イベント

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「ビデオゲーム、ファンカルチャー、そして知的財産」  (二部制です)

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 現在の日本のゲーム市場は、およそ2兆円の規模がありますが(2022年)、日本のビデオゲーム会社の主戦場は海外にあり、そうした世界のゲーム市場の規模は約22兆円とも推計されています。そうしたゲーム市場は、供給されるゲームそれ自体の消費を通してだけでなく、たとえば、ゲーム作品に関するさまざまな二次創作や、ゲームキャラクターのコスプレ、そして最近流行の「ゲーム実況」など、ゲームファンによる多種多様な活動によっても支えられています。

 コンテンツとしてのビデオゲームは、著作権その他の知的財産(商標権、特許権、意匠権など)により保護されています。この点について、ファンによるゲームコンテンツの二次利用は、とくに著作権などの知的財産に抵触する場合もありますが、企業側のゲーム作品のプロモーションのことを踏まえた場合、ファン活動を許容することが利益につながる場面もあります。今回のワークショップ&セミナーの目的は、ビデオゲーム分野におけるファンカルチャーと知的財産との関係において、どのような法的論点があるのかを議論するとともに、国内外の状況について共有することにあります。また、ロンドン大学シティ校と明治大学情報コミュニケーション学部との学術交流を進めていくきっかけになることも企図しています。


◆第一部:ワークショップ

日時:2023年5月30日(火) 10:50-12:30 (13:00まで延長の可能性があります)

言語:英語/日本語 (クラウド型遠隔同時通訳サービス) 

会場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階  多目的ルーム

◆開催形態:対面のみ

◆ディスカッサント

- 安藤和宏氏(東洋大学教授)

- 今村哲也氏(明治大学教授)

- 上野達弘氏(早稲田大学教授)

- 田村善之氏(東京大学教授)

- クリストフ・ラーデマッハ氏(早稲田大学教授)

- エンリコ・ボナーディオ氏(ロンドン大学シティ校リーダー)

- マーク・ミムラー氏(ロンドン大学シティ校上級講師)

- 寺原 潤氏(セガサミーホールディングス株式会社 法務知的財産本部 副本部長)

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◆第二部:セミナー

日時:2023年5月30日(火) 13:30-15:10

言語:英語/日本語 (クラウド型遠隔同時通訳サービス) 

会場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1階  多目的ルーム

◆開催形態:ハイブリッド (対面/Zoomウェビナー)

◆講演者

- エンリコ・ボナーディオ氏(ロンドン大学シティ校リーダー)

- マーク・ミムラー氏(ロンドン大学シティ校上級講師)

コメンテーター

- 安藤和宏氏(東洋大学教授)

コメンテーター&モデレーター

- 今村哲也氏(明治大学授)


第一部申込(会場参加)

https://forms.office.com/r/MGsF0recD7

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第二部申込(会場参加)

https://forms.office.com/r/14URCQkD07


第二部申込(Zoomウェビナー)

https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Gub5oLpWQlSSGUytpKdnrg

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注:

第一部・第二部において、会場で同時通訳を視聴するには、スマホやPC及びヘッドホンが必要です。各自ご用意ください。