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中臺 亮介(なかだい りょうすけ)横浜国立大学 大学院環境情報研究院 講師

地球には様々な色、形、大きさの多種多様な生物が存在しています。
現在私たちが目にしているこのような生物多様性がどのように作り出され、維持されていくのかということに私は関心を持ち研究を行っています。また、生物多様性を人間社会がどのように認識し、自然と相互作用を持つかにも研究の関心を広げています。

生物多様性に関連した研究領域は広範にわたるため、野外でのフィールドワーク、生物多様性評価のための分子生態学的手法の開発、新規の生物多様性の定量手法や指標の開発、生物多様性ビッグデータの解析など、幅広いアプローチから生物多様性の謎に迫っています。

また、最近では生物多様性のアプローチを、文化多様性に応用し、文化多様性のパターンや駆動プロセスを明らかにする研究も実施しています。

今後も、地球上に存在する全ての生物種を対象として、生物多様性・生態系の機能の駆動要因、人間社会への生態系サービスなどを理解するためにより広い視点から研究を続けていきたいと考えています。

調査風景@椎葉

 カエデ属植物上で多様化するハマキホソガ属蛾類

個体性を考慮したβ多様性 (individual-based beta-diversity)