政府発表の最新の統計を用いた、学歴別の初任給の推移を、男性・女性別に昭和51年から収録!
就職か進学か迷っている人や、こどもの進学について迷っている方はご参考に!
昔は学歴によって初任給にあまり差はつきませんでした。
しかし、今では高校卒と大学卒とでは、平均して年間50万円も差がついてしまいます。
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(男女とも、平成26年2月発表「賃金構造基本統計調査」を元に独自に作成)
ここでは初任給に着目していますが、日本の多くの企業では初任給は月額17~23万程度と似たような水準です。
大企業の総合職とそれ以外を比べた場合でも、実は初任給にはそこまで大きな差はありません。
しかし、大企業の総合職とそれ以外を比べた場合、2年目以降の給料の伸びが全く異なっています。
このため、日本企業で学歴と年収との関係を把握する場合、「初任給」だけではなく、将来どのように給与が伸びるのかといった「生涯年収」が実は重要になります。
ただし、「生涯年収」は調べることは非常に難しいです。代わりに従業員の「平均年収」であれば上場企業の多くで開示されているので、就職や転職に当たってはこういったデータも参考にした方がよいでしょう。
(上場企業の多くは平均年齢も開示しているので、例えば40歳付近の年収イメージを把握することもできます。また、学歴別の採用人数を公開している会社もあるので、必要な学歴がわかる場合もあります。)
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