどの時代においても共通のことであり、また同時代の全ての年代においても当てはまることです。つまり、障害のある人は、特別な存在ではなく、当たり前の社会の構成員なのです。
しかしながら、疾病や心身の機能障害を負った人は、同じ街に住みながら、一般の人との間に大きな人権格差を受けています。この現状を生み出している社会環境こそが『障害』であると言えます。
2009年から熊本県内各地で行なった、差別事例の収集活動では、なんと800件に及ぶ事例が寄せられました。決して、過去や海外での話ではなく、今、この熊本において障害のある人の人権が保障されていない現状があります。