広瀬 なるみ Narumi Hirose

ソプラノ Soprano

奈良県出身。大阪外国語大学卒業。日本声楽家協会声楽家養成課程にて声楽を学ぶ。岡﨑實俊、高橋大海の各氏に師事。イタリアにてヴィンチェンツォ・ベッロ、ステファノ・ジベッラート、ハンガリーにてパースティー・ユリアンナの各氏にベルカント唱法の教えを受ける。

第38回TIAA全日本クラシック音楽コンサート(コンクール) 奨励賞、第22回アジア国際文化芸術フェスティバル優秀賞、第6回東京声楽コンクール入選、第11回万里の長城杯国際音楽コンクール 第3位、第20回日本クラシック音楽コンクール地区本選好演賞、第21回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選、及川音楽事務所第23回新人オーディション最優秀新人賞(第1位)、日本イタリア協会第7回グラン・マエストロ中川牧三記念コンコルソ・ムジカアルテ ステッラ部門グラン・フィナーレ(全国大会)入選およびプレミオ・スペチャーレ(特別賞)などを受賞。

オペラは、ワーグナー作曲『ワルキューレ』ブリュンヒルデ役およびゲルヒルデ役、プッチーニ作曲『トスカ』タイトルロール役(題名役)、モーツァルト作曲『魔笛』侍女II役、フンパーディング作曲『ヘンゼルとグレーテル』露の精役、プッチーニ作曲『修道女アンジェリカ』修道院長役などに出演。

2009、2010、2011年にジョイント・リサイタル、2012、2013、2014、2015、2017, 2019 年にソロ・リサイタルを開催し好評を博した。2012年のソロリサイタルは『音楽の友』誌(2012年10月号)のコンサートレビューにて「コントロールの安定した、とおりのよいソプラノで終始インティメートなムードを作った。クィルターの歌曲がよく広瀬の内で充分消化された歌でメッセージが鮮明だった。」と評された。

NPO法人日本声楽家協会正会員。日本声楽アカデミー准会員。及川音楽事務所所属。

オフィシャル・サイト http://bit.ly/soavezza