NCIS~ネイビー犯罪捜査班 シーズン1

NCIS1の1 大統領の警護(狙われたエア・フォース・ワン)(非常事態エアフォース・ワン)

これの前にも何かあるんだろうけど、何がどうなってるのかさっぱりわかりましぇん。今回空港でNCISって何だと聞かれるシーンがある。CSIみたいなものかと言われて、綴りが違うだろって言って、あら?そうなの?私ここでCSIとCISがあるんだってやっと気づきました。このやり取りがなければ、たぶんずっとNCSIだと・・。大統領専用機の中でトラップ大佐が急死。直前まで大統領達と会食していたが、他の者は異常なし。まず、シークレット・サービスとFBI、NCISの縄張り争い。NCISはあまり規模は大きくないようで、FBIに見下されている。結局FBIを仲間はずれにし、NCISのギブスが指揮を取り、シークレット・サービスのトッドが協力することに。みんなで仲良くってのはないらしい。ダッキーの見立てでは脳卒中。その後トッドの交際相手ケリーも同じ症状で死ぬ。元々は彼が狙われていたらしい。たまたま風邪を引いたので、トラップが代わりに任務についたのだ。トッドと会った直後に死んだので、ギブスは彼女を疑うが、これは思い違いだった。毒は蛇のもので、脳卒中に似た症状が出る。トラップとケリーの共通点は、同じクリーニング店を利用していること。半分以上たってもあまり進展がなく、先が見えない。こういうのは1話目からそうだったのね。殺しの手口とかいちおう説明されるけど、今いちぴんとこない。大統領の近くにいる者が専用機の中で変死し、大事を取って他の機を使うように持っていくと。本来の機より警備が手薄な時を利用して・・。でも全体的にアバウトな感じ。緻密と言うより回りくどい方法。敵がアルカイダというのも説得力がない。ラスト・・手柄はFBIとシークレット・サービスに持っていかれる。NCISの名前は表に出ないが、ギブスは平然としている。あまりNCISのことは知られたくないのか。それとも手柄の横取りには慣れてるとか?トッドは辞職し、NCISに移るようだ。トラップの件で大統領機に乗り込んだのはギブス、トニー、ダッキーの三人。ウィチタまで飛んで、大統領機で戻ってきて、その後ダッキーはトラップの解剖。ギブスもトニーも疲れたと横になるが、一番年寄りのダッキーだけはまだ仕事。一人だし数時間かかるし気の毒に。「私だって帰りたい」はホンネだろう。

NCIS1の2 パラシュートの罠(闇に落ちたパラシュート)

夜・・カップルが車の中でいちゃついている。・・と言うか、女の子の方は今頃になって拒んだりして、こういう時は男の子の方はむかつくでしょうなあ。はるばる遠くから訪ねてきたってのに。で、何じゃこりゃ・・と思っていると、空から人が降ってきて、車の屋根を突き破る。「プレデターズ」かよ・・って一瞬思っちゃった。星に落とされた時、パラシュートがうまく開かなくて死んじゃったのがいたでしょ。・・海兵隊の訓練が行なわれており、死んだのはフェンデス。パラシュートのヒモが切れており、そういう時のための予備の傘も使われずじまい。後でわかるが、彼は交通事故で鎖骨にケガをしており、痛み止めのせいで反応が遅れたのか。とは言えヒモの切断ということは誰かが細工したってことで、つまりは殺人か。まず疑われたのはラムジー。整備ミスで謹慎中、それを報告したのはフェンデスなので、彼には動機がある。しかもラムジーのロッカーからはサビ落とし剤が見つかる。これには硫酸が含まれているから、ヒモを切断できる。ただ、パラシュートは誰がどれを装着するのかその時になってみなければわからない。まああれこれあるけど、見ていても誰が誰やらよくわからない。ラムジーは取り調べ受けるから区別できるけど、ブリンクマンってどっち?ダフルメアってどっち?結局犯人は・・ダフルメア?見ていて嫌だったのはトニーの態度。訓練中に死亡事故が起きて、それだけでも暗いムードになってるのに、殺人かもしれないとなると・・。フェンデスが標的だったのかもはっきりしない。訓練は中止されるし、ロッカーは捜索されるし。そういう隊員達の神経を逆なでするようによそ者が入ってきて、しかもエヘラエヘラという態度。ぼくも降下訓練やってみようかな~と、ノーテンキ。無神経にもほどがある。よかったのはギブスとフェンデスの息子ビリーの心の交流。フェンデスは息子のために木の上に基地を作っていたが、未完成のまま死んでしまった。そこでギブスは作業を引き継ぎ、ビリーを喜ばせる。ラストシーンでは、ビリーに手を添えてノコギリを引く。ここはほのぼのとしていてとてもよかった。ギブスはあんまりあいそのいい方ではないが、子供の扱いはなぜか心得ているようで。ビリー役の子は「エアポート2004」のシャーシ役の子に似ているが、別人だった。

NCIS1の3 船乗りの真実(船乗りの死の真実)

夜、地元の大学生達が海辺で騒いでいると、銃声が聞こえてくる。そのうち、無人のボートが浜に突っ込んでくる。学生達は、何事かとボートのまわりに集まっていたけど、まだ火がついてるし、エンジンか燃料が爆発するのでは・・と、心配になったのは私だけ?まず、ファレル中佐の死体が見つかる。彼は麻薬撲滅プログラムの主催者でもあるが、近くでもう一体死体が見つかり、大金を持っていたことから、麻薬密売人ではないかとなる。ファレルには裏の顔があったのか。で、DEA・・麻薬取締局のフラーが出てくるんだけど、この人・・ウィリアム・R・モーゼス・・どこかで見たような。「メンタリスト」の「ルビー色の魔法の靴」に出ていたようだ。いろんな人の顔をまぜたような感じで・・ケヴィン・ベーコンとかトーマス・ジェーンとかブルース・デイヴィソンとかロバート・フォックスワースとか。でもってこのフラー、有能なのか無能なのかはっきりしない。ギブスやトニーはどことなくバカにしているような感じ。それに対しフラーはどこにもトゲがなく、自分の主張に固執するわけでもない。と言って、何もかもNCISにお任せというわけでもない。そういうとらえどころのないキャラが珍しくも好もしい。麻薬取締官ならもっとピリリと鋭いか、あるいは逆に倦怠感を漂わせているか。連れている麻薬捜査犬の名前がトニー。これがいかにも有能そうで。人間のトニーの方は、ヨットハーバーだから水着の美女がいて張り切るけど、犬はよそ見しないしね。そのうち見つかった大金が偽札であることがわかり、麻薬の密売からテロリストの線に変更。1話に続き、FBI捜査官役でジョー・スパーノ登場。FBIの長官はグレゴリー・イッツェン。麻薬組織のボス、トルヒーヨ役の人はヴァン・ダムに似ていて、笑ってしまう。ダッキーは検死に来て、現場が荒らされているのに怒りまくっていたな。ギブスやトニーが怒るならわかるけど・・。冒頭の大学生の中にちょっと目を引くのがいて、クリス・オリヴェイロとかいう人。私は見たことないけど、「KYLE<カイル>XY」というシリーズに出ているらしい。

NCIS1の4 不死身の戦士

NCIS1の5 ミイラの呪い

公園でハンターが死体を見つける。F14の燃料タンクの中に入れられていて、密封状態だったため、ミイラ化していた。認識票からシルズ大尉とわかる。彼は空母アイゼンハワーの出納官で、1994年に不名誉除隊になっていた。それというのも、彼の失踪と時を同じくして、空母から120万ドルが消え、彼がそれに関係していると思われたからだ。シルズの妻マリーは今では再婚している。娘が生まれた直後の夫の失踪。しかも盗みの容疑がかかっているから何の手当ても出ず、生活に困ることに。その後、再婚相手のランディが当時アイゼンハワーの副出納官・・つまりシルズの同僚だったことがわかる。ギブス達は当然彼を疑うが、やがて疑いは晴れる。子持ちの未亡人に恋をしたが、亡夫と知り合いだったことは打ち明けにくく、秘密にしていたということで、引き合いに出されるのが「偶然の恋人」。話を戻してランディの話には真実味があるし、大金を手に入れた者の暮らしぶりでもない。ギブスは当時捜査を担当し、今はハワイにいるオーウェンを呼びつける。調査が不十分だっただの何だのとずけずけ言うので、オーウェンもおもしろくないが、そのうち自分の捜査ぶりを反省したのか、帰りの飛行機もやり過ごすほど取り組み始める。ギブスの態度はちょっと厳しすぎる気もする。巨大な空母、大勢の乗組員、しかも何日も拘束するわけにはいかない。10年前ならオーウェンもまだ若く、絶対的な権限があるわけでもなかったはず。不満は残るものの、ある程度のところで報告書をまとめ上げざるをえなかったと思う。そのうちマルティネスとトナーの名が浮かび上がる。トナーは自分では宝くじが当たったと言っているが、ゴージャスな生活を送っている。魅力的で、空母でも人目を引く存在だった彼女。マルティネスと組んでシルズに金庫を開けさせ、その後殺したのではないか。マルティネスはすでに殺されており、それは金を一人じめするためではなかったか。10年もたってるし、今更確実な証拠もない。トナーは自信たっぷりだが・・。ギブス達は証拠をでっちあげ、彼女を追いつめる。これにはオーウェンも呆れるが、ギブス達は涼しい顔。ゴルフクラブで男達の視線を集め、優雅な生活を送るトナーと、お金はないけど愛情はあるランディ一家。この対比が印象的。

NCIS1の6 公海の英雄(汚れた空母)

NCIS7 潜入者(深海の潜入者)

NCIS8 死のエメラルド(グアンタナモの宝石)

NCIS9 死者からの電話

NCIS10 埋められた女(よみがえる記憶)

11 スパイ衛星(衛星が捉えた殺人)

12 歩かない脚(マイ・ライト・フット)

13 一発必中(謎の狙撃手)

14 完全なアリバイ(鉄壁のアリバイ)

15 不可解なものたち(過去の亡霊)

16 それぞれの悪夢(悪夢の始まり)

17 真実はそこに(隠された真実)

18 特殊部隊員の脱獄(逃亡者)

19 ダイイング・メッセージ(死者は語る)

20 消えた海兵隊員

21 潜入捜査(闇の武器)

22 転落の真相(断ち切られた絆)

23 目覚め(宿敵)