論文

Emura N, Muranaka T, Iwasaki T, Honjo MN, Nagano AJ, Isagi Y, Kudoh H (in press) Effects of fruit dimorphism on genetic structure and gene flow in the coastal shrub Scaevola taccada. Annals of Botany.

佐藤逸史, 大石圭太, 畑邦彦, 榮村奈緒子（2022）赤外線センサーカメラで観察された鹿児島県本土の連続林と分断林を利用する哺乳類と鳥類．鹿児島大学農学部演習林報告47, 1-8．

榮村奈緒子, 繁昌慶, 村中智明（2021）大隅諸島竹島における鳥類の生息状況と外来種イエネコによる捕食状況．Strix 37, 9-24

川西 基博, 酒匂 春陽, 相場 慎一郎, 藤田 志歩, 鵜川 信, 榮村 奈緒子, 田金 秀一郎, 宮本 旬子 （2021） 世界自然遺産候補地奄美大島の森林における植物の種多様性と伐採履歴および微地形との関係 ―鹿児島大学薩南諸島森林生態研究グループ― . 自然保護助成基金助成成果報告書30, 6 - 24.

Honjo MN, Emura N, Kawagoe T, Sugisaka J, Kamitani M, Nagano AJ, Kudoh H (2020) Seasonality of interactions between a plant virus and its host during persistent infection in a natural environment. The ISME Journal 14, 506–518

Ito T, Nishio H, Tarutani Y, Emura N, Honjo MN, Toyoda A, Fujiyama A, Kakutani T, Kudoh H (2019) Seasonal Stability and Dynamics of DNA Methylation in Plants in a Natural Environment. Genes 10 (7), 554

Tanaka KD, T Denda T, Ueda K, Emura N (2015) Fruit colour conceals endocarp dimorphism from avian seed dispersers in a tropical beach plant, Scaevola taccada (Goodeniaceae), found in Okinawa. Journal of Tropical Ecology 31 (04), 335-344

Emura N, Furuya W, Ando H, Deguchi T (2015) Monitoring of avifauna to estimate the effect of nature restoration in Mukojima, Bonin Islands. Journal of Yamashina Institute for Ornithology 46, 89-100

Emura N, Denda T, Sakai M, Ueda K (2014) Dimorphism of the seed-dispersing organ in a pantropical coastal plant, Scaevola taccada: Heterogeneous population structure across islands. Ecological Research 29, 733-740

Barnett CA, Emura N (2014) The sources of diurnal variation in caching behaviour of South Island robins (Petroica australis australis). Emu 114, 379-384

Ando H, Emura N, Denda T, Nakahama N, Inoue-Murayama M, Isagi Y (2014) Development of microsatellite markers for the coastal shrubScaevola taccada (Goodeniaceae). Applications in Plant Science 2 (5): 1300094

Emura N, Ando H, Kawakami K, Isagi Y (2013) Genetic and morphological differences among populations of the Japanese Bush-warbler (Aves: Sylviidae) on the Ogasawara Islands, Northern Pacific. Pacific Science 67, 187–196

Emura N, Kawakami K, Deguchi T, Sone K (2012) Potential role of frugivorous birds in the recovery process of forest vegetation after feral goat eradication in Mukojima Island, the Bonin Islands. Journal of Forest Research 17, 352–359

栄村奈緒子, 出口智広 (2009) ノヤギ駆除後における小笠原諸島聟島の鳥類相. 日本鳥学会誌 58, 77-85

栄村奈緒子, 畑邦彦, 曽根晃一 (2005) 鹿児島県垂水市周辺におけるサギ類のコロニーや塒の利用と採食場所選択. 鹿児島大学農学部演習林報告33, 29–34

報告

榮村奈緒子（2020）薩南諸島竹島における春期と夏期の鳥類調査．南太平洋海域調査研究報告, 46-47

安藤温子, 栄村奈緒子, 出口智広（2020）小笠原諸島におけるジュウイチHierococcyx hyperythrusの初記録．日本鳥学会誌 69, 105-108

上田恵介, 杉田典正, 栄村奈緒子, 鈴木創 (2013) オガサワラオオコウモリの生息状況と海洋島生態系での役割の解明. プロナトゥーラファンド第21期助成成果報告書, 53–64

栄村奈緒子 (2011) 小笠原群島父島の鳥類相―15年前との比較. Strix 27, 159–164

栄村奈緒子, 川上和人 (2011) イソヒヨドリによる移入植物の島間種子散布の可能性. 小笠原研究年報34, 15–22

栄村奈緒子 (2006) 三宅島でのタカサゴクロサギの初記録. Miyakensis 10, 65-66

著書・雑誌等

榮村奈緒子（2021）クサトベラの種子散布に関わる果実二型の原因遺伝子のスクリーニング．生態学研究センターニュース, 京都大学生態学研究センター, 148, pp18

榮村奈緒子（2020）鹿児島県内にある小さな島の鳥類相を調べる. 環境報告書2020, 鹿児島大学, 17-18

栄村奈緒子 (2017) 海流の流れのように. 生態学研究センターニュース, 京都大学生態学研究センター, 138, pp7

栄村奈緒子 (2016) 南の島巡りで見つけたクサトベラの変わった種子散布戦略. 野外鳥類学を楽しむ （上田恵介 編）, 海游舎, 281-294

栄村奈緒子 (2015) "地域限定の鳥”は何を食べているのか？―メグロ（小笠原諸島・母島）. BIRDER, 文一総合出版, 29 (12), pp. 18

川上和人, 栄村奈緒子 (2014) 狭い小笠原に３つのウグイス。どうすればいいの？季刊森林総研, 独立行政法人森林総合研究所, 28, 16-17

栄村奈緒子 (2014) メグロ. BIRDER, 文一総合出版, 28 (8), pp. 26

栄村奈緒子 (2014) オガサワラカワラヒワのいま. BIRDER, 文一総合出版, 28 (1), pp24

栄村奈緒子 (2013) この夏こそ島でバードウォッチング―父島・母島. BIRDER, 文一総合出版, 27 (7), 41–43

栄村奈緒子 (2013) 書評「不死細胞ヒーラ～ヘンリエッタ・ラックスの永遠なる人生」レベッカ・スクルート著. 生物科学, 日本生物科学者協会, 64, pp253

栄村奈緒子 (2012) 書評「新しい分子進化学入門」宮田隆編. 生物科学, 日本生物科学者協会, 63, pp127

栄村奈緒子 (2012) 小笠原諸島・聟島の種子散布者. すずかけの径. 立教大学セカンドステージ大学サポートセンター, 4, 32–33

栄村奈緒子 (2011) 書評「ヨーロッパ産スズメ目の識別ガイド」ラーシュ スベンソン著. 日本鳥類標識協会誌, 日本鳥類標識協会, 23 (2), pp98

栄村奈緒子 (2010) 鳥に食べられる果実たちのしたたかな戦略. BIRDER, 文一総合出版, 24 (10), 28–31

国際学会

ポスター 査読有

Emura N, Isagi Y, Nagano JA, Honjo MN, Kudoh H, Denda T, Ueda K. Genomic analysis of fruit dimorphism in a pantropical species Scaevola taccada by RAD sequencing data. Island Biology 2014. 0112. Honolulu, Hawaii. July, 2014

ポスター 査読無

Emura N, Muranaka T, Iwasaki T, Honjo MN, Nagano AJ, 5, Isagi Y, Kudoh H. Genetic structure and gene flow of a fruit-dimorphic coastal shrub, Scaevola taccada. The 9th East Asian Plant Diversity and Conservation - Virtual Symposium 2021, P16, October, 2021

Emura N, Sakai M, Denda T, Ando H, Isagi Y, Ueda K. Differentiation of potential seed dispersal ability by bird between two morphs of Scaevola taccada. International Ornithological Congress. Tokyo, Japan. August, 2014

Emura N, Miyata K, Ueda K, Sakai M, Denda T. Differences in distribution of polymorphic forms of Scaevola taccada fruits: the effects of landscape and soil type. East Asian Federation of Ecological Societies. P2-153A, Shiga, Japan. March, 2012

Sugita N, Ueda K, Emura N. Do Bonin flying-foxes have a function as seed dispersers of Pandanaus boninensis? East Asian Federation of Ecological Societies. P1-142A, Shiga, Japan. March, 2012

Emura N, Ueda K, Two types of fruit with different seed dispersal mode in Scaevola taccada. East Asian Botany. P2, Ibaraki, Japan. March, 2011

国内学会発表

ポスター・査読なし

栄村奈緒子, 古本良, 内貴章世, 梶田忠, 工藤洋. 海岸植物クサトベラの集団間および二型間で果実形態変異が生じる要因. 種生物学シンポジウム．P66. 滋賀（オンライン）．2020年12月

榮村奈緒子, 繁昌慶, 村中智明. 大隅諸島竹島の鳥類調査と外来種イエネコの糞分析. 九州森林学会, 708. オンライン. 2020年10月

堂前百夏, 芦原誠一, 塩谷克典, 畑邦彦, 榮村奈緒子. 高隈演習林における糞粒法を用いたシカの生息密度調査. 九州森林学会, 711. オンライン. 2020年10月

栄村奈緒子, 内貴章世, 梶田忠, 吉永新, 高部圭司, 本庄三恵, 工藤洋. クサトベラの種子散布 に関わる果実二型の比較トランスクリプトーム解析. 日本生態学会. P162. 北海道. 2018年3月

栄村奈緒子, 内貴章世, 梶田忠, 吉永新, 高部圭司, 本庄三恵, 工藤洋. 形態観察と遺伝子発現量解析によるクサトベラの果実二型の比較. リグニン討論会. P06. 名古屋. 2017年10月

梶田結衣, 山本崇, 栄村奈緒子, 井村信弥, 石垣圭一, 堤ひとみ, Alison K S Wee, 高山浩司, 梶田忠. 半熱帯海流散布植物ナガミハマナタマメの全球スケールでの交配実験. 植物分類学会. 京都. 2017年3月

栄村奈緒子, 内貴章世, 梶田忠, 工藤洋. 種子散布能力に関する果実二型 をもつ海岸植物クサトベラ —成熟段階ごとの果実 形態の比較—. リグニン討論会. P07. 京都. 2016年10月

栄村奈緒子, 井鷺裕司, 本庄三重, 永野惇, 工藤洋, 傳田哲郎, 上田恵介. クサトベラのRAD-seq 法を用いたゲノム解析. 日本植物分類学会. P31. 熊本. 2014年3月

栄村奈緒子, 酒井美由紀, 傳田哲郎, 安藤温子, 井鷺裕司, 上田恵介. 海流だけでなく鳥散布能力も異なるクサトベラの果実二型. 日本生態学会. PB2-111. 広島. 2014年3月

栄村奈緒子, 古谷亘, 安藤温子, 出口智広. 聟島におけるネズミ駆除前後の陸生鳥類相の比較. 日本鳥学会. P71. 名古屋. 2013年9月

栄村奈緒子, 宮田和裕, 上田恵介, 酒井美由紀, 傳田哲郎. クサトベラの種子散布様式が異なる2型の地理的分布. 日本植物分類学会. P13, 大阪. 2012年3月

栄村奈緒子, 川上和人. 亜種ハシナガウグイスのいなくなった聟島列島でみつかったウグイス. 日本鳥学会, P106, 千葉. 2010年9月

栄村奈緒子, 川上和人, 出口智広, 畑邦彦, 曽根晃一. 人為改変された島の植生は現在の果実食鳥類によって, どのように回復していくのか？ 日本鳥学会, P35, 北海道. 2009年9月

栄村奈緒子, 小笠原諸島聟島における鳥類の生息状況. 日本鳥学会, P50, 熊本. 2007年9月

口頭・査読無

榮村奈緒子, 古本 良, 内貴章世, 梶田 忠, 工藤 洋. 海岸植物クサトベラの果実二型－鳥による種子散布能力の評価－. 九州森林学会, 401, 鹿児島. 2019年10月

松尾綾乃, 畑 邦彦, 榮村奈緒子. 桜島と新島における鳥類相の比較－ウチヤマセンニュウの繁殖状況に着目して－. 九州森林学会, 402, 鹿児島. 2019年10月

佐藤逸史, 大石圭太, 畑 邦彦, 榮村奈緒子. 鹿児島県内における野生鳥獣の生息状況. 九州森林学会, 403, 鹿児島. 2019年10月

繁昌 慶, 畑 邦彦, 榮村奈緒子. 鹿児島におけるノネコ食性の季節変動と地域変動. 九州森林学会, 404, 鹿児島. 2019年10月

吉元弘祐, 栄村奈緒子, 畑 邦彦. 鹿児島県の遷移段階の異なる林分におけるFrankia根粒の着生状況. 九州森林学会, 205, 鹿児島. 2019年10月

梶田 結衣, 山本 崇, 栄村 奈緒子, 井村 信弥, 石垣 圭一, 堤 ひとみ, Wee Alison Kim Shan, 高山 浩司, 梶田 忠. 汎熱帯海流散布植物ナガミハマナタマメの全球スケールでの交配可能性世界各地から得られたナガミハマナタマメを栽培して交配実験を行い、受粉後生殖隔離の有無を検証した. 日本植物学会, 1PF05, 千葉. 2017年9月

栄村奈緒子, 上田恵介, 傳田哲郎, 永野惇, 本庄三恵, 工藤洋, 井鷺裕司. 海岸植物クサトベラにける分散性果実二型の適応的意義について考える. 日本生態学会, G 15, 鹿児島. 2015年3月

栄村奈緒子. 異なる種子散布能力を持つクサトベラの果実二型. 小笠原兄島へのグリーンアノールの侵入～外来種対策のパラダイムシフト～第2部小笠原生態学研究の最新フラッシュ2013. 日本生態学会, 自由集会, 広島. 2014年3月

栄村奈緒子, 宮田和裕, 上田恵介, 酒井美由紀, 傳田哲郎, 安藤温子, 井鷺裕司. 種子散布様式が異なるクサトベラの二型～地形と出現頻度の関係～. 日本生態学会, E3-31, 静岡. 2013年3月

栄村奈緒子, 酒井美由紀, 傳田哲郎, 安藤温子, 井鷺裕司, 宮田和裕, 上田恵介. クサトベラの二型―鳥と海による種子散布能力の違い. 日本鳥学会, B25, 東京. 2012年9月

栄村奈緒子, 安藤温子, 川上和人, 出口智広, 古谷亘, 井鷺裕司. 聟島・小笠原群島・火山列島のウグイスの未来. 日本鳥学会, B23, 大阪. 2011年9月

栄村奈緒子, 川上和人, 出口智広, 畑邦彦, 曽根晃一. 人為改変された島で, 現在の種子散布者が植生回復に与える影響. 日本森林学会九州支部, 610, 福岡. 2009年10月

栄村奈緒子, 川上和人, 出口智広, 畑邦彦, 曽根晃一. 小笠原群島の外来種メジロの種子散布. 日本森林学会九州支部, 501, 大分. 2008年11月

栄村奈緒子, 川上和人, 出口智広, 畑邦彦, 曽根晃一. 小笠原諸島聟島の陸鳥2種の種子散布. 日本鳥学会, O-C-7, 東京. 2008年9月

出口智広, 原田知子, 栄村奈緒子, 油田照秋, 鈴木創, 尾崎清明, Judy Jacobs. 小笠原諸島聟島におけるクロアシアホウドリの人工飼育. 日本鳥学会, S15, 熊本. 2007年9月

講演 (ワークショップ、シンポジウム、公開セミナーなど)

榮村奈緒子. 海岸植物クサトベラの種子散布に関わる果実二型の維持機構. 国際島嶼教育研究センター. 第220回研究会. 鹿児島. 2022年6月

榮村奈緒子. 自動録音装置による鳥類モニタリング. 講習会「奄美の自然を守る 自然環境モニタリングを知ろう！」. 鹿児島大学鹿児島県環境学研究会. 奄美. 2021年12月.

榮村奈緒子.海岸植物クサトベラの種子散布に関わる果実二型の研究. 動物・植物・生態三学会合同鹿児島例会. 鹿児島. 2019年7月

Naoko Emura. Comparative transcriptome analysis of dimorphic fruits related to seed dispersal ability on Scaevola taccada. Plant Development and Evolution 2018, University of Zurich. Swiss, February, 2018

榮村奈緒子. 異なる種子散布能力をもつクサトベラの果実二型ー維持機構と分子機構の解明に取り組む. 森林生物学研究室スペシャルセミナー. 京都. 2017年10月

本庄三恵, 永野惇, 川越哲博, 杉阪次郎, 栄村奈緒子, 神谷麻梨, 工藤洋. RNA-seq を用いて見えてくる自然植物集団内でのウイルスの動態と宿主遺伝子発現の変動. シンポジウム_技術革新が拓く植物の自然史. 植物学会 沖縄. 2016年9月

栄村奈緒子. 実が２タイプ！？クサトベラのふしぎ. 西表野生生物保護センター ミニ講座. 沖縄, 西表島. 2016年8月

栄村奈緒子. 海岸植物クサトベラの分散性果実二型と鳥と海流の関係. 日本鳥学会員近畿地区懇談会第110回例会. 滋賀. 2015年5月

栄村奈緒子, 酒井美由紀, 傳田哲郎, 安藤温子, 井鷺裕司, 上田恵介. 海流だけでなく鳥散布能力も異なるクサトベラの果実二型. 神奈川県立生命の星地球博物館 小笠原最新研究ポスター発表会. 神奈川. 2015 年1月

栄村奈緒子. 鳥と海と地形がつくるクサトベラの二型．母島住民説明会. 主催: (社) 小笠原環境計画研究所, 東京, 母島. 2012年9月