研究内容

イオン伝導性酸化物メカニクス イオニクス

本研究室では、全固体リチウムイオン電池や固体酸化物型燃料電池などの次世代イオニクスデバイスに用いられるイオン伝導性セラミクスに関する研究を行っています。特に、イオン伝導性セラミクスの力学的な挙動とイオンの動き,およびそれらの干渉に着目し、固体力学と固体イオニクスの融合研究を進めています。そのほか、工学分野で用いられる様々な材料や構造の変形・破壊に関する問題も扱っています。特に近年は、金属とセラミクスの中間的な性質を有する新規MAX相に関する研究に従事しています。


強弾性挙動

イオン伝導性セラミクスが発現する「強弾性」という特異な力学的挙動について研究を行っています。

メカニクス × イオニクス

イオン伝導性セラミクスにおける、機械的ー電気的ー化学的効果の連成問題の解明に取り組んでいます。

力学特性と破壊機構

イオン伝導性セラミクスの基本的な力学特性の評価や破壊機構の解明に取り組んでいます。

新規MAX相

イオン伝導性セラミクスの他、新規耐熱材料MAX相の被膜形成と力学特性に関する研究を行っています。