1. 今年度の目的・必要性
老朽化が進む新潟市・長岡市・上越市などの都市部市街地では、建て替えや改修の需要を掘り起こし、住宅の更新を図る必要性が高まっている。平成22年度の「越後の匠の家 町家型」の企画開発はこの状況に対応したものである。本事業は、これをさらに押し進め、「越後の匠の家 町家型」の技術開発を行い、都市部の需要に答えようとするものである。これにより、「越後の匠の家」は新潟県のほとんどの地域の需要に応えることが可能となり、新潟県の地域型住宅として県民にアピールし、普及推進する体制が整うことになる。
2. 「越後の匠の家 町家型」の性能
越後の匠の家は8つのコンセプト、40のルールからなる認定基準を満たす「長期優良住宅越後の匠の家」と住宅性能評価基準耐震等級のみを1に減じた「越後の匠の家」がある。(下図参照)また、都市部市街地での建設を想定することから法22条区域、準防火地域に対応する。
3. 事業の概要
1) 5回のワークショップ(委員会)の開催:技術開発の検討
2) 講習会の開催:ワークショップの中で構造、先進事例の講習会を行なう
3)「越後の匠の家 町家型」の実施設計図の作成
4)「越後の匠の家 町家型」の標準仕様、標準詳細図の作成
5)町家型地域住宅の先進事例の視察