投稿日: Dec 05, 2012 8:20:53 AM
以下のシンポジウムを共催で行います.奮ってご参加下さい.
信州大学山岳科学総合研究所公開シンポジウム
『地球温暖化をめぐる世界の氷河』
■主催 信州大学山岳科学総合研究所
共催 寒冷地形談話会
■趣旨 地球温暖化により氷河の変動が注目されている.その一方で,各地での氷河変動の実態はあまり見えてこない.
フィールドでの観測を続けている専門家に,気候条件も踏まえながら,各地の氷河変動の実態について報告いただく.
■場所 信州大学理学部C棟2階大会議室
■日時 12月8日(土) 10:30~17:00
■プログラム
【午前】10:30~12:10
主催者挨拶:鈴木啓助(信州大)
趣旨説明:朝日克彦(信州大)
「Shrinking glaciers of the Himalaya -consequence of the climate change(ヒマラヤの氷河後退-気候変動の結果)」
:ビシャル・ウプレティ(ネパール,トリブヴァン大)
「地球温暖化によるアフリカの熱帯高山の氷河縮小と生態系の変化」:水野一晴(京都大)
【休憩】12:10~13:20
【午後】13:20~17:00
「20th century glacier changes with regard to the formation of glacier lakes and their hazard potential in the Central Andes
(氷河湖の形成と災害危険度にかかわる中央アンデスにおける20世紀の氷河変動)」:ラサファム・イトリツァガ(ドイツ,ゲッチンゲン大)
<休憩>
「南米・パタゴニアの氷河変動と地球温暖化」:安仁屋政武(筑波大)
「地球最大の氷床の謎:南極氷床の変化と地球環境に与える影響」:三浦英樹(極地研)
「Past and future of Alpine glaciers(山岳氷河の過去と将来)」:ハインツ・ブラッター(東京大)
質疑 30分
※英語による講演には逐次通訳が付きます.
■ホームページ http://ims.shinshu-u.ac.jp/