《2025年度日本近代文学会九州支部秋季大会のお知らせ》
一日目(11月8日)のシンポジウムは日本近代文学会九州支部の会員・会友以外の方にも公開する形で開催したします。
参加をご希望の方は、下の【注意】をご確認の上、【参加申込フォーム】にご入力ください。
(シンポジウム以外の研究発表への参加も歓迎いたします)
日時 11月8日(土)13:00より 9日(日)10:00より
会場 宮崎公立大学 凌雲会館2階共同研究室(〒880-8520 宮崎県宮崎市船塚1丁目1番地2)
※ただしZoomを使ったハイブリッド形式で開催
プログラム【11月8日(土)】
13:00 開会の辞/宮崎公立大学 楠田 剛士 氏
研究発表
13:10 明治期地方紙『宮崎新報』における和歌の掲載―文苑欄の成立過程と詠歌表現に着目して―/宮崎産業経営大学 堀下 翔 氏
13:55 漢学者と地方教員―国木田独歩「富岡先生」における漢学塾と文体/福岡大学非常勤講師 安河内 敬太 氏
14:40 休憩(20分)
シンポジウム
土呂久鉱山における公害と文学表現―記録文学、短詩型表現を例にして―
15:00 趣旨説明/宮崎公立大学 楠田 剛士 氏
15:20 講演「『口伝 亜砒焼き谷』の背景とその後」/宮崎大学土呂久歴史民俗資料室 川原 一之 氏
16:00 休憩(10分)
16:10 報告「土呂久公害の被害者による表現―佐藤鶴江、佐藤アヤが遺した作品が問いかけるもの」/宮崎公立大学 茶園 梨加 氏
16:50 休憩(5分)
16:55 全体討議
17:25 1日目終了
18:30 懇親会 ※宮崎公立大学周辺 参加費5000円程度
○ プログラム【11月9日(日)】
研究発表
10:00 織女伝説から読み解く夏目漱石『虞美人草』―東洋的「水の女」をめぐって/熊本大学大学院生 佐々 優香 氏
10:45 与謝野晶子における和泉式部受容―評釈に見る物語性とジェンダー意識/熊本大学大学院生 黎 悦 氏
11:30 (休憩15分)
11:45 臨時総会
12:05 閉会の辞/中原中也記念館 中原 豊(ゆたか) 氏
12:15 2日目終了
【注意】
(1)2025年度日本近代文学会九州支部秋季大会は、対面とオンラインのハイブリッド形式で開催します。自家用車で来場することできますが、当日は学内で他のイベントも開催されるため学会参加者専用駐車場( 体育館駐車場)をご利用ください。
(2)オンライン配信はZoomを使用して行います。パソコン、タブレット、スマートフォンいずれからも参加できます。
(3)オンライン配信は、映像・音声が鮮明でない可能性がありますので、ご了承ください。
(4)質疑応答の際、オンラインからの質問は日本近代文学会九州支部の会員・会友に限らせていただきます。
(5)事前に「Zoom ダウンロードセンター」で検索し、ご自身の環境に合わせてZoomアプリケーションをダウンロードしていただくと、円滑に参加することができます。すでにZoomアプリケーションをダウンロード、インストール済みの方は、最新版に更新しておくようにしてください。(古いバージョンのまま更新していないと、接続できない場合があります。)
(6)ミーティング情報や配付資料のダウンロード用URLなどは、大会の3日前ごろに参加申込をいただいた方にメールでご連絡します。資料は、印刷することも可能です。なお、ダウンロードや印刷した資料の複製や再配布は固く禁じます。
【参加申込フォーム】
https://forms.gle/UPrpvG2uUTbG7dvs5
【会場のご案内】
宮崎公立大学凌雲会館2階共同研究室(〒880-8520 宮崎県宮崎市船塚1丁目1番地2)
《『近代文学論集』原稿募集のお知らせ》
『近代文学論集』第51号の投稿論文を募集いたします。ふるってご投稿ください。
※投稿受付期間は以下の通りです。期間内に投稿くださるようお願いいたします。
投稿受付期間:2025年8月1日(金)~8月31日(日)
(投稿先) 〒818-0192 福岡県太宰府市石坂2丁目12-1
筑紫女学園大学文学部 松下博文研究室
メールアドレス matusita★chikushi-u.ac.jp(★を@にして送信してください)
《『近代文学論集』第50号刊行のお知らせ》
[特集1]シンポジウム:二〇二三年度 日本近代文学会九州支部秋季大会報告
「これからの「国語」をめぐる文学と教育」についての報告/久保田 裕子
高等学校における「国語」の現状といくつかの私見/小川 竜紀
現行の学習指導要領の問題点の整理から/竹本 寛秋
文学研究者は、いかにして教育にまつわる意思決定に関与すべきか?―論理国語に対する合理国語を―/跡上 史郎
[論文]
芥川龍之介「上海游記」の嗅覚表現/宮﨑 由子
一九三〇年代文学表象の可能性―大衆化と中野重治「汽車の罐焚き」―/古家 敏亮
戦時下北京文壇における谷崎潤一郎受容―尤炳圻訳谷崎「嘆きの門」(一九四二年)に対する一考察―/陳 竹
〈不随意な足〉から規範を撹乱するために―大江健三郎「他人の足」論―/栗山 雄佑
幻想文学としての体験/記憶―澁澤龍彥『玩物草紙』『狐のだんぶくろ』―/跡上 史郎
[特集2]特別寄稿:回想
「特別寄稿」について/長野 秀樹
九州支部いろいろ/石田 忠彦
日本近代文学会九州支部の草創期/海老井 英次
「近代文学論集」創刊とその前後の思い出/奥野 政元
[書評]
下野孝文著『遠藤周作とキリシタン―〈母なるもの〉の探究―』/池田 静香
関谷由美子著『少女たちの〈居場所〉―資本の他者として』/光石 亜由美
山城千惠子編・著『檀一雄の従軍日記を読む』/浦田 義和
原武哲著『一三人の作家―藤村・草平・弥生子・らいてう・勇・和郎・捷平・葦平など―』/『鷄肋集(けいろくしゅう)―自分史をかねて―』/長野 秀樹
※『近代文学論集』のバックナンバーの電子版を総目次のページで公開しています。
《大会企画案について》
今後の大会企画案などございましたら、事務局までお知らせください。
日本近代文学会九州支部事務局
〒753-8540 山口県山口市吉田1677−1
山口大学人文学部 野坂昭雄研究室内
mailアドレス anosaka★yamaguchi-u.ac.jp(★を@に変えて送信して下さい)