デスクロウ

デスクロウ

「インディ」が何だ「ポニョ」が何だ。世間の流れに逆らってこういうマイナーな映画の感想書く私・・うくく(自己満足の笑い)。これは題名にだまされて見たのよ。「デスクロウ」とあって、主演がエリック・メビウスとくりゃ、誰だって「クロウ」シリーズの一つだと思い込む。DVDのカバー見りゃブランドン・リーのエリックそっくりだし。この構図は「ザ・クロウ」「アンダーワールド」「デアデビル」などでおなじみ。メビウス君の「クロウ 復讐の翼」もいちおう見た。その感想はまた別に書く。その後エドワード・ファーロング主演でも作られているけど、まだ(日本では)DVDは出ていない。何とか見てみたいと思うがムリかしら。IMDbでのユーザー評価は「ヒドゥン2」並みの低さ。きっとひどい駄作なのだろう。でもほらこればっかりは見てみないとね。話を戻して「クロウ」では短髪だったメビウス君、こっちでは長髪でブランドンに似たヘアスタイル。でも死んでから甦るのではなく、どちらかと言うと「コンスタンティン」風。でもあっちのスケールの大きさ、迫力は全然なし。低予算感ありあり、特撮もしょぼい。私はアホだから「デスクロウ」をレンタルして見た後、さんざん迷った末DVDを買った。新品は高いので(高くても買うほどの内容では決してない)買わないけど、新宿をさまよっている時中古見つけたもんで・・。中古でも高い方の値段だったけど、田舎に引っ込んだら絶対中古での出物はないからね、こういう作品は。この映画を手元に置いておきたくなったのはもちろんメビウス君のせい。最近ではテレビシリーズ「アグリー・ベティ」とやらに出ているらしいが、日本ではまださほど知られていないと思う。最初に見たのは「バイオハザード」。「2」にも出ているけど怪物になっているから、(私にとっては)出演してないのと同じ。次が「クロウ」だけど、これまたぱっとしない。で、「デスクロウ」で、今度こそは・・と期待したんだけど結果は惨敗。残飯と言った方がいいかも・・。前置きが長くなったけど、なかみがアレなもんで・・。と言いつつ書きますけど、コール(メビウス君)とヘザー(カリスマ・カーペンター)という兄妹がいる。両親は20年だか25年だか前に死んでいる。彼らが住んでいた町は悪魔のせいで住民が殺し合い、200人ほど死者が出ている。

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そんな呪われた町は・・というので、今は貯水池になっている。つまり水底に沈んでいる。惨劇は、汚染された地下水を飲んで頭がおかしくなったせいってことになってる。悪魔のせいだなんて誰も信じない。でもコールは知ってる。その時以来彼は悪魔と戦っては倒している。キリスト教だけでは足りないので、呪術やヴードゥー教の力もミックスしている。予告編によると、コール自身悪魔に魂売り渡しているらしい。だからこんな能力があるのか。悪魔VS.悪魔・・ウーム、何のこっちゃ・・。最初ハイチのシーンから始まる。ここでの悪魔は何もしないし、すぐコールにやられちゃうけど不気味さはあった。この悪魔、小首を傾げるのがクセらしい。小悪魔って感じ?でも顔色の悪い、ピーター・ローレみたいなギョロ目のおっさん。コールの師、ジャン・ピエールは悪魔を倒したと喜ぶが、一年後復活する。その頃コールはニューオーリンズにいる。ヘザーは画家らしく、個展を開いている。普段はあまり会わない二人だが、連れ立って叔母の墓参りをする。墓地には例によって謎の少女。「フィアー・ドット・コム」「ザ・サイト」などと同じ定番描写。この映画の悲しいところは、この少女すら安っぽく見えてしまうこと。しかも何のために出現するのか不明。いつの間にかカラスが生首つついているが、誰の首?さっきまで墓地の手入れしていた男?少女は霊ではなく悪魔?この映画ではカラスは悪魔の使いになっている。役割は「クロウ」の時とは違うけど、ちゃんとカラス出ているし、死の使いみたいなものだから「デスクロウ」という題名は間違ってはいないわけよ。決して「クロウ」シリーズの知名度に乗っかってやれなんて思ってませんてば!・・そんな言い訳が聞こえてきそう。原題は「ヴードゥー・ムーン」で、私はこっちの方がうさんくさくてB級C級D級ムードぷんぷんでよかったのでは・・と思っている。さて、ジャン・ピエールはカラスに殺されてしまう。悪魔は何度倒しても復活し、しかもその度に強くなる。抗生物質のきかないウイルスみたいだ。コールは悪魔の復活を感じる。ジャン・ピエールの死は彼に打撃を与える。彼は他人のぶんまで打撃を受けるので、体中傷だらけである。片方の目は見えなくなっているようだ(それにしては普通に車の運転してるが)。

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コールは熱があり、頭痛がする。悪魔を倒すため、仲間が集まり始める。電話とかしなくてもコールの思考を自動的に感知する。彼らは過去コールに助けられたことがある。その恩を返すため集まってくるのだ。見ている我々は、彼らは特別な人間だろう・・と思う。だって遠く離れていてもコールの思考受信する。彼らには特別な体験がある。悪魔と遭遇したことがあり、その存在を知っている。精神的にも強いのだろう・・と。しかしそういう部分は彼らには全くない。彼らは(メリー・アンは別として)何の特殊能力もない。ヘザー役のカリスマ・カーペンターだが、1970年生まれだからメビウス君より年上。ヘザーは悪魔ばらいなどしない。個展を開き、これから・・というところ。彼女にあるのは予知能力。見えたものをスケッチする。するとその後でスケッチ通りのことが起きる。列車事故とか。でも彼女自身はあんまり気にしていない。全部当たるわけじゃないしぃ・・。彼女にはコール以上に能力がある。彼女のスケッチは悪魔の運命にさえ影響する。残念なことにヘザーにはちっとも魅力がない。キャラの肉づけが足りないし、表情も乏しい。早速悪魔に目をつけられ、フォークで足を刺されたりするが、ちっともショッキングじゃない。ダッチ役ジョン・エイモスは「ダイ・ハード2」に出ている。ダッチは元囚人で、典型的な頼れる相棒キャラだが、この映画ではどんなキャラも生かされない。ローラには夫と息子がいる。ベンはまだ2歳だが、ローラは理由も行き先も告げず夫と息子の前から姿を消す。入浴中危うく感電するところだったのは悪魔のせいか。ローラ役ジェイン・ハイトメイヤーはなかなかの美人。びっくりしたのは1960年生まれなこと。この映画は2005年頃の製作だから、とっくに40過ぎ・・うっそー10歳は若く見えるぞ!実はベンはコールの息子。彼女はかつて麻薬常習者だった。オカルトにも凝っていて、ある時仲間達が悪魔を呼び出す儀式を始める。現われた悪魔はそこにいた人達の耳に甘い言葉をささやく。何でも望みがかなう・・と。そのうち殺し合いが始まる。でも・・それっておかしくない?呼び出したらすぐ来てくれたってのがまずおかしい。そんなに簡単に気軽に来てくれるの?それと甘い言葉ささやいて人間あやつるのならその場で殺し合いなんかさせます?

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いちいち甘い言葉ささやくより、おまえら今すぐここで殺し合いしろって命令する方が手間なしなんじゃないの?あるいは言うこと聞くようにしておいて、彼らをあちこちへ行かせ(どうせ彼らはバイク乗りだし)、そこで人殺しさせた方が効果的なのでは?さてその地獄のような場に現われたのがコール。コールはコールしなくたって来てくれる。彼は悪魔を倒し、ローラを救い出し、ショックが癒えるまで一緒にいてくれた。二人の同棲は三ヶ月と言ったり一年と言ったりどっちなんだ~。でもどっちにしろベンの年齢から言って三~四年前のこと。つまりコールに出会った頃のローラは40歳くらいですか、そうですか。そう考えるとおかしくておかしくて。いやもちろんローラの年齢はハイトメイヤーよりずっとずっと下に設定されているんでしょうけどさ。この時の悪魔は若くてハンサム。あんまり力がありそうには見えない。邪悪そうにも見えない。でもそこがいいんですよ!結局悪魔って人間そそのかすのが仕事でしょ。耳元でささやいて、人間が本来持ってる悪の部分に火をつける。それだけやっときゃ、あとは人間の方でやってくれる。人殺しとか・・。で、話を戻して、ローラは今でもコールを愛しているけど、あの時別れたのは彼女の方から。何たってコールの生きてる世界は異常だからそれについていけなくなったのだ。それに子供が生まれるとなるとますますそんな世界にいるわけにはいかない。ちなみにコールはベンが自分の子供だとは知らない。コールとローラのエピソードは、それだけで映画の重要な部分を占める。なぜもっとふくらませなかったのか。次にタガート刑事というのがいる。彼は相棒のビリーとともに、教会に関係した事件を追っていた。ある日、悪魔に取りつかれた神父が若い女性を生け贄にしようとしているところに出くわす。その場から逃走した男をタガートが追いかけている間に、ビリーは神父に殺されてしまう。その後今度はビリーが生け贄の儀式をやる。タガートも殺されそうになるが、コールが現われ、命拾いをする。結局事件は気が狂ったビリーの犯行ということで処理される。神父の死体も見つかるが、死んでから二週間もたっていた。つまりあの時の神父も、今回のビリーも、すでに死んでいるのに儀式をやっていたってこと。

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それにしてもタガートが追っていたのは誰?悪魔?とにかくタガートはコールのおかげで命拾いしたので、恩を返さなくちゃ・・と、妻を残して出かけることにする。ところがなぜか女性に突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。この女性は誰?悪魔?死んでしまったタガートは、なぜか列車やタクシーを乗り継いで腐りながらかけつける。彼は首が折れている。・・ここらへん「モンキーボーン」思い出す。ギャグのつもりなんだろうが、死んだのになぜ動けるんだろう・・。タガートとビリーとのエピソードは、ちゃんと見せればそれだけで映画の重要な部分占める。なぜもっとふくらませなかったのか。・・あれ?前にも同じ文章書いたぞ。ちなみにビリー役のスコット・ホワイトとかいう人はなかなかのハンサム。もっと活躍して欲しかった。コール達が集まって泊まった宿の主人メリー・アン(ディー・ウォーレス)も、25年前コールに助けられた。彼女には傷を治す特殊能力があり、コールが負った傷(この場合ジャン・ピエールを失ったせいで体に傷が現われた)を治す。頭痛は腫瘍のせいだが、それも治す。まさにゴッドハンドだが、彼女が治せるのはコールだけ。他の人を治してあげようとしたこともあったがだめだった。彼女自身の関節炎さえ治せない。それにしてもコールはキリストのような存在なのか。人の痛みを自分の痛みとして感じる。彼は神が選んだ人・・。でもコールは悪魔なんでしょ?ああ、またわけわからなくなってきたぞ。いかにも何の希望もなさそうなメリー・アン。彼女の今後にちょっと期待するが、何もしないうちにあっけなく殺されてしまう。今回甦って現われる悪魔はダニエルと名乗る。ヘザーに近づくが、彼女が何も気づかないのはおかしい。だって墓参りの後、具合が悪くて寝ているコールのそばに、一瞬現われたのをヘザーは目撃してるはず。ダニエル役リック・ヤン(あるいはヤングかも)は、ちょぼちょぼっとヒゲを生やした貧相なアンちゃん。最初に見た時は、何だよ最強の悪魔にしては迫力ないなあ・・とがっくり。ローラの時のイケメン悪魔の方が百倍ステキ。イケメン悪魔の方はブレア・レッドフォード。1983年生まれ、若い!「悪魔の毒々パーティ」に出てるらしい。昔「悪魔の毒々モンスター」ってのがあったけど、その系統?で、リックだけど1978年生まれだからわりと若い。

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今回見ていて思ったのは、表情やしゃべり方がキアヌ・リーブスに似ているなあ・・と。いやもちろん1パーセントくらいですけどさ。クライマックスはもちろんコールとダニエルの対決。でもそこへ行く前にもうちょっと書くことがある。悪魔ダニエルが迫力不足なら、ヒーローコールの方も今いち。メビウス君がかっこいいんだか悪いんだか何ともビミョー。ヘアスタイル、上半身(肩や二の腕)の筋肉のつき方、服装などは、ジェームズ・オバール描くところのコミックでの「クロウ」に激似。「クロウ」じゃないのに「クロウ」のムード、ムダにぷんぷんにおわせている。私ずーっと思ってましたよ、何でこれを「クロウ 復讐の翼」でやらなかったのよ~って。この格好で登場していれば「クロウ」ファン泣いて喜んだでしょうよ!確かにメビウス君はステキだ。でもその一方で、とっても変てこでもある。まず顔がすごく長い(馬ヅラ)。背もあまり高くない(179センチ)。頭でっかちで足が短く、肩や腕に筋肉ついてる。だからいっそうコミック風に見えるんだけどね。スタイルという点ではリックの方がいい。背も高いし(184センチ)、すらりとしている。さて、映画が始まってここまで、これからクライマックスという時まで、盛り上がりはほとんどなし。と言うか、クライマックスになっても盛り上がらない。見ている間ずーっと感じるのはつながりの悪さ、テンポの悪さ、キャラが一定していない・・などなど。前にも書いたが、ローラやタガートの過去で、前半を盛り上げることはできたと思う。あんなふうにさらりとではなく、もっと長くていねいに。もっとコールを絡ませドラマチックに。そうすりゃ見ている人だって興味かき立てられる。しかし・・描かれるのは、何となく集まって、することないからカードやったりだべったり。そのうち何となく襲われたり殺されたり。コールの具合が悪い・・という設定にしたのが一番の間違い。主役が寝ていたんじゃ話が停滞する。しかも集まった連中には何の能力もないから、何もしないでただ時間つぶす。コールが起きるの待ってる。悪魔と戦うために来たけど、何の用意も計画もない。ヘザーが連れ去られた後、コールが「この方法じゃ勝てない」と言うんだけど、耳を疑ったわよ。この方法って何よ、何も決めてないし何の用意もしてなかったじゃないの!

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仲間のうちレイ、ダイアナ、マックはほとんど何もしていない。レイは出てきたとたんやられ役だとわかる。彼がダッチに殺してもらうのはなぜ?カラスにつつかれ、このままだとゾンビになるからその前に・・ってならわかるけど。この時、カラスが女性達(の悪魔?)に見える特撮もしょぼい・・と言うかわびしい。ダイアナの過去はよくわからない。回想シーンでの赤ん坊は彼女の子?説明不足。マック役のフランク・コリソンは「サスペクト・ゼロ」「隣のヒットマンズ 全弾発射」に出ていた。現在公開中の「ハプニング」にも出ている。この作品では、ホントに何もしていない。とにかくどうでもいいような描写がだらだら続く。それでいてメビウス君の上半身裸のサービスシーンはわりとたっぷり入っている。メリー・アンに体の傷を治してもらうシーンはまあいい。流れから言って、入っていてもおかしくない。しかしローラとのシーンは・・。彼女のTバック姿にはたまげた。すごいなあ・・40過ぎてるのに・・ってそういう話じゃないだろッ!キャラが一番一定していないのがローラである。家にいる時と、こちらへ来てからじゃ態度が違う。別にTバック姿見せる必要全然ないのになあ・・偉いなあ45歳くらいなのに・・いい年こいて・・。おっとヒモがずれたぞ・・じゃない、話がずれたぞ。ゾンビとの戦いにしても、すでに死んでいる連中撃ったって何も変わらんと思うが。「バイオハザード」みたいに頭撃つとかのひねりも全然なし。でもってお待たせしましたクライマックスだけど、これまた何の工夫もありゃしませんでしたとさ。コールとダニエル、貯水池の上に浮かんで(池の下に浮かぶのはムリだわさ)何やらやってるだけ。車が池に突っ込んで、ライトつけたまま沈んだので水底が見える。そこへ向かって二人泳いでいるから、底に何か秘密があるのか、それが二人の対決に何か影響するのかと思ってみたり。でも何もない。あの二人は底へ行ったのではなく、底から来たんですか?二人の正体は?ダニエルもさあ・・、前ヘザーのスケッチ見てるんだから、あの教会の塔の先っぽが自分のすぐそばの水面から突き出ているのに気づけよ。自分がスケッチ通りあれに串刺しになるの見え見え。何で警戒しないの?それでも悪魔かよッ!水底に沈んでいた女性は誰?コールの母親?20年以上たっているのに何で原形とどめているの?

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あのままにしといていいの?と言うか、顔が動いていたぞ。生きているのかな。そういうの全部ほったらかしにして映画は終わる。義侠心から集まってきて、中には命落とした者もいるけれど、戦いは終わり、またそれぞれの家に帰っていく。でもああやってゾンビが出てきたってことは、町で行方不明になってる人いるはず。ゾンビだって元は人間。出てきたゾンビのうち何人かはこの町の人でしょ?それにメリー・アンが行方不明になってるのはまずいよ。彼女はここに住んでいたんだし、コール達が来たのは町の人も知ってる。こんなふうにのんきに笑ってお別れしているバヤイではないと思うが・・。さて、この映画を見ていて思うのは、元々はどういう形になるはずだったのかな・・ということ。作り始めたものの、途中で何か問題が生じ、一時はお蔵入りになるところだったけど、どうにかこうにか完成させた・・って感じ。もちろんこれは私個人の印象だけど、とにかくストーリーがめちゃくちゃすぎる。別の方向向いているものを並べてあるだけだから、つながらないしテンポが悪い。回想シーンなどわりとまともなのに、現在のシーンになるとだらだらもたもた。最初はパイロット版?・・とも思ったのよ。コールの過去、能力、悪魔との因縁、仲間の過去、コールとの出会い・・あれこれ詰め込むつもりだったってのは感じ取れる。でもお金がないから人物をあまり動かさず、時間だけ稼いで何とか体裁整える。どうせ正統派エクソシスト映画じゃない。キリスト教、ヴードゥー教、呪術、ゾンビ、何でもありのごちゃまぜホラー。ストーリーやキャラのほころびつくろう元気もないみたいな腐れ映画。なかみには責任持ちません。だまされてレンタルしたあなたが悪いんですって言われてるみたいな映画。ネットでの批評はいずれもけなしている。私もひどい出来なのは認める。一番すぐれているのはDVDのカバー。それも日本での。アメリカ版のカバーは平凡。でも私はこれからもこういう駄作見続けると思う。カバーにだまされ続けると思う。それでもいいの。作っている最中はメビウス君達、傑作になるって・・傑作にしようって・・がんばっていたはず。だから私は彼らの熱意に敬意を表して日本一長い感想文書いてあげることにしたのよ。私以外の誰が書くっていうのよ!メビウス君これからもがんばってね。応援しています。