電気通信大学 情報工学演習第二 2010年度

このweb pageでは, 2010年度の情報工学演習第二のデータ構造論に対応する演習についての情報を提供します. 特に, DS5とDS6の演習がメインです.

情報工学演習第二のシラバス

データ構造論のシラバス

データ構造論のweb page (学内からアクセス可能)

締め切り後のレポートの提出(2011-01-30掲載)

締め切り後もレポートを提出してよい, と掲示板に掲示しましたがせめて提出したという連絡が欲しいです. 心当たりのある学生は, 連絡してください.

レポート再提出の学生(2011-01-28掲載 2011-02-24修正)

0611008

添付ファイル一覧

課題 (kadai.pdf)

ヒント (hint.pdf)

サンプルプログラム(sample.c, 文字コードはsjisです. nkfなどで各自読めるように文字コードを変換すること)

課題の内容について

課題2のヒントに付いて...

すでにhint.pdfで書いた修正は施されているようです. ただ, 別のbugが入ってしまったみたいですね. それを修正してください.

課題3について...

./trie Earth.txt

ではなく,

./trie < Earth.txt

で実行してください.

課題4について...

要素数Nに対して, 深さNではなくN-1の例を作ってください.

課題5について...

sample.cの優先度待ち行列のprogramにbugがあるようです. 修正したものをupdateしました. 既に提出した人には影響のないように採点します.

課題の講評について 少し, 感想を読ませてもらいました. 皆さんに一人一人返事を書くのは難しいので, ここでまとめて書きます.

  1. "簡単", "programを書く課題にしてほしかった"等の要望が多かったです. sample.cを自分で書く様にしてもらうのが良かったかもしれません. 来年度はそのようにしようと思います.
  2. "課題3はいらない", という声もありました. 実行するだけで課題が解けるのは良くないようですが, 標準入力ではないといけない, ということを他人が書いたprogramから読み取れるかが問題でした.
  3. "時間が短すぎる", "JEDの閉室時間を考慮してほしい", ということでしたがそれを考慮して簡単にしました. どうやらみなさん, 長期間&難しい方が良いみたいですね.
  4. シラバスでは最短経路, 最小全域木をやると書いたのですが, データ構造論の授業がそこまで言っていなかったので, 急遽変更しました. 期待された方申し訳ありませんでした.
  5. レポート提出者の状況を掲示板に出しておきます.
  6. "どういうところで用いられているのか", という質問がありました. ぼくは, 木構造は様々なところで使われているが, どちらかというと教育的面が強い, という印象を持っています. 演習でも言いましたが, 優先度つき待ち行列は, 実用場面よりは, 理論的な場所, 例えば, 計算複雑さの評価を良くするのに用いられることが多いと思います.
  7. 不用意に不合格者や留年者を出さないようにするのが, ぼくのこの大学における使命だと思っています. そういう点では, もっと勉強したい人にとっては不満足な課題だったかもしれません. が, もし不満足なら, 自分でどんどん新しいことをやられてはどうでしょうか? 演習の課題をこなすだけでなく, 自分でアルゴリズム関連の本を読みながら勉強や実装をしても良いと思います. 授業だけで満足することなく, 新しいことに挑戦してください.
  8. "DS1, 2をまだ提出していない"... 早く提出してください. DS課題は一つでも出していないと不合格です.
  9. M課題については, よくわかりません. 大変だと思いますが, ぼくのちからでは何ともできません.

また, いろいろ書いていこうと思います.