【NBA Team紹介】BROOKLYN NETS

投稿日: Oct 18, 2013 8:10:32 AM

今回紹介するチームは

「ニュージャージー・ネッツ」

「ブルックリン・ネッツ」

ブルックリン・ネッツのWikiペディア

押えておきたい選手(背番号・ポジション)

デロン・ウィリアムス(8・PG)

ブルック・ロペス(11・C)

ジョー・ジョンソン(7・SG)

ケビン・ガーネット(2・PF)

ポール・ピアース(34・SF)

ジェイソン・キッド(HC)

過去所属の有名選手

ジェイソン・キッド(5・PG)

ケニー・アンダーソン(7・PG)

デリック・コールマン(44・PF)

ジュリアス・アービング(32・SF)

ドラジェン・ペトロヴィッチ(3・SG)

今シーズン、注目度が極めて高いチーム。

その要因は、今オフに断行したトレードで、

近年のボストン・セルティックスのプチ黄金期を支えた主力2人を獲得し、

予想されるスターター全員がオールスターでベンチにも

アンドレイ・ブラッチ、ジェイソン・テリー、レジー・エバンス、アンドレイ・キリレンコと

職人タイプのプレーヤーを揃えただけでなく

HCにも昨年引退したばかり歴代屈指の名PGのジェイソン・キッドが就任したのです。

前にも話したと思うのですが、NBAにはチームの年俸総額にルールがあり、

ある一定の額(タックスライン)を超えると超えた額の倍額の罰金が課されます。

2年前に決まった、この罰金の倍額という設定は結構厳しいようで、

それまで金満経営に近い選手集めをしていた幾つかの球団も

サラリーカットに躍起になるほどでした(日本のプロ野球も見習えばいいのにね)。

しかし4年前にこのチームの筆頭オーナーになったロシア人は

大変なお金持ち(レアメタルとか金とかの会社の社長で世界で39番目にリッチ)らしく

倍額の罰金も捨てるように使い、サラリーマニアの度肝を抜いているのです。

スターターだけでほとんどタックスラインの年俸を計上しているのが今期のネッツなのです。

まさに数年前のネベツネ巨人さながら、金で優勝を買えるか?

要チェックです。

その豪華メンツの中でも若い子に見て欲しいプレーヤーは

ジョー・ジョンソンです。

リーグでもトップポイントガードのデロンが注目されがちですが、

チームをコントロールする技術に関してはトップPGにしてはちょっと物足りなく思えるので

手本にして欲しいのは彼ですね。

ジョー・ジョンソンの一番の良さは

体幹が強くどんな時も上体が起き上がってる事です。

急な切り替えしやドライブの直後でも上体を崩さずにプレーできるので

彼の武器であるジャンプシュートを安定して沈めることが出来るのです。

上体が起き上がっているってことは、

相手ディフェンスや味方の位置など把握できます。→コートビジョンの確保

コートビジョンがしっかりしていると次のプレーも的確になりミスも減ります。

ジャンプ力もバスケには大切ですが、それと同じいや個人的にはそれ以上に大切な筋力だと思っています。

上手くなりたい若い子は腹筋・背筋・大胸筋・首周りをしっかりトレーニングすると

選手生命が有意義で長いものになると思います。

本当は大好きなポール・ピアースを紹介したいのですが

あまり気が乗りません。

正直大好きなプレーヤーが移籍するのはいつまで経っても慣れませんね。

ので省略。

ジョー・ジョンソンもピアースもハートがタフで

ブザービーターを狙える気持ちと技術を持ち合わせているので

相手チームにとっては脅威でしょうね。

ネッツといえば少し前まではキッドのチームでした。

しかし加入前のジェイソン・キッドといえばエゴが強く

新人王やオールスター選出などネッツ加入以前もエリートPGと考えられていたのですが

イマイチ勝ちきれない成績とジャンプシュートが苦手などトップPGに成りきれていない状態でした。

そんなある日、DV問題を起こしてしまい当時所属していたサンズから

ほぼ左遷的扱いで弱小ネッツのエースで問題児だったステフォン・マーブリーとトレードされたのでした。

しかしこのトレードが彼をNo.1のPGに押し上げるきっかけになったのです。

前年の26勝から52勝へ勝利数を倍(前年から勝利数を倍増1位はダンカン加入のスパーズの36勝だったはず)に

しかもNBAファイナルまで導いてみせたのです。

結局2年連続のファイナルはしましたが、徐々にチーム力は衰退し

年齢を感じるようになったキッドは再びマブスへトレードされ

その3年後ダーク・ノヴィツキーとともに優勝を勝ち取るのでした。

その後NYニックスで引退した彼は電撃的に今シーズンネッツのHCとなったのでした。

彼のプレースタイルは若いときはガンガンに走りフィニッシャーへラストパスを供給、

晩年に近づくと省エネですが堅実&経験を生かしたディフェンスとゲームコントロールでチームに勝利を導く

非常にバスケIQが高いガードでした。

プライベートでは意外とやんちゃな面を見せますが歴史に名を残すスーパーPGでしょう。

まだまだ語りたいですが、時間が無いのでまたの機会に・・・。