学術論文等 Articles
ガラーウィンジ山本香（2025）「ヨルダンの教育統合政策はシリア難民家庭に何をもたらすか —公立校に通うシリア人生徒とその家族の視点から—」小川未空・杉田映理・澤村信英編著『「途上国」から問う教育のかたち—国際協力を歩く、フィールドの声を聴く—』左右社、76-97頁。
ガラーウィンジ山本香（2022）「シリア難民―紛争と帰還をめぐる意志と葛藤―」内海成治・桑名恵・大西健丞編著『緊急人道支援の世紀―紛争・災害・危機への新たな対応―』ナカニシヤ出版、269-285頁。
ガラーウィンジ山本 香（2021）「書評：小泉康一編著『「難民」をどう捉えるか―難民・強制移動研究の理論と方法― 』」『ボランティア学研究』21。
ガラーウィンジ山本香（2019）「シリア難民が運営する学校教育の価値―トルコ政府による「支援」と「介入」をめぐって―」澤村信英編著『発展途上国の困難な状況にある子どもの教育―難民・障害・貧困をめぐるフィールド研究』明石書店、58-79頁。
清水彩花・ガラーウィンジ山本香（2019）「ケニア・カクマ難民キャンプにおける教育と援助の活用―当事者である生徒に着目して―」澤村信英編著『発展途上国の困難な状況にある子どもの教育―難民・障害・貧困をめぐるフィールド研究』明石書店、80-99頁。
ガラーウィンジ山本香（2018）「シリア難民が営む学校教育の役割―トルコ都市部において難民の主体性が創出する価値―」『国際開発研究』27(1)、77-92頁。
山本香（2017）『シリア難民がつくる学校教育の役割―避難国トルコにおける連帯と分断―』博士学位論文、大阪大学大学院人間科学研究科。
山本香（2016）「紛争の影響下にある子どもの教育機会の保障―シリア難民がトルコで運営する学校の事例から―」『未来共生学』3、213-238頁。
山本香（2015）「ケニア共和国キベラ・スラムにおける低学費私立校の役割―教員と保護者の生活者としての視点から―」『アフリカ教育研究』6、57-69頁。
山本香（2015）「教育からみるシリア難民の生活とコミュニティ―トルコおよびヨーロッパにおける社会関係資本の比較―」『難民研究ジャーナル』5、92-108頁。
山本香（2015）「ケニアにおけるソマリア難民の第三国定住プロセス―援助関係者へのインタビューを中心に―」『未来共生学』2、289-303頁。
山本香（2015）「難民がつくる新たなコミュニティの可能性―シリア難民が経営する学校をめぐって―」『ボランティア学研究』15、127-139頁。
澤村信英・山本香・内海成治（2015）「南スーダンにおける紛争後の初等教育と学校運営の実態―教授言語の変更に着目して―」『比較教育学研究』50、112-133頁。
山本香・澤村信英（2015）「トルコにおけるシリア難民による学校運営―教職員の視点からみた学校の役割―」『国際開発研究』24(1)、71-86頁。
山本香（2014）「南スーダンにおける紛争後の教育再建と教員―ジュバ市内小学校の事例から―」『アフリカ教育研究』5、120-133頁。
澤村信英・山本香（2014）「紛争後南スーダンのオルタナティブ教育―成人の学習意欲と社会背景―」『国際教育協力論集』17(1)、91-101頁。
山本香（2014）「難民支援活動における優先順位のジレンマ：シリア難民の調査報告を通して」安藤由香里・兼松泰男編『GLOCOLブックレット14 フィールドスタディで国際機関の活動を知る：GLOCOLにおけるグローバル人材の育成の挑戦』39-40頁。
山本香・景平義文・澤村信英（2013）「シリア難民による学校運営とNGOの支援活動―トルコ・ハタイ県の事例―」『国際教育協力論集』16(1)、45-60頁。
学会発表等 Conference presentations
Ghalawinji-Yamamoto, Kaoru. "How does integrated education affect refugee lives? Perspectives of Syrian refugee families in Jordan." (CIES, March 2025, Chicago)
小川未空・ガラーウィンジ山本香「小学校教科書に描かれる英雄像と社会規範―日本、ケニア、シリアの比較分析―」（国際ボランティア学会、2025年2月、於近畿大学）
Ghalawinji-Yamamoto, Kaoru. "What did integration policy bring to refugee families? A case study of Syrian students learning at public schools in Jordan." (CIES, April 2022, Minneapolis/Online)
Ghalawinji-Yamamoto, Kaoru. "Promoting inclusion, or accelerating division through education? What Syrian refugee children experience at schools in Jordan." (UKEFIET, September 2021, Oxford University/Online)
ガラーウィンジ山本香「難民教育における包摂と排除ーヨルダンに暮らすシリア難民の視点からー」（日本比較教育学会、2021年6月、於筑波大学・オンライン開催）
Komatsu, Taro, Sayo Matsuzaki, Kaoru Ghalawinji-Yamamoto. "Ensuring human security in transitions: The role of remedial education for Syrian refugees and host community children in Jordan." (CIES, April 2021, Online)
ガラーウィンジ山本香「シリア難民の教育への意識と展望ーヨルダンにおける教育受容と受容と恒久的解決への道筋ー」（ラウンドテーブル「困難な状況下にある難民教育の継続性ー第一次庇護国ヨルダンにおけるシリア難民への教育提供をめぐってー」、国際開発学会、2020年12月、於津田塾大学・オンライン開催）
小松太郎・ガラーウィンジ山本香「ヨルダンにおけるシリア難民の教育と人間の安全保障」（人間の安全保障研究所公開シンポジウム「コロナ後の世界と人間の安全保障」2020年11月、於上智大学人間の安全保障研究所・オンライン開催）
ガラーウィンジ山本香「学校がつなぐ難民のボランティア性―トルコに避難したシリア難民生徒の取り組み―」（国際ボランティア学会、2019年2月、於横浜国立大学）
ガラーウィンジ山本香「シリア難民の就学と将来展望の形成―レバノンにおける教育受容のあり方から―」（国際開発学会、2018年11月、於筑波大学）
ガラーウィンジ山本香「シリア難民がつくる教育再建への道筋―避難国トルコにおける難民の自主学校運営とその役割―」（日本国際保健医療学会西日本地方会ユースフォーラム（招待講演）、2018年3月、於ウインクあいち）
ガラーウィンジ山本香「難民の就学とライフコース―ドイツおよびレバノンで暮らすシリア難民の語りから―」（国際開発学会、2017年11月、於東洋大学）
Ghalawinji-Yamamoto, Kaoru. "Life Course with Refugee-run School: Syrian refugee children and their school experience." (UKFIET, September 2017, Oxford University/UK)
Ghalawinji-Yamamoto, Kaoru. "Meeting the Needs of Non-camp Refugees through Education: The role of Syrian refugee-run schools in Turkey." (CIES, March 2017, Sheraton Atlanta Downtown/US)
山本香「トルコのシリア難民による学校運営の展開―教育を支えるボランティア性の背景―」（国際ボランティア学会、2017年2月、於甲南女子大学）
山本香「紛争化における子どもの就学と学校の機能―トルコ都市部で運営されるシリア難民学校の事例から―」（日本比較教育学会、2016年6月、於大阪大学）
Yamamoto, Kaoru. "Establishing and Managing an Alternative Education System by Syrian Refugees in Turkey: What makes refugee-run schools operational in non-camp settings?" (CIES, March 2016, Sheraton Vancouver Wall Centre/Canada)
Yamamoto, Kaoru. "Confronting Educational Barriers to Refugee Children in Conflict Situations: An autonomous schooling system of Syrians in Turkey." (CESA, January 2016, De La Salle University/Philippines)
山本香「都市で暮らす難民による学校経営の動態と役割―トルコにおけるシリア人生徒の就学に着目して―」（国際開発学会、2015年11月、於新潟大学）
Yamamoto, Kaoru. "How and Why Do Syrian Refugees Maintain Their Schools in Turkey? Understanding the particular role of schooling under conflict." (UKFIET the Education and Development Forum, September 2015, Oxford University/UK)
Yamamoto, Kaoru. "Conflict-affected Children and the Roles of Schooling: A case study of Syrian-managed schools in Turkey." (International Council on Education for Teaching (ICET), June 2015, Naruto University of Education/Japan)
山本香「紛争下におけるシリア人生徒の就学の意味―トルコで暮らす難民が運営する学校を事例に―」（日本比較教育学会、2015年6月、於宇都宮大学）
Yamamoto, Kaoru. "How Do Syrian-managed Schools Help Their Children in Turkey? Mitigating the vulnerabilities of refugee children under conflict." (Comparative and International Education Society (CIES), March 2015, Washington Hilton Hotel/US)
山本香「難民による避難に関する自発的意志決定の要因と教育に対する意識―シリア難民による欧州への移動に着目して―」（アフリカ教育研究フォーラム、2014年10月、於総合地球環境学研究所）
Yamamoto, Kaoru. "Fostering Unified Community through Children's Schooling: A case study of displaced Syrians in Turkey." (Comparative Education Society in Asia (CESA), May 2014, Hangzhou Normal University/China)
山本香「シリア難民による学校運営と教師集団のリアリティ―トルコ共和国アンタキヤ市の事例から―」（国際開発学会、2013年11月、於大阪大学）
山本香「南スーダンにおける紛争後の学校運営と教員―ジュバ市内小学校の事例から―」（アフリカ教育研究フォーラム、2013年10月、於早稲田大学）