大学の教職課程はとっていた。しかし、自分が教師をやるとは思ってもいなかったし、教員採用試験を受験しようとも思っていなかった。それはでは漠然と第四銀行か新潟日報のような民間企業に就職するんだろうと思っていた。教師になろうとはほとんど思わなかった。
大学でもフェンシング部に所属し、時間がある時に高校のフェンシング部を見に行っていた。後輩は「先輩、先輩」と結構慕ってくれてもいたし、かわいらしい後輩の女子部員もいたので、週に何回も通ったこともあった。
土曜日は午後から練習で、3時や4時頃に部活動が終わり、その後バトミントンやバレーボールを後輩達とした時もあった。ある夏の日、高校生達とバレーボールで遊んでいたときに漠然と「こうやって高校生のようなはつらつとした若い連中と接するというのはおもしろいなぁ。」と思うようになってきた。だから本気で高校教師を目指そうと思った。
大学3年も終わる2月か3月頃から教員採用試験の勉強を始めた。吉田図書館で勉強していた。吉田図書館はじゅうたん敷きで、靴を脱げてリラックスして勉強できるからだ。新潟市から遠かったが、ドライブがてらそこに通った。春休みそこで1日中勉強をし始めたのだが、お昼ご飯を外食にすると、お金がどんどんかさんで、小遣いがなくなる。そこで弁当を作って持って行ったことがあった。台所や冷蔵庫にあった残りを弁当箱に詰め込んで持って行った。