NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン4

NCIS4の1 ジヴァを救え(再会)

月日のたつのは早いものだ。しばらくほったらかしにしていたら、まだ見てないもの、まだ書いてないものがどっさりんこ。これなんかレギュラーの名前も顔もすっかり忘れていて・・。シーズン3は見てないので、ギブスがNCISを離れた理由は知らないし、そんなことはどうでもいいし。私がこれを見るのはデヴィッド・マッカラムが出ているから・・それだけでありんす。彼まだ生きているのかな。IMDbで確認・・まだ生きてる(ホッ)。冒頭車を飛ばすジヴァ。二人乗りのバイクに何やら感じ、追いかける。途中爆発が起き、男が吹っ飛ぶ。車を降りたジヴァの前に現われたのは死んだはずのエシェル。ジヴァは驚きのあまり何もできず、エシェルが去るのを見送るだけ。彼はジヴァの元チームメイトらしい。後になって彼女は自分がはめられたことに気づく。吹っ飛んだ男はワジルとか言って、彼を保護していたFBI捜査官も含め、三人を殺した犯人にされてしまった。現場に彼女の車が乗り捨てられていたし。トニーはギブスの代わり・・ボスとしてチームを率いなければならないが、そんな器には見えないのがイタイ。彼は自分で考え、決断するより、誰かの知恵を借りる方が得意。借りると言うより当てにする・・か。ジヴァは大使館へ行ったものの、じっとしていられず、抜け出してアビーにギブスの居場所を尋ねてくる。NCISにはFBIのサックス達が来ていて、主導権は自分達が握ると主張。何しろ仲間をやられたのだから。サックスは以前トニーを疑ったことがあるとかで、お互い嫌い合ってる。何だかどうでもいいようなことで時間食っていて、それがこのシリーズの魅力なのだろうが、こちとらちっともおもしろくないです。ギブスはメキシコの友人マイクのところにいるが、ジヴァを助けるためわりと簡単に戻る。エシェルのアジトをわりと簡単に見つける。踏み込むと男の死体が。この男性と、エシェルを殺す女性が冒頭のバイクの二人組か?ジヴァがその女性と戦うが、蹴られたりしても録音は大丈夫だったのか?ジヴァ達がケータイで連絡取り合っていてもFBIは気がつかないのか。普通は目を光らせるでしょ。めぼしいゲストが出ているわけでもなく、さして見どころもなく・・。

NCIS4の2 無実の訴え(逃亡者の真実)

フォーネル捜査官の前にポールソンが現われる。元兵曹で四年前銀行強盗をし、仲間二人を殺害。奪った金は行方不明で、終身刑になっている。それが脱走し、自分は無実だ真犯人をつかまえろと要求する。彼をつかまえたのはフォーネルとギブスらしい。フォーネルは幼い娘エミリーのことが心配だ。何しろ相手は殺人犯。彼もギブスも当時の捜査に間違いはないと信じているが、そのうち自信がぐらつき始める。ポールソンが心を許すのは元水兵ミッキーだけ。そのうちポールソンはトニーの車からパソコンを盗む。パソコンには当時彼に不利な証言をした証人の資料も入っている。復讐するのか。いや、彼に殺されなかった三人目の仲間ナッシュを捜しているのか。見つかっていない金はナッシュが隠しているのか。ギブスが現場に戻るには時間がかかった。前回はジヴァを助けるため仕方なく戻ったけど今回は・・。とは言えポールソンのせいでフォーネルと娘が離ればなれでいるのは気にかかる。フォーネルはギブスの二番目の妻と結婚したが、うまくいかなかったらしい。彼の年齢にしてはエミリーは幼すぎる気も。もっともスパーノが老けて見えるからそう思えるのかも。あたしゃてっきり孫だと・・。そのうちナッシュの死体が見つかる。拷問されたようなのは、金のありかを吐かせるためか。ギブス達の先手を打って行動しているようなのが不思議だが、トニーのケータイだかボイスレコーダーだかに細工してあり、情報が筒抜けだったことがわかる。とにかく、ポールソンは無実なのかも・・と思い始めていたギブス達は、やはり金が目当てで、自分達はナッシュの行方を突き止めるために利用されただけなのかも・・となる。それがまた引っくり返り・・。ただ、犯人が〇〇だとすると、つじつま合ってます?ポールソンは銀行強盗には全く関係ないってこと?ナッシュの分け前はどうなっていたの?ミッキー役はハル・ホルブルック。よく見かける人だ。局長はギブスの退職届をずっと未処理のまま置いていたようだ。彼女は非常に論理的な思考・判断をする人で、ギブスやトニーとは対照的。また、ダッキーはあの年でまだ勉学に励む。派手な捜査よりこっちの方が印象に残る。

NCIS4の3 お見合いパーティーの行く末(連れ去られた大尉)

トニーに栄転のチャンスがめぐってくるが、行き先がスペインとあってはちょっと考えちゃう。今のチームとは離れたくないし・・と言うか、他のところじゃ務まらないんじゃないの?ギブスはヒゲを生やしているけど、順番通り見ているわけではないので、理由はわからん。サリバンという大尉が拉致されたようで。彼女のアパートを調べると、家捜しのあと。彼女は個人データを収集し、分析していたようで。「将軍の娘」みたいに裏の顔があるのかと期待させるが、すぐ的はずれとわかる。今回死体がないので、ダッキーの出番はなしかなと思ったら、心理学の学位を取ったようで、早速活用。サリバンの持っているDVD(「トスカーナの休日」とか)、本(推理小説)、写真(あちこち旅行しているが、いつも一人)などから浮かび上がってくるのは・・。理想の男性にめぐり合いたい・・心理学の学位なんかなくたってそれくらいわかりますがな。めぐり合うのを待ってるだけじゃだめ・・と、目をつけた男性十数人のデータを収集。一人分なくなっているから、そいつが犯人か。最初ファリスという男が浮かび上がるが、こいつはただの車泥棒。盗んだ車にサリバンがいてびっくり。ファリス役ミーシャ・コリンズはなかなかのイケメンで、「スーパーナチュラル」に出ているらしい。サリバンはホテルで開かれるお見合いパーティの常連だったらしいので、ジヴァがパーティに出て、怪しいのはいないかと捜す。毎回残念に思うのは、事件の解決に大きく関わってくるアビーの発見や結果についてのセリフが(吹き替え版だと)聞き取りにくいこと。個性的なのはいいけど、何しゃべってるのかわからんのでは困る。ついでに言うと、うつし方もこねくり回していてホント嫌になる。パッパッと切り替わり、ぐるぐる回り、地震のように揺れ、時々コマ落としみたいになる。もっと普通にうつさんかい!!事件の方は、ホテルのバーテンが出てきた時点で、こいつが怪しい・・とわかる。スキがないし、いかにも裏がありそう。彼はホテルの金庫からオークション用の大量のコイン盗もうとしていたらしい。サリバンはあれこれ探り回ったせいで、計画がばれたのではと危惧した彼に拉致されるはめに。まあ危ないところを助かるけど。これに懲りて結婚相手捜しの熱意・努力を少しは仕事に向けたら?出世するかもよ。トニーは結局栄転を断るけど、彼にこんな話が来ること自体おかしいってば!

NCIS4の4 消えた銃弾

今回は動きが少ない感じ。取りあえずCIAを悪者にしとけって感じ?パトカーが止めた車に乗っていた男は銃を持ってて、しかも発砲したばかりと思われた。そこへ(都合よく)突っ込んできた車。運転していた男はすでに死んでいて、そばには自分の血で書き残したNCISの文字。死んだのはヴェイル兵曹長、銃を不法所持していた男はIDを偽っており、指名手配中のロシア人プチェンコだった。ヴェイルはテロリストを見かけたので追跡すると通報していた。あれこれあって、今は退職してメキシコにいるマイクが、以前手がけた事件が関係しているとわかる。国土安全保障省のカーヴァーが乗り込んできて、プチェンコは協力者だから身柄を預かると言う。ギブス達は殺人事件の容疑者だから渡せないと言う。で、殺人の方だが、最初駆けつけた時には、みんなすぐに解決すると楽観的だった。撃たれた被害者がいて、容疑者がいて、しかも発砲されたばかりの銃があって。もちろんギブスだけは慎重で。妙なことにダッキーは銃弾が見つからないと言う。こういう時思い浮かぶのは氷の銃弾だけど、違うようで。弾が見つからないとプチェンコの銃と照合できない。結局最終的に弾は胃の中で止まったと思われるので、吐しゃ物の中にあるのだろうということに。ぐずぐずしているとカーヴァーがプチェンコを連れて行ってしまうので、ジヴァとマクギーがゲロ捜し。捜している最中にもすぐそばで吐いてるのがいる。こういうやつらは、後始末するのオレじゃないもんね~とばかりに気軽に(←?)吐く。もし自分が掃除するんだったら、もうちょっと考えると・・いや、考えないか。事件を知ったマイクはすぐ飛んでくる。テレポートしたみたいに速い。あの時はプチェンコももう一人のコバチもCIAの手に渡ってしまった。当時CIAにいたカーヴァーは、絶対あいつらと組んで悪いことやってたに違いない。当時の資料は消されていたが、マイクは証拠を持ってると言い出す。もちろんウソなのは見え見え。で、このままでは彼が狙われるので、トニーが警護につくが、殴られて失神してる間にマイクは拉致される。と言うか、殴ったのはマイクって見え見え。近づいた時にはタバコのにおいがしたはずで、トニーが全く気づかないのはおかしい。マイクは取引に現われたコバチを射殺。今の彼はNCISじゃないから規則には縛られないとは言え、人を殺してもおとがめなしというのは・・。

NCIS4の5 婚約者たち(暴かれた死体)

客に売り家を案内していたジョディは、リビングで死体を見つける。フィンという兵長で、六ヶ月前イラクへ派遣されるという時に失踪していた。彼は土中に埋められていたのが、なぜか掘り出されここへ置かれたらしい。ニュースを見て婚約者だというシリーとレベッカが現われる。二人ともフィンに金を貸しており、イラクからの手紙を今も受け取っている。シリーとレベッカが取っ組み合いのケンカをするのを、マクギーはケータイで動画にとる。トニーは写真か?ジヴァやギブスが止めに入るのとは大違いだ。そのうち手紙の謎が解ける。フィンが仲間に頼んで、あらかじめ書いておいた手紙を定期的にイラクから送ってもらっていたのだ。フィンには頭に打撲のあとがあったが、致命傷とは思えない。死んだのは三ヶ月前。失踪してから死ぬまで、しばらく間があったようで。その後レベッカが撃たれたり、フィンが借りた倉庫から金貨が見つかったりするが、なかなか話が見えてこない。そのうち三人目の女の存在がわかる。ジョディである。彼女は逆上してフィンを殴ったことは認めたが、殺しは否定。頭を冷やして戻ってきたら、フィンは消えていたと主張。彼女じゃないとすれば、あとは彼女の夫リックしかいませんな。ジョディは最近父親が亡くなり、200万ドルを相続している。リックは彼女に金が入るまで、フィンが見つからないよう埋めたのだ。今になって掘り出したのは、ジョディに罪を着せるため。そのうち彼女がフィンと関係していたこともわかるはず。でも・・殺す動機はあっても、わざわざ掘り出し、自分が担当する家に置くはずないけど。今回リックを追い詰めたのはダッキー。まだ生きているフィンを埋めたことも明らかにする。ギブスはと言えば、ジョディを責め立てるばかりで、他に目が行かない。後で彼は見つかった金貨から、シリーとレベッカに渡す分を抜いていたことがわかる。それはいいんだけど、三人目の婚約者も現われたぞ。まだ他にもいるかもよ。ジョディ役の人は「メンタリスト」のブレンダやってた。それにしても・・兵士がいなくなったのに、海軍は捜さなかったのかね。リックも死体掘り出さなくても・・。ジョディにフィンとの不倫は知ってるぞ、失踪したのも知ってるぞと脅しをかけて、遺産半分もらって離婚すればよかったのに。全部いただこうとするから、こうなる。

NCIS4の6 魅惑のハロウィーン(ハロウィーン誘拐事件)

今回はハロウィンということで、まずカスター将軍がエジプト女王の前で倒れる。撃たれたのはエリックという軍曹で、女王は隣人で医者。だから自分で救急を呼ばず、隣家まで歩いてきたのか。ギブス達が駆けつけてみると、ガイコツの仮装した男の死体。こちらはエリックが殺したらしい。最初見た時は何が何やら・・誰?どこ?・・で、結局二回見た。娘のサラがいなくなっており、姉と一緒に帰宅したローリーは、夫は重体、娘は誘拐という事態にショックを受ける。そのうち身代金10万ドルを要求する電話が来るが、ギブス達は彼女が何か隠しているのでは・・と疑う。ローリーは八年前ミラーという男と過ちをおかしたが、最近になってミラーがサラとの親子関係を言ってきたらしい。それがエリックにばれ、夫婦仲が悪化。別居中の彼が家にいたのはハロウィンだからか?で、早速ミラーを捜すが、彼は仮装パーティの真っ最中。踏み込んだギブス達も仮装しているのだと思われてしまう。「CSIの綴りが間違ってるよ」と言われるのが笑える。もちろんミラーはシロ。ローリーの、姉に対する態度がおかしいので、何かあるな・・とわかる(が、メンバーは気づかない)。そのうちジヴァが目を離したスキにローリーと姉はいなくなる。その頃ガイコツ男の身元がわかり、犯人の狙いはローリーの勤め先だとわかる。サラを人質に取り、会社の金を引き出して送金させようというのだ。姉というのはやっぱりウソで、一味の一人。たぶん監視役だろう。でも、二人して自宅へ戻ってくるのはおかしい気も。警察などがいて足留めされるに決まってる。何で会社へ直行しないのか(夜だから?)。今回アビーがモンローの仮装をし、トニーやマクギーがぽかんと見とれているのがおかしい。外見はセクシーでも、言動はいつも通りだから、ヤローどもはなかみではなく、プラチナブロンドとセクシードレスにメロメロってこと。一方ダッキーは車に落書きしたガキ二人を3ブロック走ってつかまえ、清掃を命じる。意外と健脚・・と言うか、3ブロックって何メートル?ギブスはルンバをぶっ壊していたな、何てことするんだ、ただお掃除していただけなのに・・。ラスト・・事件が解決して、サラのためにパーティやってあげてたけど、この後サラとミラーの父子判定が待ってるぞ~。

NCIS4の7 新たな恋の予感(それぞれの序章)

これは前に一度見たけど感想書かずほったらかし。解決せず、次に続くからかな。ゴルフ場で陸軍大佐が息子ジョシュ(ブレイク・バーショフ)と一緒にプレイ。大佐は明日にはイランへ派遣される。ジョシュは大学へ。父子で楽しむひとときがこれで最後になるとは・・。バンカーで爆発が起き、大佐は死亡。ジョシュは直前にクモの巣のようなものを見ており、それが爆弾の一部だったのだろう。しかし手がかりはほとんどなし。陸海軍クラブで起きた事件なので、陸軍のマン中佐がやってきて、ギブスと主導権をめぐって争ったりするが、お互い興味を持ち合ったようで。相手のお尻を見たりするのが笑える。トニーはジャンヌと付き合い始めるが、自分のことははっきり言わない。彼はいざとなると尻込みするタイプだ。ジャンヌのこととは別に、トニーはジョシュのことも気になっている。大学へは行かず海兵隊へ入って仇を討って・・なんて考えてる彼に、短絡的なことはするなと忠告する。犯人はきっと見つけるから。CIAから三人のテロリストの情報が。アジトへ行ってみると爆弾が仕かけられていたが、ジヴァが解除。CIAに情報を提供したのはシャリフ(エンゾ・シレンティ)。今はコンビニの店長をしている。ギブスとマンが話を聞きに行くが、相手の迷惑なんておかまいなしの無神経さには呆れる。こういう立場にいる人には危険が及ばないようもうちょっと気を配ってあげるべきでしょ。その後当のコンビニが爆発炎上。見つかった焼死体はシャリフのものか。生きながら焼かれたらしいとダッキー。店の防犯カメラから浮かび上がったのは浮浪者のエイブラハム。食品を万引きしたけど、シャリフは見逃してあげていた。それなのにエイブラハムは・・いやいや、彼は自分でも知らないうちに爆弾を身につけ、テロの道具にされていた。ショッピング街で待ってるよう言ったのはシャリフ。じゃあ彼は死んではいなかったのか。あの焼死体は誰?こちらの爆弾もジヴァが解除。簡単すぎるね。

NCIS4の8 落ちてきた海兵(英雄の証明)

てっきり先週の続きかと思ったら・・あれ?シャリフは?国防長官退任のパーティの警護に駆り出されるメンバー。トニーは何も起こるわけないと、つまみ食いしたくてしょうがない。局長の上に降ってきたのは男の死体。ジヴァが気づいたおかげで何とか難を逃れる。死んだのは元海兵隊のライト軍曹。三度も負傷し、勲章ももらった英雄だが、帰還後はホームレス状態。鬱病も患っていたようで。直前に彼に襲われたと届け出たのが議員秘書のアンディ。それにしてもライトはなぜホテルにいたのか(ホームレスなのに)。そのうちホテルのメンテナンスやってるロメロが、元部隊仲間の苦境を見かねて、使っていない部屋に泊まらせてあげていたのだとわかる。ここらへんは友情と言うか、ホロリとさせられる。その時、別の部屋で女性の死体が見つかる。14歳くらいの中国系の少女で、ライトに疑いがかかる。彼は堕ちた英雄か?帰還兵の苦境について真面目に描かれるわけではない。例によってトニーは、仕事をさぼってはジャンヌに会いに行く。ジャンヌも何考えてるのかね。昼間電話かけてきてウインドーショッピングに誘うって・・どうなってるんだ?自分は病院勤務だから、夜勤がある代わりに昼間休みってこともある。でもトニーは昼間働いてるってわかってるはず。何で呼び出すんだ?呼び出しに応じるトニーもトニーだけど。一方アビーは一本のオケケの分析のため、マーティという男性に協力を求める。いろいろ話をして、化学の話がツーカーでできることを喜ぶ。おまけにボーリング好きというのも共通していて。マーティは小人だけど、アビーは全く気にしない。この二人のシーンはよかった。マーティ役の人は10話にも出ているが、ほどなく自殺したらしい。で、分析の結果から少女を殺したのはアンディとわかる。ライトは少女を助けようとした方。やっぱり彼は今も英雄なのだ・・って、こういうの好きだなアメリカ人は。途中で流れががらっと変わって、中国の福建省あたりから少女達をさらってきて売春をさせる組織の話になる。中国系のリーが潜入捜査に協力し、勇気のあるところを見せるが、話の展開が強引すぎる気も。

NCIS4の9 血まみれの妹(血まみれの訪問者)

マクギーは執筆に行き詰まっている。深夜そんな彼を訪ねてきたのは、錯乱し、手や衣類に血をつけた妹サラ。彼女は「誰か殺しちゃったみたい」と口走るが、記憶ははっきりしない。その後長々とシャワーを浴びるが、証拠をみんな洗い流しちゃっていいのかいな。いちおう尿を取るけど、時間がたったせいで何も出ない。自分の妹だからとマクギーが迷うのも、サラが現実から目をそらそうとするのもわかる。わかるけど大量の血はただごとではないし、その状態で大学からここまでタクシーで移動したのだから、誰にも知られずにというのは無理な話。彼女が犯人であることを明らかにするためと言うより、犯人でないことを明らかにするため、マクギーはすぐに行動するべきだった。と言うか、そういう時の相談相手としてギブスのことは頭に浮かばなかったのかね。彼は仮病を使って職場を休み、大学へ手がかりを捜しにいくけど、そこにはメンバーが来ていた。と言うのも校内で水兵の死体が見つかったため。トニーは死体と記念写真を取ろうとしたり、ジャンヌと会うため帰っちゃったり。ジャンヌにはもう一ヶ月も付き合ってるのに体の関係がないと言われ、トニーは局長に相談する。そりゃこんな相談ギブスにはできないわな。こんな感じでいつまでたっても話が進まず、見ていてもうんざりだ。ギブスはエレベーターの中でマクギーを叱るが、こういう時の彼は怖いね。と言うか、エレベーターに男二人でこもって停止ボタン押して出てこないなんて、普通なら誤解されますぜ。と言うか監視カメラついてると思うが。で、40分以上たってもさしたる進展もなし。最後の数分でドドドッと解決。結局何がどうなったんだ?殺されたジェフは以前サラと付き合ってたけど、その後元ルームメイトに心を移したと。で、サラはメールで元ルームメイトを脅したと。彼女はチアリーダーやってるので、サラは自分のブログでチアリーダー全体をこき下ろしていたと。それを読んだ別のチアガール、マディソンが頭にきて、サラにクスリを盛り、警備員ティトに襲わせようとしたと。そこへ助けに入ったのが運の悪いジェフ・・こういう図式でよろしかったでしょうか?今回サラのせいで、マクギーがみんなをモデルに本を書いていたのがばれてしまったようだ。

NCIS4の10 人喰い殺人鬼(煙突に眠るミイラ)

マクギーの新作が出たため、みんな仕事そっちのけで読んでる。断りもなくモデルにしたと文句が続出するが、他の者のことは書かれているのに自分だけ書かれていなかったら、それはそれで気に入らないんだろうなあ。高校のボイラーの工事中、煙突から男の死体が・・。煙でいぶされているため手間取るが、死んでから五年もたってるとわかる。ダッキーは最初死亡時期の特定を誤り、いつまでも悔やむ。自分のミスを許せない完璧主義者らしい。その男チャールズは、FBIのフォーネル(ジョー・スパーノ)が長年追っている人食い殺人鬼らしい。お互いに捜査権を主張するが、元々二人は友人なので結局は協力することに落ち着く。犠牲者は女性ばかり14人で、皆足の指を食いちぎられている。死体の胃からも指が・・(ウゲゲ)。妻に会いに行ったフォーネルは、彼女カレンが被害者達とそっくりなのに驚く。彼女は夫の関与を頑強に否定するが、庭からはさらに四体の白骨が。チャールズが殺人鬼なのは決定的で、あとは誰に殺されたかだ。死因はアイスピックやドライバーのようなもので突き刺したため。近くへ寄れるほど近しい間柄の者と考えられる。本に気を取られ、うわのそら状態で始まり、途中トニーはジャンヌと、パーマーはリーとイチャこく。その一方でカレンや子供達の置かれた悲劇的な境遇も描かれる。対比させ、悲劇性を際立たせようという魂胆か。そのうちカレンが例の高校で臨時の教員をしていたことがわかる。自分の夫が殺人鬼・・通報すれば自分はともかく子供達は一生モンスターの子と後ろ指をさされる。思い余って自分の手で・・。フォーネルもギブスもそう考える。フォーネルは情状酌量の余地がたっぷりあり、陪審員も味方してくれると励まし、彼女に自白を促す。で、彼女も涙ながらに・・というその時、ギブスにアビーから連絡が入る。庭から見つかった白骨は六ヶ月くらいの新しいもの。チャールズが殺されたのが五年前とすると・・。実は私チャールズを殺したのはエイミーかな・・と思っていたのよ。カレンは娘をかばって自分がやったことにしようとしているのだと。そしたら・・ここは意外でよかった。ばれたと知ったカレンの目をうつすのも効果的。

NCIS4の11 殺人ロボットカー(恐怖の殺人カー)

海軍大尉のシーブルックは、AI車両のテストを終え、車を戻すが、突然窓が閉まり、シートベルトがロックされ、動けなくなる。おまけに車内には排気ガス。結局一酸化炭素中毒で死んでしまう。AIオットーの開発は、海軍とエイジオン社の共同。近く行なわれるロボットカーレースで負ければ、会社は破産。シーブルックはプレッシャーで自殺したのでは・・というのが研究仲間エングラーの意見。いきなりずかずか乗り込んできて、車を見せろ、資料を見せろと要求してくるトニー達に、彼は「何様のつもりだ」と怒る。そりゃ研究のことは秘密にしておきたいし、シーブルックは自殺だと思ってるから、よそ者が入り込んで指図するのは気に食わない。まあエングラーは鼻持ちならない嫌なやつだが、トニーの態度もひどいね。セクハラについて講義受けてる時も不真面目だし。ジャンヌは今回も仕事中に電話してくる。常に連絡取っていないと不安なんだろう。恋しているんだもん、何やっても許されるってか?ケッ!ダッキーは母親を病院へ連れていくとかで、パーマーがシーブルックの検死をする。ダッキーのお母さんまだ生きてるの?90過ぎ・・そりゃそうだろうなあ。さて、防犯カメラにシーブルックとメカニックのジョーンズのトラブルがうつっていた。シーブルックは暴行されたのか?ところが見つかったジョーンズはベッドに縛りつけられていて・・。二人は恋人どうしで、ちょいと危ないプレイを楽しんでいただけ・・。シーブルックが死んだとは信じられない様子のジョーンズ。ジョーンズやってる人は見覚えがある。調べてみたら「ミディアム」の「絵画に宿る魂」に出ていた人だった。一方車を調べていたアビーは、危うくシーブルックの二の舞を演じるところだった。すぐそばにいるマクギーは全く気づかず(頼りにならんやっちゃ!)、偶然ギブスが来なかったら・・。誰かが車に細工をしたのだ。事故でも自殺でもなく他殺だったのだ。こうなるとエングラーかエイジオン社の担当者パイクのどちらかだが、エングラーが犯人なら、シーブルックの死体を発見した時に証拠となるチップを抜いていたはず。抜いてなかったということは・・。と言うわけでパイクでした。もしレースに勝って大きな受注も受けられるようになれば、エングラーがのさばることに。だから彼を殺そうと・・。シーブルックがテストをするとは予想外で・・。え~と、でもレースに負けると会社は破産するのでは?

NCIS4の12 田舎町での疑惑(疑惑の隣人)

モーテルでシャヒーン中尉が殺され、ギブス達が田舎町へ駆けつけるが、何だか様子がおかしい。連絡がちゃんとしてなかったのか、事件が起きたのは三日前とわかる。身元がわかるまで三日かかったということらしい。すでに現場は掃除され、営業再開。検死もすんでいる。無駄足だったと、ダッキーが怒るかな・・と思ったが、そうでもなかったな。保安官は、もう容疑者も特定してると、落ち着いたもの。アラブ人のマスードの仕業に違いない。ギブスの見るところ、マスードの隣人ダリルが何か知っていそうだ。よそ者には極端に警戒心をいだく、田舎によくいるタイプ。保安官達は無能だ、自分の言うことを聞いてくれない・・と、ギブスに資料(観察記録?)を渡す。写真にはマスードの他にアラブ人二人がうつっている。彼のガレージからは爆弾らしきものが見つかり、彼がテロリストなのはもう間違いないようだ。そこへ当のマスードが帰ってくる。ギブスの制止も聞かず、副保安官達は撃ちまくり・・まあ、ケガですんでよかった。マスードは行方をくらましていたわけではなく、鹿撃ちに行っていただけ。そのうち彼の背景がわかる。元イラクの防御部にいて、アメリカに有益な情報提供する代わりに入国し、保護を受けてる。シャヒーンは彼や他の二人の担当。マスードは他の二人に何か聞かれてもウソをつく。シャヒーン以外は誰も信用しない。保安官達を見て逃げようとしたのは、銃を見たら逃げるしかないと身にしみてわかっているから。爆弾なんてとんでもない。妻子を爆弾で殺されたのだ。もうこりごりだ。一方副保安官は彼を陥れようと企む。うさんくさい、みんなが言ってる、そういう男だ・・と、マスードを中傷。爆弾も彼の仕業。結局シャヒーンを殺したのは、情報部のレインズ少佐。例の二人は協力者ではなく、アメリカへ行きたがっている金持ちのボンボン。賄賂をもらって入国させたが、それをシャヒーンに嗅ぎつけられた。二人を本国へ送還するため、訪れたギブス達が見たものは・・。この二人、レインズが思い込んでいたようなボンボンではなく、本物のテロリストだった!マスードは彼らを信用しなくて正解だったのよ。今回はマスードが送る、困難続きの人生が印象に残った。田舎町でさしたる事件もなく過ごしているが、仕事はきちんとやるルビーと、無能な副保安官達との対比もよかった。

NCIS4の13 地下からのSOS(帰ってきたテロリスト)

7話の続きだが、繋がりは悪い。信号がおかしいと調べてみると男の死体が。マグワイア少佐で、片目はえぐられ、目玉は胃の中に(オヨヨ)。直接の死因は高体温症・・つまり熱中症か。そのうち化学兵器BZとやらのせいとわかる。ところで時々死体が出てくるが、強いライトを当ててごまかしている(何を?)。ライトを当てても見えるはずだが(何が?)。布を一枚かぶせりゃいいのに・・といつも思う。少佐の仕事は核兵器や生物兵器関係らしい。7話の情報屋シャリフを調べたら偽名を使って何やらやっていたとマン中佐がやってくる。たぶんギブスに会う口実を見つけようと捜しまくったのだろう。局長と三人で話しているところでは、女二人は腹の探り合いだ。局長からすると、ギブスとは昔の関係には戻れないものの、一緒に働くことはできる。マンはギブスと恋愛関係になることはできるが、これまでのことから言って長続きはしない。そのうち気持ちがすれ違うかマンが移動するか、別れはきっと来る。だから局長は内心穏やかではないものの、ふんどうせそのうちアンタも・・と思っているはず。この三人に比べるとトニーとジャンヌの恋は甘っちょろい。別れる時にはお互い深く傷つく。さてBZが10キロ消えていることがわかる。シャリフはマグワイアの死に関係しているらしい。マグワイアがBZをシャリフに流したのか。口座には2万ドル振り込まれているし。彼はBZの実験台に使われたのか。後でBZを流したのはデインで、マグワイアに罪をなすりつけるため2万振り込んだとわかる。ハンサムでクールなデインにジヴァが興味持つところがおもしろい。表情にストレートに出る(出すぎる)。デインは反応ゼロだけど。結局シャリフはアメリカ軍の誤爆で家族を失ったことを恨み、報復しようと企んでいたことがわかる。7話での彼とすんなり結びつかないが。ゴルフ場で大佐を死なせたのも、アジトに爆弾仕かけたのも、コンビニで誰かを焼き殺したのも、エイブラハムを使ってテロを行なおうとしたのもぜ~んぶ彼の仕業ですか。トニーはジョシュとの約束は完全に忘れてますな。ラスト・・マンを訪ねるギブス。女の一人暮らし、夜、それなのに玄関のカギをかけないって・・軍人とは思えない不用心さ。デイン役の人は見覚えがある。ヴィクター・ウェブスター・・あらら、「沈黙の執行人」でセガールよりステキだった人じゃん!

NCIS4の14 局長の宿敵(グルヌイユの登場)

これは以前から興味はあった。デヴィッド・マッカラムが出ているからである。でも、似たようなシリーズはいっぱいあって、何がどうなってるのかさっぱりわからない。マッカラムが出ているのはネイビーがつくようだから、それで区別するしかない。このネイビーも10年以上続いているようで、少しでも若い方がいいかな~と思って見たわけよ。もちろん誰が誰で、どういう役回りなのかは全然わからない。Dlifeで見たけど、おっそろしく大量にCMが入る。画面はユラユラフラフラめまぐるしくせわしない。出てくる連中はペラペラとうるさい。早くマッカラム出てこないかな~。冒頭男性が拉致されるが、ギブス達の仕業。この男性ゴリアテが目覚めると飛行機の中。彼は武器商人か。彼から情報引き出すため芝居をしているってのはすぐわかる。「スパイ大作戦」みたいなことやってる。ハーロウという男が、アレスというミサイル防衛システムを競りにかけ、売ろうとしているらしい。買い手で有力なのはグルヌイユ。ところが途中でハーロウは心臓発作を起こして死んでしまう。グルヌイユをつかまえるためには現場を押さえないと。たぶん彼はハーロウの顔は知らないだろうから、同じ年格好・・68歳の英国人・・の者を身代りに。と言うわけで、ハーロウの死亡現場だけで出番終わりかと見えたダッキーに大役が回ってくる。アレスを渡したとたんズドンとなるかもしれず、危険な任務なんだけど、ダッキーは「発音はハーロウかね、へーロウかね」なんて妙なことにこだわっていてかわいい!役目も何とか果たし、代金としてダイヤ渡される。フランス語も流暢にしゃべってたし、なかみが詰まっているのねえ、このおじいちゃん。ああ、それにしてもマッカラムのことをおじいちゃんと形容する日が来るなんて!!結局アレスはいわゆるトロイの木馬で。ハーロウも実は味方で。敵が実際にアレスを使ってアメリカを攻撃しようとすると、逆に敵が攻撃されるようプログラムされてるとか、そんなことらしい。じゃあギブス達は何もしない方がよかったの?余計なことしたせいでハーロウが死んじゃって危うく作戦がだいなしになるところだったってこと?何だかよくわかりませんけど、マッカラムさえ見られればあたしゃ十分です。

NCIS4の15 血文字のメッセージ(残されたメッセージ)

何だか出てくる人がみんな同じ顔に見えるんですけど・・。特に男性は区別がつかん。廃屋で死体が見つかる。何度もウジ虫がうつるのでウゲゲ。ウジ虫の状態で死後経過がわかるってのはスカーペッタでもあったな。ウジ虫の次は解剖。死体が何度かうつされるけど、シーツかかってないよね。だったら見えるはずだよね。でも見えないぞ(何が?)。死因は毒物で、彼デヴィッドソンが死の直前までいたワン・クラブは、以前から警察が目をつけているところ。お目当てのダッキーは今回は白衣姿。あ~若い頃よりだいぶ太ったな。横からだとアゴから首にかけてたるんでいて老人くさい。でもこれは八年くらい前の作品なのかな。今はどうなっているのやら。直近のシリーズはどこでやっているのかな。いやいや余計なことは考えるな。それでなくてもシーズン1と2のDVD-BOXいつの間にか買ってしまったじゃないか!だいぶ安くなってたもんでつい・・。これでもシーズン3は思いとどまったのだ・・って何のこっちゃ。まあDlifeだと大量にCM入るし、画面の右上にぴょこぴょこ字が出るし、落ち着かないったらありゃしないのよ。で、話を戻すけど40分くらいたっても全然先が見えてこない。トニーとかいうのが女医のジャンヌと付き合ってるんだけど、元カレがしつこく電話してくる。トニーははっきりさせたいけど、ジャンヌは私の問題だからって何も話さない。トニーは刑事のカーソンとクラブを見張るんだけど、退屈だからおしゃべりする。その話がラストの伏線になってたりするわけだが、見ているこっちはラストのことなんてわからないから、何でトニーとジャンヌに時間を割くのかとじりじりするわけ。で、最後の方になってドドドッと話が進んで、カーソンは撃たれて死んじゃう。参考人として捜していたリサは殺され、彼女を殺したオーナーはトニーだかギブスだか誰かに撃たれて死んじゃう。刑事のモリスが暴走するなとギブスに何度も注意したのに聞かないからこういうことになる。まだ二回しか見てないけどギブスって有能には見えない。後でデヴィッドソンこそが連続殺人鬼とわかる。もっとよく調べていれば・・。ラスト・・ラーソンがジャンヌの元カレだったのかな?みんな同じ顔に見えるからよくわからん。ジャンヌ役スコッティー・トンプソンは「ブラックリスト」でゾーイやってた人だ。

16 被曝の真相(ジヴァの恋)

NCIS4の17 棺に隠された秘密(殺人鬼の正体)

今回はかなりショッキングな内容だが、説明不足なのが残念。若い兵士の葬儀中、霊廟で爆発が起きる。と言っても爆弾ではなく、防腐処理をしていない遺体から発生したガスが爆発したってことらしい。現場はオカユみたいなのが飛び散って、ひどいありさまに。食事中の視聴者だっているだろうに・・。本来の埋葬者の他に二体の人骨。バラバラなので、ダッキーとパーマーが仕分けようとするが・・部品(←?)が余っちゃう。後で他の霊廟からも見つかるので、最終的には五体。状態から見て殺人・・大量殺人だ。霊廟の、どこのスペースがあいてるか知ってる者の仕業だとすると、内部の者の犯行か。見ていても埋葬の仕方がどうなってるのか、私にはよく理解できない。日本でも最近ではああいう貸し金庫みたいな感じの納骨堂があるけど、向こうは火葬してないから、おさめるには奥行きが必要。一つのスペースに一体とは限らず、ってことは詰め放題?話を戻して、遺体はみんな違う殺し方。人種や年齢、性別はバラバラ。中を調べるため令状を取るはめになったのがダルトンの霊廟。このダルトンの孫、ナタリー(アレクサンドラ・ライドン)がちょっとふてぶてしい感じで、何かありそう。調べている時に花を持って現われたレン(コリン・ネメック)も、何かありそう。彼の母親は被害者の一人。彼は何でも屋で、いかにも怪しい。それにしてもギブス達は、なぜ彼が花を持って現われたのか聞かないんだろう。様子を探りにきたんだろうと推理して終わりかよ。ダルトンが陸軍だったせいで、ホリーもギブス達と行動を共にするが、二人の仲はぎくしゃくしている。局長は二人の関係に気づき、ホリーと二人で酒を飲んで話す。どうもギブスには女性を”やみつき”にする魅力があるらしい。今回はアビーの失恋も描かれる。どうもマーティにふられたらしい。失恋という点ではジヴァも同じ。サンダースは亡くなったようで。さて、死体の切断面から、精肉業者が怪しいとなって、行ってみるとナタリーである。彼女とレンは恋人どうしで、いかにもレンが犯人と知ってショックを受けたようにふるまうが、ナタリーが犯人なのは見え見え。でもレンは自分が犯人だと自白するし、それで安心したナタリーは早速隠しておいた死体の解体に取りかかるし。結局レンが殺して、ナタリーが解体してたってことなのかな。レンが、自分の母親を殺すなんてとんでもないと否定していたのはどうなるのかね。終わる前にもうちょっとちゃんと説明してくんなまし。

NCIS4の18 よみがえった男(よみがえった伍長)

リアムという伍長の死体が運ばれてくる。ダッキーが解剖しようとしたら・・生き返った~!とは言えほとんど脳死状態か。彼はギブスの友人マイクの息子らしい。昔半年ほど付き合っただけで、マイクは相手に子供ができたことは知らなかった。数日前初めて存在を知ったらしい。リアムは何かトラブルを抱えていたようで、マイクに連絡してきたのは金のため。彼はバグダッドに駐留していて、今は休暇で帰っている。ところがわざわざバグダッドに戻っており、それにはファスト・フライト社の貨物機を利用していた。社長のテイラーによると、バグダッドでは見るからにワルそうな連中が出迎えていたとのこと。またリアムはマイクに頼む前、シャフールという高利貸しに金を借りようとして断られたようだ。回復の見込みがないとわかると、マイクはリアムの生命維持装置をはずさせる。向こうの人は早いね。で、今度こそダッキーが解剖する。シャフールはフライト社にかなり出資していたが、経営難で利益はさっぱり。ところがテイラーは彼に内緒で貨物機で人を運び、高い料金を取っていたようだ。陸軍の逃亡兵とか、殺人犯とか、正規のルートでは入国できない連中。それに気づいて駆けつけた時には、すでにテイラー達は殺されていて。もう一人密入国したのがいるが、残されていたのはコーランだけ。最初はマイクが息子の仇を取って回っているように見える。また、コーラン、バグダッドとなると、隠れていたのはテロリストか・・となるが、どれもはずれ。ラスト、リアムが入国させようと苦心していたのは彼の妻だったとわかる。彼女の家族は結婚には猛反対で、命の危険もあったのだろう。マイクはリアムの代わりにテイラーに金を払い、嫁を連れ出すが、もう少し遅れていたらテイラー達同様殺されていたかも。結局テイラーに怒ったシャフールが乗り込んで殺し、他の二人・・目撃者もついでに始末と、こういうことらしい。シャフールはリアムのことは知らんと言っていたけど、あれはウソかね。テイラーが言った出迎えたワルそうな連中というのもウソだろう。嫁は赤ん坊を連れていて、リアムが急いでいたのもそのせいとわかるけど、彼はなぜ、誰に殺されたんだ?彼が見つかった現場には雪だから足跡が残ってたけど、トニー達は見るべきものはなしとあっさり。シャフールがリアムの金(前金)を奪わないのも変だ。つかまった時彼が持ってたのはテイラーから奪った金。リアムからも奪うんじゃないの?

NCIS4の19 生死の境目(生死を分かつもの)

テロ攻撃の情報を提供するという匿名の電話があり、キャシディと同僚二人が指定された場所へ。ところが爆発が起きて二人死亡。キャシディは自分のせい・・と悔やむ。本当はギブスのチームがこれを担当するはずだったけど、代わってもらっていた。ギブスがガールフレンドとデートするため?彼女はギブスとなかなか休日が合わないので、退職して身を固めようかしら・・なんて言い出す。遠回しに結婚をにおわせているわけで、とたんにギブスは腰が引けたような表情。トニーもそうだけど、ギブスも・・男ってみんな自分勝手。いい思いはしたいけど、縛られるのは嫌。トニーとジャンヌの仲も描かれるけど、もっと仕事に集中しろよって感じ?トニーとキャシディは以前関係があったのかな。何かそんな雰囲気。で、爆発だけどワジードとかいう男の死体が見つかり、まわりの様子から自爆テロに見えるけど、奇妙なことにダッキーの見立てではワジードは24時間も前に死んでいて。でもキャシディは建物へ入っていく男を見てるし、建物には他に出口はない。それに直前に電話も受けてるし、声紋を調べたらワジードに間違いないし。キャシディかダッキーのどっちかが間違っているのだ。・・でもたいていの人は何で電話が録音かもしれないって思わないんだ?と、思う。後で音声合成ソフトで作られた声ってわかるけど。あと、サングラスの男がこつぜんと消えてしまった謎があるけど、何で現場の隣りの部屋を調べないんだ?レンガの壁があるから抜けられるはずがないと、最初から決めてかかってるみたい。結局秘密の扉があったんだけどさ。で、床には犯人が落としたサングラス。現場は追悼式でもう一度使われるんだけど、隣りには自爆テロの犯人が・・。だからぁ・・現場だけ警備して何で隣りは手薄なの?隠し扉を見つけたのはトニー。扉が開いた時、ジヴァが反射的に身構えたのを、キャシディがびびってるって言うんだけど、ジヴァは反射行動が生死を分けるのだと言い返す。扉が開いて自爆テロリストを見た瞬間キャシディが反射的に動いたのは、これが頭にあったからだろう。おかげでギブス達は難を逃れたけど、キャシディは殉職。また、明日のことはわからないと悟ったトニーは迷うのをやめ、ジャンヌに愛を告白する。今回のダッキーは間違えたのではないかと疑われ、プライドが傷ついたのか、ちょっと不機嫌だったな。

NCIS4の20 消された登場人物(推理小説の結末)

冒頭消防隊が駆けつけると、オーブンの中で何かがくすぶっていて、その煙で・・。やれやれとなるが、室内の様子を見ると乱れてるし、床にはべっとりと血のあと。私は焼けていたのは生首かな?と思ったけど違うのね。結局何が焼けていたの?マクギーは本業のかたわら本を書いているけど、スランプらしく、コーヒー店でも一字も浮かんでこない。顔なじみらしい店員は・・ん?どこかで見たような・・「プテラノドン」のスティーヴ・ブラウンだ。彼が出てるってことは・・ただの店員では終わらないだろうなあ。そこへ電話が入ってマクギーは本業へ戻る。現場の部屋の住人コーヴ兵曹と、ステーキハウスの駐車係コーベットの二人は森で死体で見つかる。今回のキモは、マクギーの小説の病的なファンが、フィクションと現実を混同し、殺しを重ねるというもの。出版社にストーカーめいた手紙が三通来ているが、ダッキーの分析ではかなり異常。ダッキーは心理学の知識もあるらしい。白衣や上着なし、ワイシャツ姿のマッカラムを初めて見たけど、おなかがかなりせり出しているな。こんなマッカラムを見る日が来るなんて!話を戻して・・後でこれらの手紙は話題作りのために女社長が捏造したものとわかる。手伝わされたトッド役の人は「スーパーノヴァ」のベンジャミンらしい。マクギーは新作のプロットは途中までしか考えていない。結末をどうするかはまだ決めてない。と言うか、アイデアが浮かばないでいる。内容を知っているのは彼と女社長だけなのに、犯人はなぜ知っているんだろう。当然のことながら彼は同僚やまわりの人物をモデルにしている。犯人の狙いは三人で、二人殺されたからあと一人。ギブスからアビーに至るまで狙われる可能性がある。まあ内輪話みたいなもので、コアなファンや作り手はおもしろいかもしれないが、そうでない者にはあんまり・・。もっと真面目にやれよって感じ?ラスト・・犯人はやっぱりブラウン扮するランドンでした。最初にちょこっと、終わり近くで情けないストーカーと、ファン(私)にとってはちと残念な役。それにしてもメンバーのくだらんおしゃべりが多すぎるな。これが魅力なのかもしれないけど、もっと真面目に仕事しろよ。本や女に気を取られてばかりじゃなくてさあ。

NCIS4の21 地の果てまで(姿なき敵)

局長はウェブスターという男からグルヌイユの情報を得ようとするが、何者かが発砲してきて、ウェブスターは死んでしまう。彼は元公認会計士で、グルヌイユの取引のデータを持っている。三ヶ月ほど前から局長に接触してきて、やっと受け渡しまでこぎつけたのに・・。ダッキーの話ではウェブスターは脳に悪性の腫瘍があり、余命六週間というところだったと。しかし治療した記録はなし。後でわかるが、医者は口止めされていたらしい。死を悟って改心されては困る連中がいるのだ。しかし死が近くなれば本人にもわかる。まず襲った車の運転手がわかったが、駆けつけてみるとすでに死亡。応戦した局長の弾が当たったのだ。次に発砲した者は誰かとなって、コルトの口からジョーンズの名前が出る。アメリカでの汚れ仕事は彼が請け負っていたらしい。しかし彼も逮捕に抵抗して死亡。ギブスもダッキーも局長がグルヌイユ逮捕に固執し、自分を失っているように思える。過去に何があったのか聞いても答えない。今までは武器商人として追っていたが、これからは殺人罪(ウェブスター殺し)で追うことができると言う局長だが、手がかりとなる人物が次々に死んでしまうので、ますますいら立つ。ダッキーの分析やコルトの話では、グルヌイユは知的で殺人は彼のスタイルじゃないと。結局ウェブスター殺しはジョーンズが勝手にやったことで、グルヌイユは無関係なのかな?データが入っていたと思われるウェブスターのケータイは、アビーが調べようとするとオシャカに。何とか取り出した情報を元に次の武器引き渡し場所と日時を突き止め、駆けつけてコンテナを開けてみると・・。いつもピリピリしている局長はストレスたまっていそう。後に病気になったのはそのせいかも。少しくらい異常を感じても病院行かなそうだし。トニーはジャンヌの母親に引き合わされる。母親も医者らしい。夫とは別れたのか。この夫が実はグルヌイユなんだよな。

NCIS4の22 写真の中の真実(写真が暴いた秘密)

こういうのは感想書きにくいな。メンバーの私生活の描写がごちゃごちゃと。そのせいで事件の方がおろそかになってる。盲目の写真家スコットのとった写真に、死体がうつっているのをアシスタントのブリンが見つけ、通報してくる。スコットは事故で視力を失ったが、音や匂いに敏感で、記憶力もばつぐん。彼の記憶を頼りに死体を発見。一見路上強盗に思えたが・・。そのうち身元がわかる。国防補給庁のリン兵曹で、日記には海軍監察官事務所から任務を依頼されたとか何とか。で、事務所へ行ってみると、リン本人が調査対象だと言われる。彼は軍用品管理という立場を利用し、物資購入の情報を業者に流していたらしい。そのうちウォンというのが失踪し、首を吊ってるのが見つかる。リンともめて殺したものの、逃げきれないと自殺したのか。遺書もあったし、筆跡も彼のもの。ただ、よく見るとサインがおかしい。何だかよくわからない描写がだらだら続き、ほんの偶然から真犯人がわかる。パーマーは軽い糖尿病で、薬を忘れると息が果物の匂いになるそうな。スコットが例の写真をとったのは、やはり果物の匂いがしたから。では近くに糖尿病の・・薬を飲み忘れた男がいたのか・・となって、事務所のヤコブセン中佐に行き着く。机の引き出しには案の定インシュリン。ん~でもインシュリンがあるかどうかは前もってわからないよな。前に事情聞きにきた時引き出しの中は見てないし。ファイルの詰まった引き出しだけだよね、うつったのは。メンバーの多くは他のことに気を取られている。キブスはホリーからはっきりした返事を要求されている。お互い相手を気に入っているのだから、一緒の時間をもっと取るべきだ。そのためには・・と、退職願出す。ギブスが態度はっきりさせないので、自分が先に行動起こす。アパート立ち退きを食らったジャンヌは、トニーに同居しようと言われ、ウキウキと新居捜し。でもトニーが乗り気じゃないので、浮き立った気持ちがしぼむ。ホリーやジャンヌの一人相撲が見ていて痛々しい。ヤローどもは相手を傷つけたくないからとか言い訳するけど、要するに面倒な関係にはなりたくないのよ。今回よかったのは、スコットがブリンの恋心に気づくところ。写真の一枚にブリンがうつっていたせいで疑われるけど、彼女はスコットをつけていただけ。敏感な彼に気づかれないよう苦心して。それもこれも彼を尊敬し、慕っているから。ここはホロリとさせられた。

NCIS4の23 トロイの木馬

このエピソードは、どこかの回の内容が関係しているのかな。ギルマンが担当したスコレッティの件とか何とか。NCISのメインゲートにタクシーが来るが、客が死んでいたためチームが呼ばれる。局長がインターポールのテロ対策会議でパリに出張中なので、ギブスが代理をやらされているが、書類仕事は大嫌いだから、局長秘書のシンシアは大変だ。事件の発生はギブスにとっては好都合。死んだのはイエメン大使館で庭師をしているハマル。運転手ケリーによると、尾行されているのではと落ち着かなかったそうな。七人の名前が書かれたメモを持っていたが、調べてみるとそのうち五人はすでに死亡。残りの二人を早く見つけないと。死因の特定には時間がかかったが、貝の毒らしい。イエメン大使館からも手がかりは得られないが、ギブスはテロに繋がるかも・・と慎重だ。ケリーは犯罪歴もなく、ただのおしゃべりな善人に見える。早く仕事に戻りたい、車を返してくれと言ってくるのももっともだ。でもギブスが引き延ばしたのは、何か予感でもあったのか。夜になって職員の多くが帰り始める。証拠保管室にひとけがなくなると、タクシーの座席の下から男が現われる。長時間狭いところ・・暑かっただろう。トイレに行きたくなったらどうするつもりだったのかね。彼はスコレッティ事件の証拠品である銃をすり替えようとする。たまたまそこへ入ってきたのがアビー。床の上にあった小さなゴミを見て不審に思い、ラボへ持ち帰って調べる。それは座席の詰め物のかけらで、おかげで男マリオはつかまる。ケリーも金で買収されていたようだ。なぜハマルが殺されたのかは不明。たぶんこの後ケリーは自分の身かわいさにベラベラ全部しゃべることだろう。あまりおしゃべりなやつを仲間に引き入れるのは失敗の元だ。一方局長はボロフとかいう老人に会う。彼は肺ガンで余命いくばくもないが、自分と局長の父シェパード大佐はグルヌイユと賄賂で繋がっていたと話す。局長は信じないが、ボロフは大佐と三週間前にも会ったと言う。大佐は12年前に死んだはずなのに・・ホラー映画みたいだ。

NCIS4の24 衝撃の真実(死の天使)

シーズン4の最終話。と言うことは、次回へ続く式の気を持たせる、全体的には動きの少ない話ということになる。パリから戻った局長は、書斎のデスクに置かれた酒ビンを見て不審に思う。メイドは何も知らないと言うが、自分も置きっぱなしにした覚えはない。で、アビーに頼んで・・休日出勤してもらって・・指紋を調べさせる。予想はつく。12年前に亡くなった自分の父親の指紋。途中でギブスが、パリで21時間消えていた理由を聞き出そうとするが、局長は話さない。ビンのことも黙ってる。さて、NCISの全職員がポリグラフにかけられるのだそうで、マクギーはアビーに手伝ってもらって予行演習したりする。つまり今回はNCISが出動するような事件は起きない。例によってジャンヌを訪ねたトニー。今回の事件は病院の中で起きる。空港から出てきたデボンという男性が、メールを打つのに気を取られ、車にはねられる。骨折したので手術が必要だが、様子がおかしい。そのうちニックという男と、デボンの妹バーニーが現われるが、彼らの様子もおかしい。デボンは容体が悪化し、ジャンヌの手当ても空しく死んでしまう。どうやら体内にヘロインを隠し、入国したが、それが漏れたらしい。車にはねられたせいか?トニーは何もしない。解剖して麻薬が見つかってからでないと動けないと言う。でもどう見たって、余計な面倒はごめんだと見て見ぬふりをしてるとしか思えない。シーズン5の1を見て、彼の態度の理由もわかるけど、この時点では理解に苦しむ。ニックは死体安置所に忍び込み、ジャンヌに見つかると、麻薬を体内から取り出せと脅す。トニーは・・床に転がってますってば・・何の役にも立たん。今回ジャンヌは芯の強いところを見せる。恋に目のくらんだ愚かな女性ではなく、ニックに脅されても一歩も引かない強さを見せる。冷静に先を見越した行動を取る。強がっていても本当はニックは腰抜けなのを見抜いている。で、大変な一夜を過ごしたわけだが、朝になって父親の車に乗り、トニーを紹介する。父親は・・こりゃ大変だ、グルヌイユだ!空港と病院に現われる人形を持った少女が、もしかしたら死の天使かも・・という描写はホラーっぽくてよかった。実際はただの迷子なんだけどね。