関西労働研究会

関西労働研究会は、毎月第4金曜日に大阪で開催される研究会です。

労働経済学を中心とした応用経済学や労働関係の諸分野(人的資源管理・労働社会学・労働法など)についての研究報告・議論を行っています。

当研究会は研究者(大学院生を含む)を対象としています。多くの方のご参加をお待ちしております。

参加について

第27回労働経済学コンファレンスのお知らせ

関西労働研究会と東京労働経済学研究会では、労働経済学コンファレンス(東西コンファレンス)を年に一回開催しています。労働経済学を専門とする多くの研究者、政策担当者、そして労働経済学の分野を研究する大学院生が意見を密に交わすことで労働経済学の研究を奨励することが、コンファレンスを開催する目的です。ぜひ積極的にご参加・ご応募ください。


日時:2024年9月14日(土)13-18時ごろを予定(その後に懇親会も予定)

場所:東京大学本郷キャンパス小島ホール

開催形式:ポスター報告は対面・パネルセッションはハイブリッドによる開催予定


ポスター報告募集

募集分野:労働経済学(医療、教育など関連分野を含む)

募集対象:研究者・大学院生

応募締切:2024年8月13日(火)

応募方法等、詳細はコンファレンスのページをご確認ください。

次回の定例会

2024年7月26日(金)14:00~17:15

第1報告(14:00~15:30)

Ippei Shibata 氏(IMF)Labor market and COVID19

Abstract: TBA


第2報告(15:45~17:15)

森 知晴 氏(立命館大学)転職サイトのデータから見る転職行動の実態

Abstract: 転職は労働市場において個人にとっても社会にとっても大きな意味のある意思決定である。本研究では、転職を専門とする就職サイトのデータを用いて、転職行動の実態把握をおこなう。転職行動の中でも、主に転職先に求める賃金と様々な転職者及び転職希望先の属性(年齢・性別・学歴・地域・職種・産業など)の関係に着目する。結果として、転職先に現職よりも高い賃金を求める割合が属性により異なることがわかった。具体的には、年齢が若い・男性・非事務職で高い賃金を求める割合が高かった。また、産業間でも求める賃金に差が見られた。これらの結果は、転職市場において、待遇の向上を求める転職者と、その他の理由で転職を目指す転職者が混在し、その比率が属性によって異なることを示唆している。

研究会に関するお問い合わせは、kansai.labor$$gmail.comまでお願いします($$を@に変更してください)。

関西労働研究会は、APIR(アジア太平洋研究所 リンク)から運営支援、住友電気工業株式会社とダイハツ工業株式会社から研究支援をそれぞれ受けています。