山形大学において、不定期ですが、離散数理関連のセミナーを開催しています。2012年度までは、セミナー名を付けずに開催していましたが、継続性を考慮して、今後は「離散数理セミナー」として開催していきます。

講演希望の方は、世話人のいずれかにご連絡をお願いします。山形の大自然とおいしい食べ物も皆様をお待ちしております。

現在、セミナー講演者を募集しておりますので、ご検討をよろしくお願いします。

次回以降の開催予定:

2026年1月23日(金)

会場:理学部1号館1F 14番教室

16:20~17:20

講演者:田中 優帆 氏(大分大学)

講演題目:

有向サイクルの二乗グラフの有向全域木の数え上げについて

アブストラクト:

 一般に,無向連結グラフの全域木の総数は行列木定理を用いて数え上げることができる.より正確には,グラフのラプラシアン行列の非ゼロ固有値の積をグラフの頂点数で割ったものと,グラフの全域木の総数が一致する.しかし,行列木定理を用いると全域木の総数は数え上げられるが,全域木の構成に関する情報は得られない. D. J. Kleitman氏と B. Golden氏は,1975年に,行列木定理を使わず,無向サイクルの二乗グラフの頂点数が偶数の場合のみ,平面グラフの位相的性質を使って全域木を数え上げていた.2024年には,宗政昭弘氏達が,奇数頂点の場合も含めて,行列木定理を使わずに同様の手法で無向サイクルの二乗グラフの全域木を数え上げることができている.本講演では,その研究を拡張した,有向サイクルの二乗グラフについての結果を述べる. 


世話人

石渡聡(山形大・理学部)ishiwataあsci.kj.yamagata-u.ac.jp 

佐久間雅(山形大・理学部)sakumaあsci.yamagata-u.ac.jp

冨樫貴成(山形大・理学部)togashiあsci.kj.yamagata-u.ac.jp

中西正樹(山形大・地域教育文化学部)m-nakaあe.yamagata-u.ac.jp

西村拓士(山形大・理学部)nisimuraあsci.kj.yamagata-u.ac.jp