研究生活

研究室で開講している講義・実験

  • 専門英語Ⅰ,Ⅱ(3回生):英語の教科書や論文を和訳・要約する発表形式の講義です。
  • 専門演習Ⅰ,Ⅱ(4回生):英語の論文を和訳・要約する発表形式の講義です。
  • 農学専門実験Ⅰ,Ⅱ(3回生):研究室のベーシックな実験手法の習得を目指します。


卒業研究

卒研テーマは基本的に3回生の11月頃に決定します。卒研をまとめるためには実験を地道に継続し、情報収集、文章執筆、発表準備などの身につけるべき能力が多くあります。習得には努力が必要ですが、社会に出ても役に立つ能力であると信じています。教員は皆さんが努力し、成長できる環境を整えることでサポートします。

(指導方針についてはこちらも参考にして下さい)


研究室見学

ホームページで見るだけではわからないことが沢山あるはずです。興味を持ってくれた方は是非、研究室見学に来て下さい。

園芸植物学研究室には3つの実験室があり、圃場や屋内で栽培した果樹や野菜の調査を行っています。また、それぞれの部屋は研究目的により使い分けています。

実験室①

圃場や屋内で栽培した植物を調査したり、果樹や野菜の成分分析などを行います。

(左)HPLCを用いた果樹や野菜に含まれる成分を分析。

(右)植物の組織培養に用いるMS培地の作成。

実験室②

PCR、電気泳動、大腸菌やアグロバクテリウムの遺伝子組換えなど、遺伝子解析が行える環境が整っています。

(左上)果樹、野菜などの遺伝子配列をPCRにかけて増幅することで、塩基配列の解読、遺伝子の発現解析、コンストラクト作成を行います。

(右上)Realtime-PCRを用いた遺伝子発現解析。

(下)果樹や野菜のサンプル、大腸菌やアグロバク テリウムを超低温フリーザーで保存します。遠心機で核酸を抽出します。

実験室③

クリーンベンチやオートクレーブが設置されており、無菌操作による植物の組織培養や、室内での実験植物の栽培を行います。トウガラシ、トマ ト、タバコの実生を用いた実験はこの部屋で一年を通じて行えます。大腸菌やアグロバクテリウムの培養操作などもこの部屋で行います。

(左)実験に使用するタバコ実生の栽培。

(右)クリーンベンチ内での無菌操作。