【NBA Team紹介】Oklahoma City Thunder

投稿日: Sep 14, 2013 1:49:56 AM

今回は

オクラホマシティー・サンダー

WIKIペディア

押えておきたい選手(背番号・ポジション)

ケビン・デュラント(35・SF)

ラッセル・ウエストブルック(0・PG)

サージ・イバカ(9・PF)

過去所属の有名選手 (ソニックス含)

ゲイリー・ペイトン(20・PG)

ショーン・ケンプ(40・PF)

レイ・アレン(34・SG)

ラシャード・ルイス(9・SF)

ジェームス・ハーデン

近年ドラフトの成功で優勝候補にまで昇りつめたチーム。

4年前くらいまでのドラフトピックは神懸かっていました。

2007年2位→ケビン・デュラント(後に3年連続得点王・オールNBA1stチーム入り)

2008年4位→ラッセル・ウエストブルック(オールNBA2ndチーム入り)

24位→サージ・イバカ(実際にプレーは2009年から・オールディフェンスチーム入り)

2009年3位ジェームズ・ハーデン(オールNBA3rdチーム入り・今や移籍先の大エース)

2009年以降はトレード等でまともな指名順位を持っていなかったので何とも言えませんが

この他にもジェフ・グリーンもデュラントと同じ時期にトレードで獲得しています。

GM(チームのメンバーを構成する人事等の責任者)が優秀な証明ですね。

しかし、一昨年に決まったCBA(選手会とリーグとで決められてる就労規則のようなモノ)で

これがチーム運営に大きな障壁となってしまったのです。

リーグでも有数の田舎チームで都会チームと比べるとお金に困るチームは

昨シーズンオフ、チームの調整役のジェームズ・ハーデンを手放してしまいました。

シーズン中はデュラントとウエストブルックのリーグ随一の得点力コンビで勝ち星を積み上げて

西地区1位をゲットできました。

ただプレーオフに入り1回戦でハーデン率いるロケッツとの対戦でコンビの片割れウエストブルックが大怪我を負い

デュラントだけのチームとなったサンダーには余力は殆ど残っていませんでした。

結局2回戦敗退。

来シーズンはハーデンと入替わりに加入のケビン・マーティンも退団し

さらにパワーダウンしてしまいそうなラインナップ。

来シーズンの注目ポイントはデュラント・ウエストブルック以外のスコアーラーの成長ですね。

これが出来なければ衰退する一方です。優秀なGMに妙手は残されているのか要チェックです。

【おじさんコーナー】

やっぱりおっさん世代はソニックスのコンビが印象的ですね。

異論は無いと思います。

ペイトンとケンプ。

密集地帯でも構わず放り出されるロブに

それを押しのけぶち込むアリウープ。

現在のレブロン&ウェイドのようなスマートなイメージではなく

感性と本能、洗練と野生、ピンポイントのパスと並外れた身体能力に頼ったダンク。

このコンビのハイライトは最強ブルズと相対した96年ファイナル。

無類の強さを誇ったブルズに真っ向から挑み

善戦(2勝4敗で善戦といえるほどこの時のブルズは異常な強さ)したのです。

翌年以降は契約問題から歯車が狂い数年後コンビ解消、

ペイトンは引退直前にリング獲得しましたが、ケンプは酒と女と薬に溺れ二度と輝く事はありませんでした。

この儚さも魅力の一つかなと今となっては思う次第であります。