肢体障害者二次障害検討会 紹介

■発足からこれまで

1996年12月に大阪の脳性麻痺の障害のあるメンバーを中心に、当事者、医師、理学療法士、福祉関係者等が集まり、肢体障害者二次障害検討会が結成されました。

メンバーの多くは40代でしたが、頸椎症を中心とした「二次障害」そして、社会参加の土台としての健康に大きく関心を持ち、まずはその実態を知ろうということで二次障害に関わっての調査を実施しました。

その後1年程をかけて調査票の作成、調査の実施を行い、大阪府下の肢体障害のある方500人の協力を得ることができました。

その後、そのまとめを行い、それを返すために大阪府下で報告会を実施しました。

また、そのまとめを中心に、当事者や医療関係者の意見等をまとめた「二次障害ハンドブック」を作成。その後、ハンドブックは2007年に「二次障害ハンドブック改訂版」を上梓しています。

また、検討会では、折々の二次障害や健康に関わっての課題を中心に、毎年2回から3回程度の学習会を続けて実施しています。また、その折には相談会も実施しています。

■活動人数・・・ほぼ毎月開く検討会(会議)には10名程度が参加します。

また、学習会には50名から100名程度の参加があります。

■活動場所・・・特に決まってはいませんが、会議は東大阪で開かれることが多いです。

■活動曜日・・・特に決まってはいませんが、会議は土曜日もしくは日曜日に開くことが多く、学習会も同様です。

■活動内容・・・毎回の会議では、健康や二次障害に関わる現状、出来事に関わっての意見交換や、学習会の反省会、次回の計画等を話すことが多いです。

結成当初はそれなりに若かったメンバーも年を重ねるごとに歳も取り、介護保険対象年齢に達する人もでてきました。

健康の問題、二次障害の問題は、脳性麻痺の障害のある人や年をとった者だけの問題ではありません。

また、長年活動を続けてはいますが、課題が解決したわけでも、課題がなくなったわけでもなく、残念ながら問題は複雑に、更に大変になってきています。

できれば、一緒に考え、協力してくれる人が参加してくれることを望みます。

よろしければ、ご連絡ください。

連絡先アドレス JZA00265あっとまーくnifty.ne.jp (恐縮ですが、アットマークの所を@に替えてお使い下さい。)