20181222

クリスマスコンサート

「Nine Lessons and Carols 9つの聖書朗読とキャロル」

Jubilate Christmas concert 2018

「9つの聖書朗読とキャロル」Nine Lessons and Carolsとは、19世紀の終わりにイギリスの教会で始められたクリスマスの礼拝の形式です。聖書の9つの個所からの朗読(lesson)の間に讃美歌(聖歌)やキャロルを歌います。ケンブリッジのキングスカレッジの礼拝は20世紀の初めからBBCで毎年放送されていて特に有名です。

もともとはイギリス国教会が始めたものですが、その後カトリックやメソジスト始め他の宗派でも行われるようになり、さらにイギリス国外にも広がりました。

聖書の朗読箇所は教会によってバリエーションがありますが、今回のコンサートでは、キングスカレッジのバージョンを参考にしてプログラムを作りました。(インターネット百科辞書Wikipediaを参考にしました)

2018年12月22日(土) 19時半開演

カトリック築地教会 http://tsukijicatholic.jp/

入場無料

指揮 名倉亜矢子

オルガン 加藤陽子

合唱 アンサンブルユビラーテ(賛助出演:子供合唱団ピッコリーニ)

プログラム(予定)

前奏(オルガン)

ト長調/ト短調による7つの小品より

第1曲、第2曲クリスマス古謡

第5曲、第3曲アンジェー地方のクリスマス曲 C. フランク

讃美歌 ダビデの村に

第一の朗読 創世記 3章 8-19節

Ecce Dominus Veniet 見よ、主が来られる M.プレトリウス

第二の朗読 創世記 22章 15-18節

讃美歌 あめのみついかいの

第三の朗読 イザヤ書 9章 2、6-7節

讃美歌 ひさしく待ちにし

第四の朗読 イザヤ書 11章 1-3a、4a、6-9節

Ther is No Rose Swych Vertu  これほどの徳をそなえたバラが 15世紀

第五の朗読    ルカによる福音書1章 26-35、38節

Ne Timeas, Maria マリアよ、恐れることはない T.L.ビクトリア

Ave Maria アヴェ・マリア J.ブスト

第六の朗読 ルカによる福音書2章 1、3-7節

O Magnum Mysterium 大いなる神秘 T.L.ビクトリア

讃美歌 ああベトレヘムよ

第七の朗読 ルカによる福音書2章 8-16節

Pastores loquebantur 羊飼いらは互いに言った F.ゲレーロ

第八の朗読 マタイによる福音書2章 1-12節

讃美歌 われらは来たりぬ

カタルーニャ古謡    聖母の御子

第九の朗読 ヨハネによる福音書1章 1-14節

Bethlehem Down ベツレヘムの丘で P.ウォーロック

讃美歌 きたれ友よ

後奏

『オルガンのためのノエル』op.60より 

序奏と変奏、退堂曲 No.1 A. ギルマン

聖書朗読箇所