2016年春から関西で初めて実施した連続5回の本セミナーは、その充実した内容と丁寧でわかりやす い解説で大好評のうちに幕を閉じました。皆様からの熱いご要望にお応えして2017年度も開催致します。 現場で、迷ったり疑問に思ったりしておられることや、スコアをどう読み取り、臨床実践にどう生かしてゆ けばよいのかに悩んでおられる方は、ぜひこの貴重な機会にご参加ください。
開催詳細
[講 師]:馬場禮子
[日 時]:(予定)
第1回 2017年 4月14日(金)
第2回 2017年 5月12日(金)
第3回 2017年 6月16日(金)
第4回 2017年 7月14日(金)
第5回 2017年 8月18日(金)
いずれの回も10時30分~17時30分
(受付は10時より開始)
[会 場]:創元社本社4階 セミナールーム
(〒541-0047 大阪市中央区淡路町4-3-6)
[参 加 費]:全5回通し 50,000円(学生35,000円)
※毎月配布予定の資料代を含みます。
単独回参加(若干名) 13,000円(学生8,000円)
※資料代込み。
(※全5回お申し込みで、分割払いを御希望の方はご相談ください)
[定 員]:50名
※定員になりしだい締切。
[参加資格]:◆臨床心理士、および臨床心理専攻の大学院修了生で、
現在、臨床実践を行っておられる方
◆学生(臨床心理専攻の大学院に在籍している方)
※本セミナーは日本臨床心理士資格認定協会のポイントを申請予定です。
[参加要件]:①ロールシャッハ・テストのスコアリングができること。
②記号の意味を一通り知っていること。
お申し込み・お問い合わせ先
【株式会社 創元社 セミナー係】
〒541-0047 大阪市中央区淡路町4丁目3-6
電 話:06-6231-9011
F A X:06-6233-3112
※お問い合わせ・お申し込みの際には、
「セミナー名、お名前、ご住所、ご連絡先」を必ずお知らせ下さい。
※お寄せいただきました個人情報は、創元社が責任を持って管理し、
本セミナーの運営・管理以外には使用いたしません。
馬場禮子(ばば・れいこ)
慶應義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修了。「境界例とその周辺領域ロールシャッハ・テストよる精神力学的研究」で医学博士。慶應義塾大学医学部精神神経科をはじめ、病院での臨床活動の後、東京都立大学人文科学部教授、放送大学教授、東亜大学教授、山梨英和大学人間文化研究科臨床心理学教授。現在、中野臨床心理研究室室長。著書『ロールシャッハ法と精神分析――継起分析入門』『心理療法と心理検査』『精神分析的人格理論の基礎』など多数。
講師からのメッセージ
ロールシャッハ法は、他の方法には無い興味深い所見が得られる方法なので、臨床心理士にとって 重要なアセスメント手段と言えるでしょう。一人でも多くの方に身につけて頂きたいと思います。し かし身につけるのに手間がかかるのもこの検査法の特徴で、実践に使うのに苦労している方も多いと 思います。私の解釈法は、基礎になるロールシャッハシステムはどれを使ってもできる方法です。私 自身は片口法を基本にしていますが、この研修にはどのような立場の方も歓迎致します。ただし、検 査の施行法、スコアリング、記号の意味、についてはすでに習得している方に限らせて頂きます。そ うしないと力動的解釈に進めないので、この点はご理解下さい。皆さまと共に学ぶ機会を楽しみにし ています。