★校長メッセージ1
今年は、暖かい日が長かったせいでしょうか、「寒くなってきたな」と思った頃には、もう12月になってしまっている――そんな感覚で日々が過ぎていきました。
さて、いよいよ今週の土曜日は、学芸会を迎えます。これまで一生懸命に練習に励んできた生徒の皆さんの姿を見ていると、その努力の積み重ねが本番の舞台で大きく花開くことを、私も心から楽しみにしています。学芸会は、舞台の上に立つ子どもたちだけでなく、支えてくださるご家庭、台本を用意、指導しそれを演じる生徒の様子を見守る先生方、そのお手伝いをしていただいたTAの皆さん、役員会イベント係を中心とした学芸会ボランティアの皆さん、そして会場に集まる皆さんが一緒になってつくりあげる大切な行事です。当日は、子どもたちが練習の成果を存分に発揮し、自信に満ちた表情で舞台を終えられるよう、温かい拍手と励ましの気持ちで迎えていただければ幸いです。
★校長メッセージ2
2025年度も、xx会長、イベント係を中心に、役員会の、保護者ボランティアの、教師会の、TA の皆様の、それぞれの保護者の、すべての皆様のご理解、努力、ご協力により、素晴らしい形で学芸会を迎え、そして無事終わりを迎えることができました。特にイベント係四人には深い感謝の念でいっぱいです。本当にありがとうございました。
無事に、そして大成功のうちに終えることができたこの一日のために、ひと月もふた月も前から多くの皆様のご協力をいただきました。生徒たちから、教師会から、役員会から、そして保護者まで、学校全体が一つになって物事に取り組むという空気、雰囲気はとても素晴らしいものだと改めて感動いたしました。そして、特にこの学芸会のためにボランティアでお手伝いをしていただいた方々、閉会の挨拶でも触れさせていただきましたが、改めて感謝の意をお伝えしたいと思います。ありがとうございました。また、生徒たちも劇以外でいろいろお手伝いをしてくれました。この日は、六年生は「はじめのことば」と「おわりのことば」をしっかりと言ってくれました。中学三年生の皆さんは、司会や劇紹介をしっかりこなし、最高学年としての姿を見せてくれました。こうやって皆さんのご協力のもと、素晴らしい一日を終えることができました。
学芸会を振り返ってみましょう。年中組さんは、前半・後半と違うクラスが一緒になってオペレッタを披露しました。曲やせりふに合わせて、しっかりとかわいく表現できました。可愛かったですね。年長組さんは、ぞう組さんとライオン組さんがそれぞれに分かれて、でも力を合わせて一つの劇を作り上げてくれました。一年生は、最初から最後までいいテンポで、しっかりとセリフが言え、かわいく歌やダンスもできました。TA の皆さんも勢ぞろいで、すごく盛り上がっていましたね。校長先生も出ていたような気がしましたが、あのように意地悪ではないので気のせいでしょうね。二年生は、一組二組一緒になって、「ぽけっとや」「幸福のおみくじや」「おやおやや」など不思議なお店屋さんを面白く演じてくれました。三年生は、よくあるオオカミと七匹の話に一匹増えただけでなく、話もより面白くなり、オオカミ役はずる賢く、そして怖く演じてくれ、親子のやぎさんは頭よく、優しく演じてくれました。歌でオオカミを見破るところが好きでした。四年生は、「お節料理ンピック」を通じて、おせち料理の一品一品を丁寧に、面白く、かわいく説明してくれました。勉強になりましたし、よくできたお話でしたね。五年生は、おなじみの寿限無をしっかりと演じてくれました。あの長い長い名前をよどみなく言い続ける姿には感動しましたし、自分だったら絶対無理だなと思っていました。観客の皆さんが息をひそめて長い長い名前に聞き入っている様子も印象的でした。六年生は、「セロ弾きのゴーシュ」で、動物たちのアドバイスを受け止めながら成長し、最後は立派なセロ弾きになりましたね。落ち着いたセリフの言い回しと雰囲気のある演技が、“さすが六年生”と思わせてくれました。中学生になると、皆さん一気に背が高くなり、演技力や台詞の言い回しが格段に上達し、小学生の生徒たちが羨望の眼差しで劇を見つめていたのが印象的でした。去年二人で演じた中学一年生も、今年はたくさんの中学二年生と一緒に、華やかな「不思議の国のアリス」の劇を作り上げてくれました。世界観とコスチュームがよく合っていて、鮮やかで楽しい劇でした。大トリを務めてくれた中学三年生は、セリフも演技も落ち着いており、コミカルな場面展開がとても魅力的でした。人口問題と AI を組み合わせたストーリーもよく工夫され、見応えがありました。江戸時代に行ってしまってどうなるのでしょうか。来年の学芸会までに戻ってこられるでしょうか?中3の皆さんは、MC も立派に務めてくれました。ご苦労様でした。
また、今年は特別に、北の太鼓の皆様の演奏を間近で観覧する機会に恵まれました。xx会長が所属されているご縁で実現したこの貴重な演奏は、日本の太鼓の力強さと美しさを存分に感じさせてくれるものでした。音の迫力のみならず、身体全体で表現する演奏は、まさにアスリートのようで、ただただ圧倒され、深く感動いたしました。素晴らしい演奏をありがとうございました。
さて、今年の学芸会を通して、子どもたちが見せてくれた成長は、本当に大きなものでした。どの学年の劇にも、日々の学習で培った力や、練習を積み重ねてきた成果がしっかりと表れていました。緊張しながらも自信を持って舞台に立つ姿、演じ終わって満面の笑顔で戻ってくる姿を間近に見ながら、子どもたちは本当に一歩一歩成長しているのだと、胸が熱くなる思いでした。この経験は、これから続く補習校での学びに、必ず大きな力を与えてくれることと思います。これからどのクラスにも不思議なほどの一体感が生まれ、それぞれの生徒たちの落ち着きや集中力にも大きな変化が見られました。学芸会という一つの大きな行事が、子どもたちに自信をもたらし、仲間とのつながりを深め、学校全体に温かなエネルギーを与えてくれたのだと感じています。コロナによる自粛の2年を除き、1977年のエドモントン補習校設立以来、大切に受け継がれてきた学芸会の伝統。その価値は、子どもたちが得る“経験と自信”が次の学びへと確かな力となってつながっていくことにあります。残り三分の一となった 2025年度の補習校生活も、教師一同、子どもたちの可能性を広げる学習活動をさらに充実させていきたいと思っています。保護者の皆様には、今後とも温かいご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。