フィンランドの夏祭り

2011年（第10回）

第10回フィンランド夏至祭が2011年６月４日、好天に恵まれ小海町松原湖長湖畔で開催されました。主催は、フィンランド夏至祭実行委員会で、実行委員長を当協会理事長の小池が務め、当協会は協力しました。

小海町とフィンランドの文化交流を目的に、夏至祭をとおして、自然と人・自然と自然・人と人の結びつきを大切にし、自然を知り、学び、感じ、楽しみ、限られた資源、限られた生命の循環を考え、未来の創造につなげようと、今年のテーマは「森とひかり」でした。また、節電に配慮した廃油キャンドルの設置や、環境に配慮したリユース食器の使用などが試みられました。

午前８時30分から準備に入り、午後1時からキャンドル制作体験、4時からヤルヴィホールで高橋翠氏のカンテレ演奏会、5時オープニング、5時30分から小海・臼田・野沢北高校吹奏部の演奏、各コーラスグループ、雲海太鼓、ロックバンド、特別参加のフィンランドの有名歌手マッティ・エスコさんの歌、7時コッコ点火、7時40分湖上コッコ点火、打ち上げ花火など盛りだくさんのプログラムでした。

また、会場内には、フィンランドよりお借りしたアーミーテントを使ったチャリティーイベント「フィンランド・テントシアター」が開設され、フィンランドの児童向けアニメーションシリーズ「キリンの動物物語第18話９月のうさぎ」等が上映されました。

夏至祭終了後はフィンランド・ヴィレッジにて、更なる交流会が催され、移動式サウナも登場、早くも来年の開催に向けて、盛り上がりました。

第10回ということもあり、フィンランドの皆さんも30名近く参加し、合計300名を超える参加者で賑わい、地元の皆さんの出店、フィンランドの皆さんの料理などすべて完売となり盛況でした。

東日本大震災に対する追悼と復興の願いを込めてコッコやキャンドルに点火しました。当日、当協会へ10名近い皆さんに入会していただきました。