本会は、研究・イノベーション学会(旧・研究・技術計画学会)の分科会の一つであり、研究戦略・評価に関する講演会(例会)を定期的に開催しております。
本分科会は、これまで研究評価分科会として、研究開発過程における評価の諸要因等に関して「基礎研究」と「産・学・官の連携」活動を主要対象として、1991年の第1回例会以来、事例研究を重ね評価のあり方について議論をしてきました。
しかしながら、重要なことは、研究評価は活用されて初めて意義があるものになるということです。従って、研究評価の成果を次の研究戦略形成に活かし、新たな戦略構築の方法論にも研究対象を広げることが必定であると考えられます。そこで当分科会は2016年度に「研究戦略・評価分科会」と名前を変更して、さらなる活動を続けることと致しました。
今後は、月例会で「研究評価の方法論」「評価過程のモデル化」「研究評価から研究戦略への連結」「イノベーションに向けた研究戦略形成」などを主要対象として、最先端で新しい挑戦を試みておられる方々を講師にお迎えして、その背景・理念・概念・方法論・問題点等を討議します。
研究戦略・評価分科会
主査 林 隆之 (政策研究大学院大学)
幹事 小林 直人 (日本学術振興会ロンドン研究連絡センター)
幹事 中村 修 (国立研究開発法人 産業技術総合研究所)
幹事 丸山浩平 (早稲田大学研究戦略センター)