第3回沖縄民俗学会&日本文化人類学会(九州・沖縄地区研究懇談会)合同研究会

投稿日: 2016/11/15 14:21:14

下記の内容で、沖縄民俗学会と日本文化人類学会(九州・沖縄地区研究懇談会)の主催による合同研究会を開催いたします。今回で3回目となる研究会です。ふるってご参加ください。なお、研究会終了後懇親会が開催される予定です。

開催月日:2016年11月26日(土)

開催時刻:午後4時〜(発表時間は各40分)

開催場所:沖縄県立芸術大学(首里当蔵キャンパス)・一般教育棟教養302教室・沖縄県那覇市首里当蔵町1−4 URL: http://www.okigei.ac.jp/access/

研究発表1:<南>へ向かった研究者たち〜パラオ熱帯生物研究所 とそれを取り巻く人々〜

発表者:坂野徹(日本大学・経済学部)

内 容:いま進めているパラオ熱帯生物研究所(1934ー1943) 関係のことです。

ただし、人類学関係の会ですので、土方久功や今西錦司など、パラオ研と関係のある人類学関係者、さらに沖縄と関係する話も含めたいと思います。

研究発表2:沖縄からアジアへ〜沖縄韓国民衆連帯運動の30年 と場所意識〜

発表者:高橋進之介(熊本大学大学院先導機構・政策創造研究教育 センター)

内 容:1997年、とあるキッカケから始まったグループである「 沖縄韓国民衆連帯(沖韓民衆連帯)」。反基地運動の周縁に位置しながら、 運動内部にトランスナショナルな連帯運動というダイナミズムを生 み出していく。本発表では、 このグループのはじまり

を86年まで遡り以降30年間の歴史をオーラルヒストリー、文献等を参照しながら論じていく。

本発表では沖韓民衆連帯の活動やライフヒストリーを通じ以下3点に触れる。

1点目は沖縄反基地運動を歴史化することの難しさという問題。2点目は場所意識(place consciousness)の変化。3点目がアジアにおける沖縄である。

問合せ先:

慶田勝彦

住所:〒860-8555 熊本大学文学部 電話096-342-2469