基本的に1〜2ヶ月の間一貫したテーマで研究会を行います。1回の研究会で、文献は新書の一章分の量を扱い、班員は研究会までに文献を読んできます。3〜5人程度でグループを作り、そのうちの一人がレジュメと3つ程の論点(問題だと思う点や話したい点を質問形式で投げかける)を用意してきます。
議論は論点に沿って行われますが、議論をする際はチューターを一人選びます。チューターは班員の意見を俯瞰的に聞き、議論を回し深掘りします(班員みんながこの意識を持つのが良いですが、チューターの人はそれをチューターでない時より意識してもらい、言わば司会進行の役目を担います)。
通常、研究会は1・3回生班と2回生班に分かれて進めていきます。
〈2023年度〉
1・3回生班では、労働、雇用、教育、自由主義などを扱いました。
2回生班では、地域問題を扱いました。まちづくりについてフィールドワークを実施しました。
〈2022年度〉
1・3回生班では労働、教育格差、民主主義、地域問題、女性の貧困、ジェンダーなどを扱いました。
2回生班では難民問題などを扱いました。出入国管理局へのインタビューも実施しました。
〈2021年度〉
1・3回生班では労働、教育格差、新自由主義、孤立、メディア問題、ポピュリズムなどを扱いました。
2回生班では非正規雇用問題などを扱いました。
フィールドワークとは実地研修の事で、研究会で扱ったテーマについての理解をより深めることを目的として、年一回実施しています。
〈過去のFW〉
2023年度:「地方都市のまちづくり」をテーマに富山県(富山市)と石川県(金沢市)に
2022年度:「難民問題」をテーマにオンラインで実施しました。
2021年度:コロナにより中止
2020年度:コロナにより中止
2019年度:「北方領土問題」「アイヌ民族問題」という2つのテーマで北海道に行きました。
2018年度:「風評被害」「原発問題」をテーマに福島県に行きました。
2017年度:「地方における交通」をテーマに熊本県に行きました。
2016年度:「TPP(環太平洋経済連携協定)と日本農業」をテーマに新潟県に行きました。
五社研・全社連とは同じような活動をしている衣笠・OICキャンパスや他大学のサークルとの交流会で、他学部の人や他大学の人と交流ができます。
全社連では分科会、講演会、レクリエーションが行われ、研究活動において良い刺激を受けることができます。また五社研では、各サークルが執筆した論文を発表する場である論文フォーラムを開催しています。
以下、参加サークル一覧です。