ELV Archive
「2020年春 演奏会」は,残念ながら延期となりましたが,代わりまして,これまでの演奏会から,各メンバーが最も想い出に残っている演奏をチョイスして,動画で振り返ります。どうぞお楽しみください! これからも,Ensemble: La Voceをよろしくお願い申し上げます♪
New! (2020/4/25) 10曲目「木犀のセレナーデ」をアップしました♪
1.里田 浩(バリトン)
♪R.シュトラウス: 『アラベラ』より 二重唱「そして,あなたは私のだんな様になるのですね」
2019年12月28日(土)@ギャラリー橋本 日本ヨハン・シュトラウス協会 12月例会「イヤーエンドパーティ」
アラベラ: 里田 多香子 マンドリカ: 里田 浩 ピアノ: 岩渕 静
演奏者より:
『アラベラ』は2014年春 演奏会でも,この二重唱を含む15分ほどの場面を取り上げ,岩渕さんにたいへんなご苦労をおかけした曲ですが,私にとっては,大好きなR.シュトラウスのオペラで,バリトンにいい歌がたくさんあり,妻とデュエットできる(妻の希望はともかくとして・・・!)数少ないレパートリーの1つで,たいへん大切な曲です。
この演奏会は,ヨハン・シュトラウス協会の例会でしたので,オペレッタの名曲が中心でしたが,ウィンナ・ワルツを取り入れたオペラということで,取り上げさせていただきました。
2.大竹 佳子(ソプラノ)
♪プッチーニ: 『ラ・ボエーム』より 二重唱「麗しい乙女よ」
2018年4月29日(日祝)@古賀政男音楽博物館
ミミ: 大竹 佳子 ロドルフォ: 関根 清三 ピアノ: 岩渕 静
演奏者より:
ボエームは大好きな演目ですが,ミミを歌うのは難しいです。テクニック面は勿論,プッチーニ好みの女性で,か弱いながらも意外としたたか? なミミ。どう歌ったら良いのか毎回悩みますが,ここは2人の出会いの場面なので悩みは少なかったです。
動画には含まれていませんが,この前にロドルフォがミミを口説きながら自己紹介を促す「冷たい手を」とミミの有名なアリア「私の名はミミ」があります。当日のリハーサルでロドルフォの歌に聞き惚れてしまい,アリアに入る時おたおたしてしまったので,本番ではロドルフォの歌をあまり聴かないようにしたことを覚えています。
3.倉林 るいこ(ピアノ)
♪シューマン: 『スペインの愛の歌』より
前奏曲 2010年4月4日(日)@ 雑司が谷音楽堂
第5曲「豊かに流れるエブロ川よ」 2010年11月14日(日)@杉並公会堂小ホール
ピアノ: 倉林 るいこ,和田 尚子 バリトン: 里田 浩
演奏者より:
伴奏が連弾と言う珍しい作品でした。10年前ですね,ぜひ聴きたいです。(10曲目は全員登場) 皆んな若かった♪
主宰者より:
今回は,前奏曲と第5曲をアップしました。このほかの曲もソロ・二重唱・混声四部合唱と,バラエティに富んだ組曲です。
4.和田 尚子(ピアノ)
♪レハール: 『メリー・ウイドウ』より 「女,女,女のマーチ」
2010年11月14日(日)@杉並公会堂小ホール
歌: 里田 浩,木口 雅史,岡本 日出数,武井 春樹,倉林 るいこ ピアノ: 和田 尚子
演奏者より:
この時期,もう一度見たいと思うのは,女・女・女でしょうか。もしかしたら2回くらいやっているかもしれませんけれど。楽しかったですよね。
主宰者より:
そう,これは2回やりました! 2回目のほうをアップします♪
5.岩渕 静(ピアノ)
♪モーツァルト: 『コジ・ファン・トゥッテ』より 三重唱「風よ穏やかなれ」
2014年4月27日(日)@ソノリウム
フィオルディリージ: 倉林 るいこ ドラベッラ: 岩渕 静 ドン・アルフォンソ: 木口 雅史
ピアノ: 里田 浩
演奏者より:
ピアニスト2人が歌で参加し里田さんが三度のピアノ伴奏に果敢にチャレンジしてくださった「コジの三重唱」…観てみたいです。笑
里田より:
「三度のピアノ伴奏」! この右手のフレーズを,指がつりそうになりながら,必死に練習しました!!
6.益子 茂(テノール)
♪ドニゼッティ: 『愛の妙薬』より 二重唱「女という生き物は…」~「20スクード!」
2016年4月24日(日)@スコットホール (早稲田奉仕園)
ネモリーノ: 益子 茂 ベルコーレ: 武井 春樹 ピアノ: 岩渕 静
演奏者より:
楽しく演奏できたという思い出があるのは数年前スコットホールで,愛妙の二重唱「女という生き物は」です。
7.岡本 日出数(テノール)
♪プッチーニ: 『ラ・ボエーム』より 二重唱「本当に終わりなんだね」~四重唱「何を話してた?!」
2019年4月21日(日)@スコットホール (早稲田奉仕園)
ロドルフォ: 岡本 日出数 ミミ: 大竹 佳子 マルチェッロ: 里田 浩 ムゼッタ: 大林 弘子
ピアノ: 岩渕 静
8.大林 弘子(ソプラノ)
♪プッチーニ: 『トスカ』より トスカとスカルピアの場面「彼を助けて!」~「歌に生き,愛に生き」
2015年4月29日(水祝)@ソノリウム
トスカ: 大林 弘子 スカルピア: 里田 浩 打楽器: 酒井 早苗 ピアノ: 倉林 るいこ
9.関根 清三(テノール)
♪プッチーニ: 『トゥーランドット』より 「誰も寝てはならぬ」
2019年4月21日(日)@スコットホール (早稲田奉仕園)
カラフ: 関根 清三 ピアノ: 岩渕 静
演奏者より:
会場をどよめかせるなどということは,われわれ素人にはどだい無理ですが,一度だけありました。ただし,歌によってではなく,歌の前にこけそうになって…。どよめきの御礼に,最後のVincerò! (〔ウィルスに〕勝つぞ)の叫びは,生涯で一番長く伸ばしました!それにしても,いつも歌を支えてくださる岩渕先生には,ここでは転倒も支えていただき,感謝は尽きません。有難うございます‼
10.里田 多香子(ソプラノ)
♪湯山 昭: 『三つのセレナーデ』より 「木犀のセレナーデ」
2011年7月10日(日)@雑司ヶ谷音楽堂
ソプラノ: 里田 多香子 ピアノ: 和田 尚子
演奏者より:
湯山昭(1932-)の『三つのセレナーデ』は「桜のセレナーデ」「マスカットのセレナーデ」「木犀のセレナーデ」からなり,「木犀のセレナーデ」は,華やかでドラマチックな中にも繊細なメロディと美しい歌詞が心地良く,個人的に三曲の中で一番好きな曲です。長い間師事していた福原久美先生もこの曲をCD収録されていて,今回の演奏の目標にさせていただいています。