システム生物学的手法で生命現象の解明、診断・創薬に貢献する研究に興味を持っています。これまでに、転写因子NF-κBに関わるシグナル伝達システムの数理モデル解析(Shinohara 2014, Inoue 2016)、生体分子間の関係を俯瞰的に解析するネットワーク解析、解析技術の利便性を向上させる情報システム開発などの研究を行ってきました。生物・医学実験研究者との共同研究の実績があり、現在も多様な研究を進めています。今後は、オミクス解析のようなトップダウンアプローチと、数理モデル解析のようなボトムアップアプローチの統合解析を進めて、生命システムの理解を深めていきたいと思います。

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