代表挨拶

<18期代表挨拶>

こんにちは、2023年度代表の北村です。

学生が実際の資金を用いて投資を行うことについて、私自身は、必ずしも大きな意義があるとは考えていません。初期資金が限られていて得られる利益も限定的ですし、学生時代の貴重な時間を相応に費やす必要があります。それよりも、旅行や遊びに資金を使ったほうが、将来的には大きなリターンが得られると思います。人的資源に投資をするという意味です。

しかし、意義がゼロだとも考えていません。ファンダメンタルズ分析に基づいた株式投資は、日常の些細な変化に着目し、投資ストーリーを構想して、市場との目線の違いを明確化したのち、最終的な投資判断を下す、という一連のプロセスを経ます。これは「仮説→検証」の繰り返しです。この考え方は、大学での研究活動や、就職活動、卒業後のビジネスシーンでも役に立つと思います(そう願っています)し、学生時代に経験を積んでおけば、人生スパンで大きなリターンが期待できるものと考えています。特に投資の場合は、自己資金が関わっているぶん本気で取り組むことができるので、この思考プロセスを鍛える訓練として最適だといえるかもしれません。

何より、メリット・デメリットは関係なく、投資は楽しいものです。市場のコンセンサスとは異なった予想を基にポジションをとって、その後、想定したストーリー通りに企業業績や株価が動いたときの興奮は、他ではなかなか味わえないと思います。また、(個人的に)仲間と株や金融の話をしているときほど楽しい時間はありません。指数の動向、金融政策の方向性、大型M&Aの成否・・・など、定まった答えを出せない、出す必要もないようなトピックを延々と議論することが許されるのは、このサークルのいいところです。

もし少しでも興味を持たれた方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください。投資初心者・経験者のどちらでも大歓迎です。

<17期代表挨拶>

<16期代表挨拶>

こんにちは!TOWALY代表の賀来夏恵です。リーマンショックは我々の世代では最早歴史の出来事ですが、2020年初めのコロナショックによる株価の暴落、以降の急激な株価の回復、各国の緩和政策や供給制約によって引き起こされたインフレ懸念とそれを踏まえた金利上昇への警戒等々金融市場は常に激しい動きにさらされています。その中でも私たちは投資の本質を見失わず、市場と各企業の確固たるファンダメンタルズを評価し、一投資家としてその価値への「投資」をしなければなりません。

TOWALYでは、毎週の勉強会でその週の経済ニュースについて振り返ると同時に、業界分析・企業分析なども並行して行っており、幅広い知識を得るためにサークルメンバー一人一人が興味をもって日々努力しています。また学生投資連合USICに加盟し、実際に証券取引所や証券会社など各種企業の方と勉強する機会をいただくことで、市場や経済に関する生の情報に触れさせていただいております。金融について学ぶ上で多方面からの情報や経験は不可欠なものであると実感しており、まだまだ勉強不足ではありますが「学生ならではの目線」も提供できればと考えておりますので、これからも多くの団体の方にご協力していただけることを願っております。どうかこれからも、TOWALYを宜しくお願い申し上げます。