東京オリンピック

東京オリンピック

NHKBSで見た。小学生の時みんなして歩いて映画館へ行って見た。授業で映画見させられたのってあの時だけかも。全然おもしろくなかった。印象に残っているのは男子100メートル決勝。先に実際のレースバババッと見せる。あっという間。その後スローモーション。これじゃあ何が何だかわからない。これから決勝が始まる・・その部分がなく、いきなり。走った後でレース前の選手見せる。で、スローモーション。小学生にはわからん!今回録画でなくそのまま見ていたので、早送りボタンを押すわけにもいかず、じりじりした。2時間50分は長すぎる。いらない部分がいっぱいある。あの頃各教室にテレビが付いた。もちろん白黒。たぶん教育テレビを見るためだろう。期間中先生が特別に中継を見せてくれたこともあった。たぶん先生も見たかったのだろう。開会式は家で見ていたけど、ちょうど家庭内でもめ事があって、子供達は近所のお宮へ行かされた。だから全部は見てないし、嫌な思い出として残っている。映画の前半は陸上競技。某子供雑誌にタマラ・プレスとイリナ・プレスの記事が載ったっけ。女子高跳びのヨランダ・バラシュは美人。ハードルの依田郁子さんはそこらのおばさんみたい。水泳では女子のドーン・フレイザーと男子のドン・ショランダー。次のメキシコではショランダーのハンサムぶりにびっくりした。ヘアスタイルのせいもあるけど。泳ぎがきれいでねえ・・。女子バレーは騒がれたけど、男子は全然取り上げられなかったな。ソ連女子リスカルがまだ若い。いろいろうつし出される東京の風景。人は多いけど、空はまだスカスカだ。次のオリンピックまで東京は持つのだろうか。今大急ぎで作っても大地震が起きて壊れそうな気が・・。さて最後はマラソンだ。改めてこの頃には女子マラソンも女子柔道も・・棒高跳びも重量挙げもレスリングもなかったんだなあと気づく。マラソンと言えばアベベ。スタートの時後方にいるのが印象的。一番前で押し合いへし合いしている人達は無駄にエネルギー使ってる。走っている時ずっと目線が下。だから何か考えているように見える。さて、あと少しで50年たつ。この間人は死に、生まれ・・田んぼや家がなくなり、道路やビルができた。国だってなくなったり新しくできたりした。50年たって見直すから感慨深いものがある。でも・・小学生が見たっておもしろくも何ともない!!