2014年広島豪雨に関する予測検討会
*情報提供していただける方は6月5日(金)17:00までに情報をお送りください
*詳細情報は別途メールにてお送りいたします。
メソ気象セミナーとは別に6月6日午前に2014年広島豪雨に関する予測検討会を行う予定です。
こちらの企画は参加型となっております。
2014年広島豪雨に関して、参加される方に
・気象モデル
・計算領域
・初期値,境界値
・データ同化
など,手法を問わず予測していただきます。
そしてそれぞれの手法で得られた予測結果を比較することにより、何が予測に対して重要であったかを検討します。
予測には参加されず当日のみの参加も可能ですが,気象モデルの実行環境をお持ちの方は予測へのご参加もお願いいたします。
予測規則と評価手法
・気象モデル(物理モデル)を使用
・計算領域,計算開始時刻,積分時間,格子解像度は自由
・初期値・境界値の種類は原則自由(MANALなどの解析値も可)ですが、以下に従って下さい。
・初期値は2014年8月20日00JST以前を使用
・境界値は2014年8月20日00JST以後も解析値を利用することを許容します
・厳密には境界値に解析値を用いることは予測実験とはならないが、今回は許容します
・特別な観測データなどを用いたデータ同化も利用可(ただし2014年8月20日00JST以前の観測に限ります)
・評価は解析雨量の2014年8月19日12JST~2014年8月20日12JSTの24時間積算雨量と気象モデルによる予測の全積分時間での積算雨量を比較することで行います
・以下の情報を提出してください
・使用した気象モデルとその物理過程設定
・計算領域,計算開始時刻,積分時間,格子解像度
・初期値・境界値の種類
・データ同化の有無と使用した観測データ
・全積分時間での積算雨量の2次元描画
・リファレンスとなる解析雨量の前24時間積算降水量の画像は以下です.
提出するモデルによる積算雨量の2次元描画の領域と色調は,上記の画像に合わせてください.
(南西端:33.8N,131.5E,北東端:35.2N,133.3Eです. 計算領域がこれより小さい場合も,このサイズに合わせてください.
地図投影法は問いません)
・ベストの結果だけでなく,試行したものの失敗した結果もすべて提出してください
・可能であれば,検討会当日に実験の詳細や結果に関する様々な物理量についてご紹介ください(時系列の図など簡単なものでも結構です)
・企業などの方で設定などを明かしたくない方は調整いたしますのでお申し出ください
・予測成績優秀者には記念品を贈呈いたします
・以下に参考として、解析雨量の前1時間積算降水量の時系列を図示します。