豊島病院 緩和ケア内科 医長
山田 陽介
時下、先生方におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
この度、第36回城北緩和医療研究会学術講演会を下記のように開催させて頂きます。
演題は一般演題と特別講演の2演題です。昨今日常臨床において医学的視点だけでなく、倫理的側面について考慮することの重要性が認識されております。「倫理」というと難しい内容に感じられるかもしれません。しかし日常臨床に潜む「なんだか気になる」「このままでいいのかな」というプチ疑問や葛藤は多くの医療者がしばしば感じているものではないでしょうか?
時には「倫理問題かもしれない」と気が付きつつも多忙な臨床のなかで解決する方法もわからず、葛藤だけが残るという経験をお持ちの方も多いと思います。在宅であろうと病院であろうと緩和ケアの現場では明確に言語化できない、個人あるいは単一の職種では解決の方法がわからない様々な問題に溢れています。
一般演題では山田が実際に緩和ケアの現場で遭遇した臨床倫理的な問題の例をあげ、この数年間豊島病院緩和ケア病棟スタッフ全員で実践している多職種カンファレンスの進め方の一例について紹介させて頂きます。
特別講演では、長年にわたり終末期医療ケアの倫理、高齢者の介護倫理、認知症ケアの倫理を研究されてこられた、日本臨床倫理学会総務担当理事、東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野客員研究員、箕岡医院 院長の箕岡 真子先生をお招きし、「終末期医療ケアとACP(アドバンスケアプラニング)」という演題にてご教授頂きたいと考えております。
箕岡先生は「実践に基づいた臨床倫理」の専門家であり、この分野の第一人者です。過去何度も先生のとてもわかりやすくかつ内容の深いご講演を拝聴し大変な感銘をうけてまいりました。当日は終末期医療に関わる臨床倫理の重要な論点であり、緩和ケアの現場でも多くの医療者が悩んでいるDNAR指示についてご講演賜る予定です。
この機会に現場で悩む多くの方々にご来場いただき、倫理問題についての感度を高め、日々の臨床に役立てていただくことができますよう願っております。職種やケアの場所を問わず、どうぞ皆様お誘いあわせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。
お申込み期間は8月1日(水)〜8月30日(木)です。以下よりお申し込みください。
定員になり次第締め切ります。
いずれのお申込み方法でも、1件1名でお申込みください。
お申込みの方には参加可否のお返事を、メールまたはFAXで返信いたします。
メールでのお申込みの場合、記載されたメールアドレスに返送いたしますので、お間違えのないようご注意ください。
また、迷惑メール受信対策を講じられている方は、johoku.kanwa@gmail.com を受信できるよう設定をお願いいたします。
FAXでのお申込みの場合は、特にご所属と部署名、返信を受信するFAX番号の記載を、お忘れないようご注意ください。