6月2日に青嵐茶会を行いました。当日は午後からあいにくの雨でしたが、無事盛況のうちに終えることができました。今回のお茶会は普段茶道に触れる機会が少ない方もいらっしゃり、卒部生や他大学の方も含め大勢の方にお越しいただきました。
本茶会に足を運んでいただいた皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
↑今回のおかし
今回もお菓子は千歳船橋の東宮さんのものをいただきました。ホタルブクロというお花をモチーフにした主菓子でちょうど学内にも咲いていて時期的にもとてもぴったりでした。
↑今回の会記
こちらの会記は、2年生の渉外幹事の筆です。
風炉に変わってから初めてのお茶会。
花入は鮎籠と、河のせせらぎを感じさせるものでした。キョウカノコとニワナナカマドにシマアシを添えて。
↑今回のお道具組
掛物は、かつて農友会書道部に書いていただいたものです。今回は学内のお茶会でしたので、せっかくならこの機会にと選びました。
もしこちらの色紙が書かれた当時をご存知の方がいらっしゃれば、ぜひお話を聞いてみたかったです。青嵐を彷彿とさせる清々しい書ですね。
青楓蒔絵の金輪寺には、蓋裏にカワセミの蒔絵が。お席に入られた方だけが、目にすることができた蒔絵です😊
皆、金輪寺を茶会で扱うのは初めてだったため、良い経験になりました。
本茶会の茶券です。
茶券担当からコメントが届いています。
このデザインになった経緯としては、青嵐という言葉の意味である「青葉の上を吹く風」をイメージし、青嵐と別で、竹もテーマになっていると感じたので竹に風が吹いている様子を表現しました。
お茶席の様子
今回は1席あたり15人程度お客様が入られ、大変和気あいあいとした雰囲気のお茶席でした。
また、昨年に続きすべての席が終わったあとに新入部員がお客さんとしてもてなされる歓迎の席が行われ、今年も上級生から1年生へ懐紙をプレゼントしました。懐紙の絵柄は渉内幹事が選んだもので、メッセージカードを外側につけているので開けるまで分からないわくわく仕様になっています。これからいろいろなお茶会や行事に一緒に参加するのが楽しみですね。