東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授
東京大学マーケットデザインセンター(UTMD)センター長
経済学者。1979年生まれ。2003年東京大学経済学部経済学科を卒業(卒業生総代)、2008年ハーバード大学でPh.D.(経済学専攻)を取得。その後、イェール大学コウルズ財団博士研究員、コロンビア大学経済学部客員助教授、スタンフォード大学経済学部助教授・准教授・教授を経て、2020年9月より現職。
主な著書に河田 陽向氏との共著『マッチング理論とマーケットデザイン』(日本評論社)などがある。学外においては、経済同友会代表幹事特別顧問、Econometric Society終身会員などを務める。
専門分野は人と人や人とモノ・サービスを適材適所に引き合わせる方法を考える「マッチング理論」と、それを応用して社会制度の設計や実装につなげる「マーケットデザイン」。日本の研修医マッチング制度や待機児童問題を改善する具体的な方法の発明などで知られる。多くのトップ国際学術誌に論文を発表し、受賞多数。数々の指標で最も生産性の高い日本人経済学者とされている。また、大学外との連携も積極的に行っている。
マーケットデザイン、マッチング理論、ゲーム理論など
(国内)日経・経済図書文化賞、日本経済学会・中原賞、学士院奨励賞、学術振興会賞、円城寺次郎賞、宮澤健一記念賞(公正取引協会)、大内兵衛賞・総代(東京大学)など
(海外)Social Choice and Welfare Prize, Economic Theory Fellow, SIEPR Fellow, Presidential Scholarship (Harvard University), etc.
『使える! 経済学 データ駆動社会で始まった大変革』日本経済新聞出版, 2022年7月
『天才たちの未来予測図』マガジンハウス, 2022年9月
『マッチング理論とマーケットデザイン』日本評論社, 2024年9月:第68回(2025年度)日経・経済図書文化賞受賞
『Who Gets What : マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学』日本経済新聞出版, 2018年9月【解説】
『理論生物学事典』朝倉書店, 2025年11月【コラム寄稿】