動脈の硬さを評価するbaPWVは、血圧リスクを含む早期の血管障害の進展を反映する心血管イベントリスクマーカーです。最新の2023欧州高血圧ガイドラインでもbaPWVの有用性について示されています。
※2023 ESH Guidelines for the management of arterial hypertension
baPWV 測定の原理
動脈が硬くなると、心臓から押し出された血液により生じた拍動(脈波)の伝わり方は速くなります。上腕と足関節での脈波を採取し、2点間の時間差と距離を求めることにより、速度を算出し、血管のしなやかさを評価します。
baPWV = L(距離) / PPT(脈波伝播時間)
【baPWVのリスク分類】
中等度リスク:≧1400cm/sec 高リスク:≧1800cm/sec