活動指針

高木流柔術16代・角野八平太に入門し、皆伝を得た皆木三郎先生(号・虚舟)の門下より指導を受け、柔術・小太刀・太刀捕・半棒・長棒を基本として、新たに座技・杖・抜刀術を加え総合武術を目指すべく成道楊心流柔術を立ち上げました。

楊心流とは、楊(やなぎ)が風に逆らわず、風の変化に応じて揺れるが如く、己の力を捨て、相手の変化に応じてその力を利用して勝つという、楊の精神(こころ)を根本思想としています。これが楊心流の流儀名の意義であり、力に頼らない柔順した動きを実現する、すなわち日本古来の武術の普遍の思想でを表すものです。

当流は、『自然の理を守りて道に背かず、和を尊びて乱をさけ、暴を退けて義につく如く天意に随う』(注釈)ことを心掛けて修行するのを目的として活動しています。

(注釈)自然の摂理に逆らわず常に調和を求め、暴力を退ける正義と勇気を持つこと。

※武道経験のない方も、初歩から丁寧に段階を踏んで指導いたしますので、老若男女を問わず安心して習得することができます。

【修行の進み方】

日々の稽古の取り組み状況、習度により許(秘伝)を伝授します。

・初傳・中傳・奥傳・免許皆傳の許しによって締め・捕り付け・活法・必勝法と武芸の心得の秘伝を伝授します。