Brief explanations of my seminar (undergraduate)
卒論タイトルの抜粋
・日本的雇用システムの限界と変革ー賃金構造基本統計調査を用いた分析と考察ー
・中国における記号的消費に対する若者の意識に関する研究ースターバックスコーヒーを例としてー
・競合が多く存在する中でAirbnbが成長した理由
・為替分析からみるユニクロの経営戦略ーユニクロはなぜ海外で事業を拡大し続けることができるのかー
・ガソリンスタンドの廃業に関する研究-2010年から2015年の東京都区部を事例として-
・ASEAN諸国の変遷ー国際産業連関表を用いた経済分析ー
・Characteristics of organic products: Evidence from the Japanese egg market
・航空業界における気候変動対策の必要と方策―Sustainable Aviation Fuels活用の可能性―
・アラブ首長国連邦とカーボンニュートラル―脱二酸化炭素で石油国はどうなるか―
・海上輸送・寄港データの計量分析:ロシア・ウクライナ戦争の事例(2019-2024)
Spatial Economics in brief for undergraduate students
「地域」とは、どのような地理的単位でしょうか?これは、分析者がどのように設定するかによって、多様に変化しうるものです。みなさんは、どのような地域に関心を持っていますか?商店街・市町村・県・国・いくつかの国を包括する国際的な地域など、色々な単位があり得ます。その対象となる地域によって大きさや論点は異なるものの、空間を議論する以上は、移動が必要になります。その移動や輸送にかかる費用の変化が、経済活動の分布にどのように影響をするのかを考える分野が空間経済学です。ひとまず、次の資料を読んでみてください。一つ目の資料をNotebookLMにかけたものが二つ目の資料です。ご参考まで。
このほかに、途上国の開発や発展をめぐる空間経済学研究についてはWorld Development Report (WDR) という世界銀行が毎年発行している報告書の2009年度版があります。WDR(2009)は、空間経済学的視点をフル活用して執筆されています。ちょうど、空間経済学の創始者のひとりであるPaul Krugman教授が2008年のノーベル経済学賞を受賞したタイミングでした。この報告書の内容はアカデミックかつ、政策立案者向けな内容ではありますが、世界中のふんだんな事例と歴史的データも用いた図表が多数あり、とても読みやすいのが特徴です。PDFは「ここ」から入手できます。英語だけではなく、日本語もあります。
最近のレビュー論文としては
最近の国際開発における政策系の報告書では下記などが挙げられます。
なお、経済学的研究に関する情報としては下記の『途上国研究の最前線』おススメです。
IDEスクエア:『途上国研究の最前線』 アジア経済研究所HP
これから社会で活躍するには、一定程度のデータ理解力が要求されるでしょう。そのため、本来的には「情報入門」や「統計学」を学び、その上で「計量経済学」や「データサイエンス」を履修することが望ましいと言えます。
とはいえ、一番重要となるのは、溢れる情報の中から適切な情報を選び取る技術・分析する能力と共に、データ分析の仮定や前提を的確に理解(察知)する能力、結果に対してコメントできる能力なのではないかと思います。私のゼミでは、世界銀行の開発報告書における図表を読み込むことで、分析結果の理解を深めます。
近年では、AIの助けを借りれば、何もわからないところからであっても、データの入手から分析、解釈までやってくれます。自分で興味を持ち、インカレゼミでのグループ論文や、卒業論文を通じてPythonやRなどの統計ソフトを使いこなせられるように、勉強を進めてほしいと期待しています。
留学に行きたいという気持ちは、大切です。では、大学4年間の中で、いつ行きますか?大学3年生の冬から就職活動が始まることを考えると、大学3年生の春学期中か、遅くとも大学3年生の年末ぐらいに帰国することが望ましいと言えます。1年間の留学をするならば、大学2年生の春から、または、大学2年生の秋からの留学が現実的になります。その場合、いつから留学準備をすればよいのでしょうか?
2年生で留学するための出願などは、1年生の秋~冬にかけてです。そのため、入学後の半年程度が勝負となります。つまり、大学1年生のうちに留学が可能な程度(TOEFL ITP 480~、IELTS 5.0~)まで到達することが重要です。大学生活に慣れないうちだとは思いますが、積極的に英語力の向上に努めることが重要です。
もちろん、この時期を逃してもまだまだ留学は可能です。ただし、留学だけではなく、就職活動についても情報収集が必要であることをしっかりと肝に銘じてください。場合によっては休学や留年などをして就職活動を一年遅らせることも必要になるかもしれません。じっくり考えて行動に移してください。