イベルメクチン12mg48錠(イベルメクトール)は、寄生虫駆除薬として日本で承認されているストロメクトール錠3mgと同等の有効成分を含む医薬品です。
有効成分イベルメクチンは、無脊椎動物の神経・筋細胞に作用することで疥癬の原因となるヒゼンダニや線虫を麻痺させ、駆虫作用を示すと考えられています。
また現段階では適応外ですが、新型コロナウイルス治療薬の候補として期待されています。ただし、重篤な副作用リスクもあるため、新型コロナウイルス感染症の治療・予防目的で服用を希望する方は、必ず医師に相談の上で検討してください。
イベルメクチン12mg10錠(イベコップ-12)とは有効成分としてイベルメクチン12mgを含有する、糞線虫症や疥癬の治療に用いる駆虫薬です。犬のフィラリア症予防にも用いられます。
また、近年では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防・治療効果があるとして世界的に注目されています。
当商品は、日本でも処方せん医薬品として承認されている駆虫薬「ストロメクトール錠」の海外ジェネリック医薬品です。
ストロメクトール錠におけるイベルメクチンの含有量は3mgですが、当商品はその4倍の12mgを含有する高用量タイプです。
糞線虫症は、糞線虫という暑い地域に分布する寄生虫による感染症です。皮膚から体内に侵入して小腸に寄生します。
主な症状は腹痛、便秘、下痢、肺症状、発疹などです。
疥癬は、疥癬虫(ヒゼンダニ)が皮膚に寄生することによる皮膚感染症です。主な症状は赤いボツボツや強いかゆみです。
有効成分のイベルメクチンは、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智先生がによって開発された駆虫薬です。
イベルメクチン12mg40錠(イブレア)は日本では寄生虫を殺す薬として承認・販売されているストロメクトール錠3mgのジェネリック医薬品です。
服用することで体内に蔓延っている寄生虫に対して作用し、寄生虫を麻痺させることで駆除します。通常は糞線虫症や疥癬の治療に用いますが最近では新型コロナの治療・予防薬としても利用できるのではないかと注目を集めています。
イベルメクチン12mg40錠は有効成分として1錠中に先発品のストロメクトール錠3mgよりも4倍も多い12mgものイベルメクチンを配合しています。
イベルメクチンは北里研究所北里大学特別栄誉教授である大村智博士によって静岡県の土壌から単離・誘導された日本産の半合成経口駆虫薬です。服用することでイベルメクチンは寄生虫などの無脊椎動物の神経・筋細胞におけるシグナル伝達物質である塩化物イオン(Clー)の通り道であるClチャネルに結合し、それによって神経又は筋細胞の過分極が発生して寄生虫が麻痺をおこし死に至るとされています。
イベルメクチン12mg100錠は、有効成分としてイベルメクチン12mgを含有する駆虫薬です。
通常、寄生虫感染症である糞線虫症や疥癬の治療に用いられます。また、動物病院で犬のフィラリア症予防にも用いられることも多くあります。
日本でも処方せん医薬品として認可されているストロメクトールと同成分の薬剤ですが、ストロメクトールのイベルメクチン含有量が3mgであるのに対し、本剤は12mgという高用量です。
有効成分のイベルメクチンは、寄生虫の神経細胞・筋細胞中にあるグルタミン酸作動性Clチャネルに選択的に結合し、細胞膜の透過性を高め、細胞の過分極により麻痺を引き起こして駆除すると考えられています。