ディフェンス開始の心構え

オフェンスが終れば必然的にディフェンスです。

ディフェンスの開始を考える=オフェンスの終わりを考える(ジャンプボールを除く)ということなので

ではオフェンスの終り方を挙げてみましょう。

1、シュートが決まった!!

2、シュートが落ちて相手にリバウンドが奪われた!!

3、バイオレーションなどで相手ボールに!!

4、スティールされてもうた・・・。

上にいくほどいいオフェンスの終り方にしてみました。

逆に考えると下から順にいいディフェンスってことになります。

でもここで考えなければいけないのは、オフェンスの終わりから考えるディフェンスの入り方です。

ディフェンスの入り方で一番重要なのは気持ちの切り替えです。

相手は確率の高いオフェンスをする為ディフェンスの整わないうちにまず速攻を狙うでしょう。

絶望的なワンマン速攻時を除き、ディフェンスでは早く戻らねばなりません。

(ワンマン速攻を決められても次のオフェンスの為早く戻らなければ駄目だよ。時間がモッタイナイ!!)

体力が辛くても戻る努力はコートにいる5人の義務です

勝ちたければ、相手のオフェンスの確率を下げる為ならば出来る限りの事は努力するべきなのです。

(注:Hopsではそこまで求めていません。)

このことはチームディフェンスの基本です。まず戻る・辛くても戻る。

戻るにあたり、オフェンスの終り方は重要です。

上記1、は点数も入り気持ちよくディフェンスに戻れるでしょう。

更に、ここで止めてもう一本と考えれば戻る足も軽くなるってもんです。

2、は落ちてしまいましたがシュートで終ってます。

ここでは次止めて獲り返そうと気持ちの切り替えはまだ難しくないでしょう。

3、バイオレーションやアウトオブバウンズでコート外からの相手ボールですが、

ボールが入るまで少ないですが時間があるので切り替えやすいでしょう。

問題は「4」スティールされた時です。

パスミス・ドリブルカット・持ってるボールをカットされた・・・。

最悪パターン

「ああやっちまった・・・。俺バカ馬鹿ばか!!」

「やっちまったーなーー。あっ速攻出されちゃった!!やられたー」

いいパターン

「ボールを前線に送られないようプレッシャーかけなきゃ!!」「やばい速攻出される!!戻れーーー!!」

「ディフェンスでミスした分取り返すぞ!!」

「最悪」・「いい」と分けてみました。

上を目指すプレーヤーとしては最悪パターンは駄目駄目です。

獲られたら取り返す、ミスしたら挽回する、勝つため最善を尽くす。

ミスの後の心構えはバスケも人生も同じです。

挽回の努力は当然のことで、同じミスをしないことが重要ですね。

本当にあきらめたら、そこで試合終了です。

ミスするとチームの流れが悪くなります。百歩譲ってよくなる事はありません。

そこでお勧めするのは

「ハッスルで取り返す!!」

ミスした分頑張るのは人として当然、(シリアスなチームだとすぐ交代ですが・・・)

ディフェンスでもオフェンスでも空回りするくらいハッスルしてみましょう。

たとえいい結果に繋がらずとも、ハッスルプレーはチームメイトに伝わりやすいです。

一つのキッカケが大きな流れになることもあるスポーツです。

やって勢いづけば儲けもん、やらないよりやったほうが勝つ確率があがるならやらないとね。

*ただしファールやパスミスに繋がらないようには気をつけましょう。