「応急仮設住宅における経済・社会的問題」をテーマとするアンケート調査を、2013年9月、いわき市内15カ所の応急仮設にて行いました。
この調査の目的は、
アンケートデータを用いて、より客観的に被災地の現状を伝えること、
現在被災地で発生している問題や、次に起こりうる災害に対して提言を行うこと、
です。
この調査ではアンケートデータの統計分析、応急仮設住宅での聞き取り調査に基づいて、以下の課題に取り組みました。
1.経済的自立の現状、自立のスピードに個人差が生じる原因
2.応急仮設で発生している孤立の実態、およびそれに対する取り組みの効果
3.長期避難生活による幸福感への影響、および被災者・避難者が不幸と感じる主な要因
4.双葉郡への帰還意思と、帰還するために必要と感じている条件
5.被災者・避難者が自治体やNPOに対して感じていること
この調査結果は、以下の方々にご報告いたしました。
詳細な分析結果は以下の報告書からご覧いただけます。
調査報告資料 概要 表紙 全文一括DL(概要除く)
第1章 アンケート調査の概要
第2章 被災者の経済的自立を阻む要因
(詳細な分析結果は、東京大学日本経済国際共同研究センターのディスカッションペーパーに掲載されています。)
第4章 長期避難生活による幸福感への影響
第5章 双葉郡への帰還における課題
*2014年4月現在での分析結果であり、加筆修正される可能性があります。
アンケート調査プロジェクトメンバー
調査責任者
庄司匡宏
文責
庄司匡宏 赤池孝行
アンケート調査員
浅野将大 伊倉慎之介 池田裕亮 石幡光也
植村裕容 小原清也 鈴木健午 田谷昴大
手塚竜也 原田一輝 船見光 松井一樹
三義康史 矢崎貴大
データ入力員
新井果歩 小嶋裕介 小林花織 田代映未
高橋成美 萩原詩織 蓮見彩加 増田美佳子
山本里瞳美