『絆』プロジェクト北九州
東日本大震災被災者受け入れのための
『絆』プロジェクト北九州会議
以下の趣旨にて2011年4月に立ち上げた当会議は
2013年3月末日を以て解散しました。
北九州市に避難されている方への支援は
行政・社会福祉協議会・NPO法人抱樸(旧:北九州ホームレス支援機構)また「地域」の皆さんが
それぞれの通常の働きの中で行っていきます。
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平成23年3月11日に発生した大地震とその後の津波、また原子力発電所をめぐる事態によって、日本は今、大きな危機を迎えています。
このような未曾有の事態に対して北九州市民として何ができるかを検討いたしました結果、市と民間が協働して被災者支援にあたる「『絆』プロジェクト北九州」を始動させました。
物や家も大切ですが、「人」を支えるのは、最終的に「人」です。
思いがけず苦難の中におかれた人々に「私たち北九州市民はみなさんと共に生きます」というメッセージを強く発したいと思います。
被災者を孤立させてはいけません。
北九州市民が一丸となって被災されたみなさんを支え、共に「新しい生活」を築いて行けたらと願います。
さらに、このプロジェクトは、緊急事態への対応に留まらず、新しい地域社会、人と人との絆を創造し、これからの北九州市の在り方を提示するものであるとも確信しています。
被災者の皆さんにとって「第二のふるさと」となりたい。
その願いから、このプロジェクト会議では、以下のコンセプトを元に支援事業を行います。
「第二のふるさと」は、人のぬくもりを感じる「一時的な生活の場所」 あるいは「新たな出発の場所」
単独では困難なことも、官民協働の仕組みで実行できる
「仮の宿」ではなく、「我が家」を実現する
地域=『絆』で引き受ける
伴走型支援者がボランティアとプロフェッショナルのネットワークで支える
受け入れから生活支援までワンパッケージ型支援
自殺・孤独死防止→メンタルケア
生活再建支援→データベース、ケアプラン、パーソナルサポートパーソン
市民が支える(寄付による運営)
『絆』プロジェクトは新しい北九州を創る=まちづくり