(介護の現場などで皆さんから聞いた役に立ちそうなお話をお伝えしたいと思います。)
○温かいおしぼりと受け継がれる保温ジャー
平成20年12月1日(月)
(あたたかいお絞りを簡単に作る方法は専用の器械もあるし電子レンジで作る方法もあります。お湯に浸し絞って作る方法もありますが、いつでもふんだんに使える状態にしておくには保温ジャーはよさそうです。)
○胃ろうの時間短縮
平成20年11月22日(土)
おじいちゃんを介護されているおばあちゃんの工夫です。左の写真のように保温ジャーの中には水にぬらし絞ったタオルが入っています。バスタオルも絞って入れてあります。ジャーの中に入れておくとほっかほかのおしぼりがいつでも使えるようになります。おばあちゃんはおむつ交換のときなどに使われています。
実はこのジャーはヘルパーさんからいただいたものだそうです。ヘルパーさんはご自分の両親を介護されたそうです。その時、看護師をされている妹さんから聞いたそうです。ご両親の介護を終えられおばあちゃんの手元にやってきました。おばあちゃんはいずれだれか必要な人に譲りたいそうです。
その時、逆流防止のためにとろみをつけたりして注入することがあります。この時注入時間が2時間になっていたということです。この2時間は目をはなすことができず大変だったとのことです。
今回体調をくずされ病院に入院された際、胃ろうが15分で終わり大変びっくりしたとのことでした。その方法は半固形タイプの栄養食を加圧して注入する方法でした。(左の写真参照)。自宅に戻られてからも時間が足りないとき15分で出来る方法でやって大変たすかっているとのことです。当然患者さんも時間が短縮されると体力的にたすかります。下痢や逆流の問題も半固形ということでうまくいったそうです。
お姑さんを熱心に自宅介護されているAさんから聞いたお話です。
在宅介護では胃ろうで栄養を摂取されてる場合も多々あります。その場合、大体下痢の防止のため40分から1時間30分程度かけてゆっくりラコールなどを注入されています。しかし患者さんが胃の内容物を逆流されたりする場合があります。
これまで2時間かかったのが15分なので8分の1の時間ですむようになりました。画期的なことです。
残念ながらまだ補助がきかないそうです。
(詳しくはテルモのHPをご覧ください。http://www.terumo.co.jp/terumeal/)
高松平和病院の事例http://www.kagawa.coop/closeup/nst-news/no_05.html)