グッドスマイルカンパニーから発売された「宇佐美々 体操服ver.」のコピック彩色をしたので、写真を載せるついでに、個人的解説。
「宇佐美々 体操服ver.」は乳首は成形色のままで、無着色の状態です。手元に届いた状態にてコレでいいかなーって思っていたのですが、着色されてしかるべきところに、着色されてないと不気味だったので色を入れてみました。
コピック着色の手順は大ざっぱに知っていたのですが、着色自体初めてなのでドキドキでしたが(フィギュア自体高いし)、上手くいったので自慢してやろうかと、そんな気持ちを含んだ解説です。
必要な道具
・コピック各色。今回はLighet Pink(RV21)、Powder Pink(YR00)、Light Orange(YR02)、Orentale(E34)
・ウエットティッシュ
・ティッシュ
・指
注1)下記に手順を記載するが、一度で成功しないので(重ね塗りをすることで、ぼかしを入れたり、小さな色ムラを作るため)薄く塗ることを心がけ、塗り重ねた方が失敗しずらいと思います。
注2)ピンク乳首単色が好きではないので、この配色です。脳内妄想コンセプトは「適切なブラの着用が遅れた美々は、布ズレの為に色素が沈殿し茶色になり始めている」です。(ヘンタイだー。(AAry)) けど、Wikipediaによると、第2次成長に合わせて色が変化するそうなので、思いっきり間違っているが、脳内妄想の方がやる気は出ます。確実に。
0.下準備として、ウエットティッシュで乳首を綺麗に拭く。これはウエットティッシュに含まれているアルコール成分で、フィギュア表面についている溶剤をふき取ります。溶剤が残っているとコピックを弾いてしまって色を塗ることができません。
1.隆起している乳輪内(乳首含む)をLighet Pink(RV21)で下塗り。あまり乾燥させず乾いたティッシュでふき取る。ペンの色の50%ほど素材に染み込む感じで。
2.Powder Pink(YR00)で1.を上塗り。コピックで重ね塗りをする場合、上塗りの時のアルコールで下塗りの色が薄くなるのでそれ想定すること。こちらは色が濃いので早めにふき取る。1.までふき取ってしまったら1.に戻る。(完全にふき取ることはできないので様子をみて)
3.乳首にピンク色が欲しかったのでLighet Pink(RV21)で再度上塗り。乳首は形状の為か色乗りがかなり悪い(ほとんど乗らない)ので濃いめ濃いめを心がけた。(他をふき取っていると、一緒に色が取れてしまう)
乳首を塗っていると、乳首の付け根に色溜まりができるが、乳輪に対してボカシを入れるようにふき取る以外は、色溜まりを保持。付け根の色が濃く残ることによって、どの角度から光が当たっても乳首が強調される。(Powder Pink(YR00)で塗ってもよいのだが趣味でLighet Pink(RV21))
4.1日置いて、色を落ち着かせる。コピック塗りの場合、長期間に渡ってだんだんと色褪せはするのだが、塗った直後と次の日ではかなり色褪せしている感がある。(落ち着いただけだと思うけど) 1.~3.までの間で失敗してたら、この段階でがんばってリセット。
5.色が落ち着いたら、Light Orange(YR02)にて乳輪の縁に色を置き、乾く前に指で乳首に向かってボカシを入れる。3.と同様に乳輪の輪郭を際出せる事によって強調させる効果がでます。
6.ほとんど番外となるが一応>乳首をもっと濃く(茶色)したかったのでOrentale(E34)で乳首だけ塗る。(付け根に色溜まりを起こさないように)やっぱり色乗りしないので、効果はほとんどなかった。
コツらしきもの
・ウエットティッシュはコピックがある程度乾燥しても、しつこく擦ってやれば色を抜くことができます。アルコール成分が飛んだら落ちないのですぐに新しいものに取り換えること。
・アルコール成分の抜けたウエットティッシュは、水分をたくさん含んでいるので、コピックの色を薄めることができます。また、色をぼかす事にも使用できます。
・ティッシュは結構固いので荒くボカシを入れる場合などに重宝します。
・塗った直後に指で擦ることによって任意の方向へボカシをいれることが出来ます。上記の場合だと5.にあたります。
上記な感じで色を塗りました。 コピック着色はお手軽なのではまりそうです。
しっかし、何度も写真を撮り直しているが、なかなか目で見た感じにならないのよね。
あと、始めは胸だけのトリミングした写真にするつもりだったのだが、パッと見るとリアルなので誤解を招かぬように腕の結合後まで入るようにトリミングし直した。