2016.07.19
ついこの間、アンティークショップで革のカバンを買いました。
ずっと欲しかった革の旅行カバン。
まだ、カバン職人さんがたくさんいた時代、昭和のものだそう。
いまではもうこんな手の込んだもの作れないだろうね。
大量生産の世の中。
と店員さんが言う。
僕もそう思った。カバンのつくり、素材、ステッチ、細工。
どれをとっても凝っているし、よく工夫してある。
しっかりとしていて存在感が半端ない。
まるで蒸気機関車のよう。
すィーと進む新型新幹線のような流線系で無駄のないつるっとしたフォルムとは
正反対。
好きな人にはたまらない。
偶然立ち寄ったアンティークショップ。
そこで、出会ったカバン。とっても状態がいいのに
驚くほど高い価格でもなかった。
本当にラッキー。
アンティーク=なんでも高い。
これは、間違い。でした。
怖い怖い先入観。
2016.0626
ミシンを買おうかと思っています。
革は、手縫いをしていますが
布はミシンで作業した方がよいので
早速アマゾンで調べてみました。
基本、売りあげナンバーワンの商品で
手頃な価格のものから調べます。
ジャノメのミシンがヒット。
クチコミをチェック。機能をチェック。
どうやらコンピューターミシンというものらしい。
普通に縫う分には「、十分すぎるくらいの機能があるようです。
自分がミシンを買うなんて想像もしていなかった。
これから、本当に必要なのか検討します。
普通は、順序が逆なのですが
直感でまず、行動する癖があります。
ミシンを買うことがとても心をくすぐってたまりません。
ただのミーハー衝動買いで、買って使わなのは避けたいので
ここからリアルに検討に入ります。
2016.04.30
端材がたまってきたので
どうしてやろうか考えています。
とりあえず鞄にできるだけの材料はそれ用に
加工し、それ以外は、廃棄するもの、小物に使うものに分別。
端材をどう料理するか。
これは大事な課題です。
捨ててしまえばそれまで。
活かせば商品に化けます。
どちらかを考える。
ひらめきがあれば、とても愉快。痛快。
ひらめかなければ、それまで。
端材はサイズが不揃い。
まず、使えるサイズに切り出しをする必要があるので
結構手間がかかってしまう。
使い方を間違えると、非効率。不利益になりかねないので
どう使うかを考えるのが勝負の分かれ目。
今日は思い切って、鞄用に切り出しをしました。
やはり手間かかりましたが
まとまった量が切り出せたので
いくつかの鞄ができます。
明日、それを組んでみます。
組み上がると、端材が化けた!と実感できるので
手間暇かけたのが正解だったかどうかが
わかります。
さぁどっちだろ。
2016.02.22
製作するうえで一番大切なのは気持ちの
余裕かもしれません。
一番大変な作業は、設計が決まりきらずに
手探りで作る場合です。
その次に大変なのは、設計する時。
一番楽なのは、設計が決まっていて、時間にも余裕がある場合です。
作業のすすめ方を考えるのも大変です。いかにまとめて作業をすすめるか。
疲れ方と効率が、それによって変わります。
一番楽しいのは頭に新しい商品をイメージしている時かも。
材料をどれだけまとめて購入するか、これもなかなか大変。
おもいっきりいくか、こじんまりといくか。見極めが大事。
作業場の整備も実は大事。作業しやすい配置や、工具の整理。これ能率にかなり影響がある。
販売ルートの開拓。
出店営業活動。
お金の管理。領収書の管理
なるほど一人会社プレイ。
企画、開発、工程管理、購買、工場、庶務、営業。
やることは尽きない。
2016.02.13
はじめてまとまった量の木材を仕入れることにしました。
今までは、小口で少量を買っていたので、今回は気合が入っています。
nandai bolsa史上、一番高額な買い物です。
大口の受注の話があったのがきっかけだったのですが
やはり、材料の安定確保はとても大きな課題となります。
材料が手元になければ作業は始めることができませんし
毎回材料の具合が違うのも作業しにくいもの。
手元にまとまった量があるだけで、作業のスケジュールもたつし
お客さんへの見積も計算しやすいのです。
毎回、材料を集めるところからスタートしていては
スピード感がまったく違ってきます。
作業のリズムはとても大事で、スムーズにいくときは
疲れ知らず、ストレス知らずでいいことばかり。
段取りが整っていることはとても大事ですね。
桧に絞って仕入れました。
これから、しばらく桧と深くつきあってまいります。
脂分が杉より多いので、仕上がりの光沢が好きな樹手です。
今までは、桧に塗装をしていましたが、
今回は、三河桧も素材感を生かして、木の色でよさを引き立つ仕立てを
していくつもりです。
2016前半は桧祭りです。 乞うご期待。
2016.01.10
あけましておめでとうございます。
遅ればせながら新年のご挨拶となります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
さっそく作業に行き詰まってましたが、なんとか壁を超えたところです。
今年もこの繰り返しなんでしょう。
あえておみくじは引いてはいません。
大吉を引いた年はいつも、いいことがないので今年はやめときました。
末吉とか引いても微妙ですし...。
2015.12.25
メリークリスマス!
クリスマスなのにこんなに暖かい冬模様。
今年の冬はなんか好きな冬だな。
2015.12.13
名古屋クリエーターズマーケットの出店が終わり
今年の出店活動は終了。
とても感慨深い。1年の間、ずっと作り続けていたので
なんかほっとしている。
雨の日が多かった。特に初の京都出店が一日中雨
で、大変だったことは今もよく覚えている。おまけに高速で事故渋滞にはまり
6時間かけて帰ったこと。
新城のスークも雨だったな~。でもレトロな小学校の中で店をやれて
なんか楽しかった。隣のブースのオブジェ作ってる作家さんのオブジェがまさに
アートなもので、これ猫。とか言われて、全然わからなかった。そうなんだよ~。気持ち悪いとか言われるんだよ。
でも子供受けがいいんだよ~とか
そんな会話がとても楽しかったのを思い出します。
本当に売れない日とかも。売上1200円だった。
車パンクして、タイヤをスペアに変えたら、サイズがあってない!
急遽その土地のイエローハットに行ってみてもらったら、
スペアタイヤのサイズが正しくて、もともとついてたタイヤが間違っていたので
4本新調するはめになったり。
川原でキャンプして車で寝泊りしたり
ロックフェスの出店でちょっと場違いな感じだったり
出店作家さんにビールいただいたり
野菜いただいたり
売り物の陶器を好きなの持って行っていいよと、いただいけたり
海外の仕入れを教わったり
製材所を紹介していただいたり
イベントステージで急遽ギター弾かせてもらったり
本当にたくさんたのことを経験した気がする1年でした。
2015.11.17
この1ヶ月間に二つのことをしました。
ひとつは10kmのマラソン大会に出場。
もうひとつは、知的財産権試験を受験。
ともに成果ありでした。
マラソンは、56分という平凡なタイムだったのですが
何が成果というと
練習量からいって60分くらいのタイム予想に反して
予想より4分も早くゴールできました。
今回は、いや今回も、練習をサボり気味でのぞむことになったのですが
練習が嫌いな自分を見越して、ただ、ただ、毎日1.5kmの距離だけ走ることを
習慣にしました。
無理もなく走ることができる距離。特に練習と構えることなく走り出せる距離。
それを毎日必ず走る。
これをやったのが予想より4分早く走れた要因に間違いありません。
昨年の10kmマラソンのタイムは、今年より平坦なコースだったの60分。
練習は、毎日行わず、週末に3kmを走っていました。
やっぱり毎日のコツコツした練習の方が結果が出るようです。
ぜぇぜぇ苦しい思いをして走ったのが自分なので、この要因と結果の因果関係が
とてもよくわかります。
さて、知的財産権の資格試験ですが
目的がはっきりあったので、とても勉強しやすかったです。
特許権、実用新案権、意匠権、商標権にかかわる試験なのですが
権利取得に関して、意味を調べたり、取得方法をインターネットなりで調べる
ことが何度かあり(やはり、ものづくり、販売していると、こういうことも調べる機会があるのです)
だったら、ちゃんと本を見て正しい知識を入れようと思ったのがきっかけです。
そしてこの1ヶ月の間、受験のための勉強をしました。
おかげで、取得方法、よくわからなかった意匠と実用新案の違い、取得の流れ、費用、リスク。
知りたいことはほとんど頭に入れることができたので成果ありです。
試験にももちろん受からないとダメです。最初は、勉強のモチベーションになるかと
受験も申し込んだのですが、受験料が1万円ほどかかり、振り込んだ瞬間に
「これは、記念受験してる場合じゃない!!!」と
貧乏性の私のハートに火がつきました。
かくして、この1ヶ月は、走って、勉強しての繰り返しの毎日。
製作依頼をいただいているお仕事をこなしながら、
なんとかこの前の日曜に試験も無事終了。
だぶん、受かってると思ってます。自己採点では。
(あ、こういうの口に出すと落ちるジンクスが発生するのかな...)
まぁ、今回はよく勉強したので、それはそれで自分を評価しています。
そして、試験の最中に感じました。45分の試験時間だけど、だいたい30分で
解き終わった自分に、ちゃんと準備をすると余裕があるなぁ...。
やった分だけ自分に帰ってくる。
それが身にしみました。
こういう感覚は、3ヶ月に一回くらいあるといいと思いました。
究極の自己啓発。
ちなみに、マラソン大会で僕の走っている姿をみた知り合いの方みえたようで
後日、その方から練習方法のアドバイスをいただけました。
これ、とても目からウロコでしたので
最後に紹介させていただきます。
その方、10kmを40分で走れる超人ランナーです。
「練習は、早く走る必要がなく、むしろゆっくりペースで、長い距離を走る」
「つかれたら、歩けばよい。いや、むしろ歩くべし」
「坂道、無理しない。えらかったら、歩くべし」
「これを毎日する。疲労がたまってきたら、休むべし」
以上。これを続けると、40分で走れる!
まじっすか??僕の今までの認識とまったく逆の練習方法。
これ、実は、アスリートの方の練習方法なのだそうです。
マフェトン理論。
ドクター.フィリップ.マフェトンという世界で超有名な博士の練習方法なのです。
これを知ってから、走るのが楽しくなりました。
練習が嫌ではなくなりました。
結果、練習量が増えました。
これ、、、究極の真理かもしれません。
サボり癖を自覚している自分に、とっても合います。
2015.10.20
夜中の3時に目が覚めてしまったので
ブログを書くことにしました。
今一番いきたいところは、木材屋さんです。
木の美しさや、面白さを目で見て味わえます。
これでカバンを作りたい。と思わせる
圧倒的な木の模様にやられます。
天然の柄は、やっぱり凄い迫力がありますね。
家の近くにあれば、毎週でも通いたいくらいですが
あいにく、2時間くらいかかります。
そして交通費も。
11月くらい行きたいと思っています。
カバンの材料を仕入れに。
2015.10.10
先週、ものつくり市への出店が終わり
今週は、落ち着いた状態でいます。
ロックフェスでの露店出店だったので
飲食がほとんどを占めていて、雑貨やアパレルは
少数でした。
ビールはよく売れていました。
僕のお店は、閑古鳥が鳴いている状態でしたが
それは、ある程度想定していたので問題はなく
何人くらいのお客さんが、「んっ??」と足を止めて
商品をみてもらえることができるかがポイントだ考えていました。
何人かの方が木のカバンに足を止めて見ていただけました。
手にとっていただけた方もいました。
名刺を持っていっていただけました。
木のケースでこういうものを作りたいといっていただくことができました。
商品が売れるlことはありませんでしたが
足跡を残すことはできたようです。
先週は、いろいろありました。
友人宅にお邪魔した際に、トイレに棚(シェルフ)を設置したいとの
話から、作ってみることにしました。
委託販売でお世話になっている床屋さんに行くと
物置ボックスを作りたい。との話をいただけました。
嬉しいですね。
今週の今日は、今から、先月の展示会でオーダーいただいた
木のカバンを納品しにいくところです。
少しずつ、社会とつながってきています。
2015.9.26
もうだめだ。
と思うことが、作業中にあります。
加工が甘くて、出来上がりがダメな時。
塗装うまく決まらない時。など
注意散漫で、ミスを連発した時です。
でも、あきらめずに手直しを加える気力が
あるかないかで、その後が決まります。
僕の作品には、失敗が生んだ技術が多く生かされています。
失敗をたくさんしてきました。
失敗を恐れて、半年間、作業台に向かうことを避けた時もありました。
今も失敗を恐れていますが
作業を止めることはしないでいます。
Keep on rollin'
この言葉で表します。
いいことも、悪いことも、うまくいく時も、うまくいかない時も
楽しい時も、つまらない時も、続けていると、いろいろあります。
いろいろあると思いながら、続けます。
転がりながらやり続ける。直訳すると、こんな感じですね。
2015.07.31
今夜はブルームーンだったそうです。
夜空を見上げると、なんとなく青暗い。
朝4時になって、もう一度夜空をを見上げてみると、なるほど碧い。
今夜は、いつもお世話になっているカフェが閉店となる日で
最後に、いつものようにお店に行き、よく顔を合わせる常連客の方々や
や演者さんたちと、同じ空間を過ごしました。
1年半前に、初めてそこに行き
6回くらい演奏をさせていただきました。
今夜が7回目くらい。いつの間にか演者さんは顔見知りになり
常連のお客さんとも顔見知りになり、普通に飲みにいった時には
「あ、どうも」みたいに挨拶して、一緒に飲んだり、ギター弾いて歌ったりしました。
僕が常連客のように、気軽に立ち寄ることができた最初のBARだったのだと思います。
こどもの頃に描いていた、大人の姿の一つが叶いました。
それは、とても大きなことで、死ぬ前に、これはやり残した!と悔やむことはないでしょう。
一人ではできなかったことで、そこに僕を連れていってくれた人
僕を受け入れてくれたお店の人、お客さん、それができた時間を与えてくれた人
皆に感謝しなきゃな。と思う今日です。
あたり前なんて、ない。な。
2015.07.17
久しぶりに、ゆっくりと製作しています。
1ヶ月後の竜ヶ岩洞ものつくり市に、向けての商品つくりをしているところです。
なんだか、このゆったりとしてする作業はとても久しぶりに感じます。
これまで、時間に追われるようにやってきたのも気付かなかった。
やっぱり、じっくり作業すると、勉強になることが多いのは
しっかりものを見つめているからだと思います。
気づくことが多く、次の一手で、その気づいたところを修正して
手が動いていく。
これだな。
見違えるように良くなっていくのがよくわかる。
自分を育てるのは自分しかいないのかな。
2015.06.13
明日は、蒲郡市竹島でのものづくり市に参加します。
蒲郡市は僕の住んでいるところからは、道路が整備されたおかげで
昔は(僕が20代の頃)車で1時間はかかったのが
40分くらいで行ける場所になりました。
なので明日は、朝の出発時間に余裕があります。
余裕といえば、今回も出店に向けてせっせと
商品つくりをしていましたが
やはり、バタバタしながらも、気持ちに余裕がありました。
定期的にモノつくり市に出店をするようになって1年3ヶ月くらいが経ち
試行錯誤の作業は変わりませんが、流れに身を任せながら
出店ができるようになりました。
最近、自ら会社を営む先輩とお酒を飲みながらした会話の
中で、とても印象に残った言葉ですが
「男は余裕があるか、ないかで決まるんじゃないかな。」
「余裕がないやつは、だいたい失敗する」
一言で、物事の成功、失敗を言い表した、言葉のように感じました。
資産を持たない場合、自分に余裕をつくりだすには
場数を踏んだ経験をたくさん持つことかな。と思います。
これなら、自分次第で変えられるからまだまだ、勝機はあります!
2015.05.16
3月から4月、5月と出店ラッシュでした。
5つの出店をしました。初めての密集スケジュール。
たくさんのことを勉強できました。
もともとは3月に2つのものづくり市への出店をして
予定終了だったのですが
ご縁ですね。4月に豊橋市のものづくり市のお誘いのメールが届いたので
出店することにしました。
すると、そこで出会った方にお話をいただいて、新城市のものづくり市へ
出店することに。
声をかけてもらえるようになったことは、今までになかった状況です。
とても嬉しいことで、その縁が縁を結んでいったことが、なにか嬉しいのです。
各会場で、たくさんの人と話をさせていただきました。
声をかけてくださってとても感謝しています。
(どうやら、外からみると店の前で僕は怖い顔をして立っているようです。)
お客が少ないときは、だいたいどのお店も暇なので
出店者さん同士で、あいさつをしがてらお話をしていました。
作っているものの話したり、ものづくり市の情報交換したり、
ものづくりについての話をしたりと
とても有益な時間でした。
短期間で5つの出店は、3月はじめの時点では
限界をこえた行動量と思っていましたが
やったおかげで、得るものがとても大きかった。
これは、何にも変えがたい経験値でした。
あらためて、動かなければ何も変わらないけど
動くと、何かが変わっていくと実感をした3ヶ月となりました。
2015.03.29
今日はクラフト展の出店のために京都に行ってきました。
京都の出店するのは初めてです。
コンサートホールという場所。
天気予報は雨だったので、設営準備はせめて雨のなかやるのを
避けるべく、開場へは準備スタート時間の8時に着くように、愛知を出ました。
2時間ほどで到着。新名神は京都へのアクセスが便利です。
準備は、スムーズに進み、さぁ開店とはりきったタイミングで雨が降ってきました。
これにはドン引き。おそらく他の出店者さんも同じ気持ちだったに違いありません。
お客さんがほとんど歩いていません。
そりゃ結構な雨の中でかけないわな。。。
今までの出店で初めての雨の経験。
テントを張っていても、雨は中に入ってきます。商品にかかります。
慌てて、ディスプレイをテント内にずらします。
晴れてたら、こんな苦労知らず。
しかも、寒い。。
テント周りにプチプチを使って、囲い壁を作りました。
隣のブースの方の協力を得ながら。
こういう風にお隣さんと関わるのも初めて。
まさに共同作業。
おかげで、つのる話もあって、京都のクラフト展情報の話をきけました。
ネットからは知ることのできない生の情報は、とても参考になります。
これから京都に出店を多くしていこうと思っているので、本当助かりました。
終始、ほとんど通り過ぎるお客さんを眺める1日となりましたが
いろいろ気づくこともあり、それはやらないとわからないことだったので、
いい経験をしました。
商品は1つも売れることはなかったですが
2人のお客さんに、木のカバンにとても関心を持ってもらい
名刺を持っていってもらうこができました。
それは、とても嬉しいことです。
また、同じ出店者の方で同世代くらいの方と
話をして刺激を受けたり。名刺交換したり。
何か京都に来て、よかったです。
帰りは、しっかり渋滞につかまり、6時間かけて愛知に戻りました。
2015.03.21
エアロスミスについて書こうと思います。
少し酔っ払っているのであしからず。
好きなバンドのひとつです。
今や、日本でも有名です。
アメリカのアメリカらいしロックバンド。エアロスミス。
例えるなら、大量生産、商業主義に走ろうが、ハンドメイドの良さを失わない作家です。
簡単にそう言ってしまうと、ロックファンに怒られてしまいそうですが、あえて。
尊敬の意味でそう言います。
初めての聴いたのは、邦題「飛べエアロスミス!」
高校一年の時ですね。
あまり良さがわかりませんでした。
今思うと、リフで攻めるロックンロールの良さを
知らなかった。
1stアルバムのDREAM ONを聴いて、やられました。
その次にパーマネントバケーションを聴いて、完全にやられ、パンプを聴いてとどめをさされ、ゲットアグリップは青春でした。
LIVEには一度だけ行ったことがあります。
アルマゲドンという映画の主題歌をエアロが担当した時期で
日本でもかなりブレイクした時期だと思います。
ロックバンドでした。
アルマゲドンのテーマ曲やりませんでした。
名古屋公演だけみたいでしたけど。
なんていうか、残念でもありましたが
やらないと決めたことがクールだと今は感じます。
どんな事情があったかはわかりませんが
そのツアーで目玉の曲を、やらないという決断を
するのが、これでいいのだ。
という精神を感じて、ロックバンドでした。
なんというか、生きていると、いろんな事情がある中で、活動をしていると思います。
それでも、これでいいのだ。と魅せることができるエアロスミスはかっこいい。
モノづくりは、エンターテイメントでありたいので
相通づるものもあると思い、ふと書きました。
2015.02.24
来月は、久しぶりにクラフトフェアーに参加する予定です。
豊田市と京都。の2回。
昨年の今頃は、豊橋市のクラフトフェアーに向けて
必死に商品を作っていました。
今年は、制作依頼品を作っているので
まだ、クラフトフェアーの商品はちょこちょことしか作っていません。
焦りがないのは、昨年の経験が大きいと思います。
昨年は半年の間に4つのクラフトフェアーを組んだので
本当に作るのに追われて、大変でした。
だいたい、当日の朝に商品が出揃うような
制作状況でした。
いつも前日は徹夜でした。。(笑)
豊橋のときは、睡眠なし。で豊橋へ出発。サービスエリアで仮眠しました。本当眠かった。午後はブースで寝てました。
金沢のときは、2時まで作業して、3時間だけ寝て5時に起きて、北陸道を車運転。さすがにやばいと思いました。
名古屋クリマのときは、一睡もせずに、会場入りし、ちゃちゃっとブース組んで、開場まで車で仮眠。
いつか体を壊すスケジュール管理です。
なぜ今年はこんなに焦りがないかといいうと、理由があります。
商品のラインができあがっているからです。
昨年は、商品を企画しながら作っていたので、おのずと初めて作るものなので
試作をしながらの同時進行だったので、まったく余裕などなく
部品を急遽調達したり、つくり手順を見直したりで
とにかくバタバタでした。
今年は、昨年までのノウハウも蓄積されているし、部材は調達済みで在庫ストックもある。
やっぱり、経験って大きいですね。
いっぱいいっぱいまで追い込んだ経験をしておくと、次に同じことをするときにスムーズにいきます。
また、今年もこれから忙しくする予定なので、油断せず、焦らずいきたいと思います。
とりあえず、今現在、風邪をひいているので、健康体に戻して、がんばります。
2015.01.13
そういえば先日、一人ギターライブをまた敢行した。
またも、お客さんやお店の評判は悪くなく、自分も楽しめるライブだった。
まったく練習をしていなかったので、かなり本番は緊張したけど
手は相変わらず問題なくギターの指板を動いてくれる。
本来は、練習目的でステージを開放してくれるイベントで
お客さんにチャージはなく、出演者がお金を払って、ステージに立つという趣旨なのだけど
なぜか、今回は、お客さんがかなり集まったせいか、普通のライブとなってしまっていた。
僕の前の演者の方は、普通にセットリストで歌っていたので
僕もなにかしないといけない空気になっていて、そわそわしていました。
作った曲のサウンドチェックのつもりだったので
ライブが成立すうるようなセットリストは皆無。
その空気のまま出番は回ってきたので
普段鼻歌感覚で弾いている曲をやったら、意外と成立したようで
一安心。
いつ何があるかわかりません。
備えあれば憂いなし。
2015.01.12
年明けから、今日までかかった
製作が今日ようやく終わった。
お店で販売していただく予定のガーデニングチェアー。
製作自体はそれほど大変でもなかったが、塗装に時間がかかった。
というか、かけた。
色の選定に迷った。ポップでキュートがテーマだったので
普段選んでいるようなアンティーク調の色とは180度違うテイストなので
迷った。
ホームセンターにおもむき、塗料をみて決めることにしたところ
とても良いピッタリの色に出会った。ターコイズ。
今まで、そもそもが塗装のときに、顔料を使うことがほとんどなかったので
ターコイズのような凝った色を使ったことがなかった。
初めて塗ってみて思ったのが、うん。かわいい。
これはいい。
顔料をこれからも、いろんな商品で使ってみようと思った。
そもそも、せっかくの木目を塗りつぶしてしまうのが嫌だったので
染料ばかりだったのだけれど、顔料だって、濃く塗らなければ、木目を透かすことだって
できる。
今年は、いろんなところに商品を売り込んでいこうと考えているので
こういう幅いアプローチを大切にしていきたいと思いました。
2014.12.22
2mのカウンターを納品しました。
とにかく長いかった。
製作工程自体はオーソドックスですが
長くなるだけで、手間がかかるのは予想以上でした。
保管場所の確保も一苦労。
しかしながら、依頼主から想像以上の出来との
言葉をいただいて、すべての苦労は吹き飛びました。
手間のかかる作業は、とてもエネルギーを要します。
特に、初めてのトライ品は、倍くらい頭を使うので、とっかかりまで時間がかかる
ことがあります。
その分、勉強になるのですが、やってる最中は、いろんな葛藤がりあります。
この繰り返しです。ずっと。
構想がうまくいく時も、うまくいかない時もありますが
淡々とやることが必要ですね。
一喜一憂してたら、作業がとまってしまって、かないません。
ただ、納品を終えて、家路に帰るときくらいは鼻歌でも歌って
気分にひたります。じっとりと。
その少しの時間が最高にいいです。
2014.12.16
膝の痛みがようやく癒えました。
10kmのマラソンに参加したのですが
ほとんど練習をせずに、走ったので、膝がもちませんでした。
ラスト5kmで体力に余裕を残していたので
スパートをかけるつもりでしたが
同時に急に膝に痛みが走るようになり
スピードを上げることができず、痛みをこらえながら
なんとかゴールにたどりつきました。
まったく息はあがっていないので
特に苦しくもありません。膝だけが痛かった。
という、なんとも、消化不良なマラソンとなってしまいました。
練習不足が原因です。典型的な膝を痛めるパターン。
これを毎回続けていると、必ず膝を痛めます。
じゃ、なんで練習をしなかったかというと
寒さに負けていたからです。
おそらく、一緒に走っていた何千人のランナーの中には
二通りの人間しかいません。練習した人と練習をしなかった人。
皆、条件は同じはずで、寒さの中を練習をした人は、きっと充実感があったと思います。
寒さに負けて練習しなかった人は、走りながら思っていたに違いありません。
もっと練習しとけばよかった....。
また、来年、走ろうと思います。
2014.12.11
先日ブログに書いていた、女性向けの商品企画は
成功して、お店においてもらえることになりました。
とても嬉しい気分になったので
自分へのご褒美に、特大チャーシューで有名な中華そばを食べに行きました。
ここのお店は、行列ができる有名店です。
かなりのインパクトがある超特大のチャーシューが2つも入っています。
食べきれない人が続出です。が、ちゃんと食べ残したチャーシューは
用意されている持ち帰り用の袋に入れてもって帰れます。
味は、賛否両論ありますが、僕は好き派です。
とにかく、無性に食べたくなる類のモノなのです。
高校時代から食べているので、かなり長い間、飽きることなく
食べ続けています。
最近気づいたことですが、この中華そばの一番優れている点は
腹持ちが半端なくよい。ということです。
昼食を普通にとった場合、だいたい夕方くらいにお腹がすいて
夜ご飯が食べたくなるのですが
ここの中華そばを食べたあとは、夜になってもお腹がへらないのです。
へたをしたら、夜ご飯を食べなくても大丈夫くらいです。
こんな中華そばはないと思います。
それだけヘヴィーなボリュームなので
食べたあと、お店を出てからいつも思うのは、もう半年くらいは、食べなくてもいいわ。
って感じなのですが
なぜか、1ヶ月くらいすると、無性に食べたくなるから凄いのです。
バランスでは、いわゆる昨今の流行りのラーメンには勝てる要素はありませんが
インパクトは、突き抜けています。
細かい欠点をすべて打ち消す長所を一つもっているってことは、本当に凄いと感じます。
2014.12.07
一足早く、作業場を大掃除。
レイアウトもしやすいように変えて、いらなくなったモノをじゃんじゃん捨てた。
1年ぶりに、木材置き場や、もろもろ置き場を、すべて移動させて
掃除したおかげでずいぶんすっきりすることができた。
作業机が狭いと感じていたので、DIYで作業机を延長させた。
これがなんとも効果的で、広々とした空間が手に入った。
作業スペースとはとても重要で、狭苦しいところでの作業は
効率が非常に悪くなる。モノをぶつけたりもするし、小さな部品がすぐなくなる。
また、メインの作業机に置いていたちょいモノ入れ箱を、移動させたので
さらに広く感じるようになった。
工具をぶらさげるために、釘を打てるところにうって、平置きしていた工具が
壁にぶら下がり、使いやすくなった。スペースもとらなくて済む。
ハキ掃除がしやすいように、障害物となりそうなものを排除した。
1日を要した作業だったが、これで気持ちも引き締まり
作業場を見た瞬間の印象もかなり違うので、きっと集中しやすくなると思った。
もっと前にやれたはずなのに、今までやらなかったのは
いろいろ理由をつけて、めんどうなことを後回しにしていたからに他ならない。
NHKで軍師官兵衛をみていて、黒田官兵衛に興味をもったので
ウィキペディアでいろいろ調べてみた。
知略に優れた武将であったようで、武訓を汚すことなく生涯をまっとうできた
珍しい人だと思った。
すべてにおいて準備を怠らなかったからこそ、計略は成功するのであって
偶然などはなかったであろう。
まずは、綺麗な作業場を整えることから、これからを始めてみようと
思った今日でした。。
2014.11.27
ひょんなきっかけから
女性向けの商品を作ることになりました。
何を作るかは自由ですが、相手方に満足してもらう商品を作れない場合は
この話はなくなってしまいます。
商品企画ですね。実に。
自分の得意としているラインとは別に、ある目的に沿ったものを作ることは
本当の意味での想像力が試される感じがします。
昔、ゴッホ展にゴッホの絵を見に行ったことがありますが
ゴッホのデッサンの上手さに、とてもビックリしました。
普通に描いてれば、死ぬまでに絵が一枚も売れないことなかったんじゃないの?!
と思うくらいに、デッサンが当たり前にうまかったです。
偏見ですね。いわゆるゴッホの絵を描くのがゴッホだと思っていましたが
デッサンのような基本が当たり前にできていたんです。
ギタリストで言うと、ジェフベックという天才ギタリスがいますが
その方も、なかなか普通の音を出さない人で、同じ曲をいろんなギタリストとカバーしたのを
聴き比べても、一人だけ、いびつな音を出しています。
ですが、普通にブルースを弾いている音源を聴くと
ゴッホと同じように、めちゃめちゃ上手いのです。
というわけで、自分のタッチでなくても
いいものが作れるかトライしてみます。
2014.11.25
革ポケットの依頼品の製作を開始しました。
普段は、木を扱っていますが
革も扱います。
革を学びはじめたのは、木のかばんの取っ手を革で作り始めたのがきっかけでした。
初期の木のかばんは、真鍮の取っ手がほとんどでした。
とても格好は良いので、オブジェ雑貨としてはいい感じでしたが
実際に持って歩くと、取っ手を持つ指が痛くなってくるのです。
で、これは実用性のあるかばんの場合には、いかん。と思い革の取っ手に変更しました。
当初は、革の取っ手を購入していました。
格好が気に入っていましたが、なぜか、その取っ手は取っ手部分だけの販売で
取っ手とかばんをつなげる、土台?といえばいいですか、いわいる、その部分がありませんでした。
なので、作るしかなかったので
手縫いの革の教則本を買って、読んで、革と糸と道具を購入して
作ってみました。
なんとかできたので、良かったのですが
取っ手本体も作れたらいいのに。と思うようになりました。
購入している取っ手は安くはなかったので
これが作れたら製作コストを抑えることができると思いました。
それが、革と出会った始まりでした。
革でもかばんが作れるようになりたいと思います。
まだまだ、修練を続けることになります。
革も木も僕は好きです。
2014.11.22
BARカウンターの製作依頼品を材料加工しました。
2m近くの長さなので、狭いnandai工房は、いっぱいいっぱいで作業となります。
このかカウンターはコスト事情から
一枚ものの木では作りません。
2枚をつなぎ合わせて、作るので、つなぐ為に、加工を施して接着をします。
沢山木を削るので、木屑が沢山でます。
このカウンターを仕上げたら、次の依頼品を製作します。
もし、作業場が広ければ、同時進行もできるのに
と思うと、仕事環境を整えることも重要な仕事であることも
痛感します。
物事は一つの側面だけでは、回っては
いかないことを学びます。
2014.11.19
既にニスを塗ってほぼ完成にまでこぎつけた
収納棚の塗装を剥がしました。
お客さんの希望で白色の塗装をしたのですが
外観部分の目立つところが、塗装ダレしていました。
乾くまで気づかず、ニスも塗り終わったあとに気づいたのです。
初めてニス塗った後に塗装を剥がして塗り直しました。
かなりの手間です。
それに、既に完成した気分だったので
マイナスの修正作業は、モチベーションを上げるのがむつかしいです。
そのままでも、ひょっとしたら気づかないかもしれないから
このままいこうかな。。とも思いました。
でも。ですね。
はっきり僕には見えているので
やっぱり、見過ごせませんでした。
きっと職人と呼ばれる方々は、迷いなく修正するのだと思いました。
そう思うと、妥協している余裕はないです。
いつか、もっと腕を上げて、職人の仕事と言われるようになりたいので
トライ アンド エラーで頑張ります!!
2014.11.16
昨日は、久しぶりにライブでギターを弾きました。
カフェでの演奏でした。そんなに大きなスペースではないので
お客さんとの距離が近くて、おしゃべりをしながら演奏しました。
ギターインストのオリジナル曲を4曲演奏する予定だったのですが
MCの途中で、お客さんから歌のリクエストがあり
歌うことになり、即興で3コードのロックンロールを歌いました。
なぜか、かなり受けが良くて、立ち上がって踊りだすお客さんも
いて、ロックンロールは凄い音楽だとあらためて実感しました。
アンコールで最後にまた、やりました。Long tall sally.
終わってみれば、演目の4曲よりも一番ライブで受けていたのは
リクエストのあった、演る予定でもなかった歌入りのロックンロールでした。
これは、つまり目の前でオーダーを受けて、目の前でそれを実演したことになります。
木工でも、オーダーを受けて製作することがあるのですが
やはり、完成品を引き渡すときは、予想以上に喜ばれることがあります。
お客さん自身の描いた思い通りのモノを手に入れることがオーダーの醍醐味だとすると
やはり、こちらが用意して提供する商品よりも、きっと思い入れが既に詰まっているのでしょうね。
自分の作り出した商品が売れるのももちろん嬉しいのですが
お客さんのオーダーを実現できるのは、共同作業のようなところがあり
また格別の達成感があります。
そして製作者として、それを手にとって喜んでもらえている姿を見るのは
いろんな製作過程の苦労が報われる特別な瞬間になります。まさに、醍醐味ですね。
2014.11.13
ギターを弾いています。
高校時代のギターヒーローは、ランディーローズとザックワイルド。
ともにオジーのギタリストです。
最近は、ジョンフルシアンテいいですね。音楽的な響きが。
ブルースギタリストでは、スティーヴィーレイボーンが好きです。
ということは、ジミヘンも。あと、ジョニーウインター。
メタル系では、メタリカのカークハメットははずせません。
パンテラのダレルも好きです。
日本人だと、大村憲司さんを最近知って、好きになりました。
セッションする番組がyoutubeにあって何度もみました。
シンディーローパーのカバーのプレイが好きです。
でも、近藤房之助と弾いてるブルースが最高でした。
音響系では、radioheadのグリーンウッドさん好きです。アヴァンギャルドで。
イギリスのギタリストは個性的な人が多いですね。
Queenのブライアンメイ、スパイダースフロムマーズのミックロンソン。
こんな風に弾けたらいいのになぁと思うのは
ゲイリームーア。
ブルーハーツのマーシーが黄色いレスポールスペシャルを抱えている
姿はとても好きです。
きりがないので、このへんにしときます。
ギターは好きですね。
2014.11.12
どうして木でカバンを作り始めたかをお話しますと
木工教室に通って、いろんなものをつくっていた頃に
ふと、思いついたのがきっかけです。
かばんを当時もっていなかったので、自分用に木で作りました。
かなりの満足感がありました。アンティークらしさもあり、存在感もあって
完成したときは、そんな感じだったのを覚えています。
最近、実家の自分の荷物を整理していたときに、油絵を書くときの画材入れケースを
何年かぶりに発見しました。まさに、それは木できたかばんでした。
思い出しました。これがルーツです。
当時バンドでギターを弾いていた時です。東京の下北沢でライブをした帰りに
下北沢をブラブラしていたら、画材屋さんをみつけたので
メンバーと一緒に、おもむろに店内に入り適当にしていました。
その時に、木のかばんに絵の具セットがはいっているのをみつけて
衝動的に気に入って、油絵なんて描いたことないのに、また、描くつもりもなくて
その木のかばんが気に入って買ったのを思い出しました。
そういう風にものを買ったのは、このときだけかもしれません。
まるで、目も悪くないのに、メガネを買うようなものでした。
木でかばんをつくっていると
実用性をよく問われます。
立つ瀬がないくらい、実用性にかけています。
革の方が断然、使えます。
しかしながら、そういうことではないのです。
これでいいのだ。つまり、これを見た瞬間に欲しくなったら
きっとそれは、いい出会いなのです。
自分で言うのもなんですが、そう思っているから
迷いがないのだと思います。
ただ、実用的にはしていきたいです!!