ターミネーターシリーズ

ターミネーター2

ちょっとびっくりしたのは、「2」が一番おもしろいと書いてる人の多いこと。「1」じゃないの・・そう・・(意外)。確かに製作費が増えたのかスケールが大きくなってる。時間も長い。余裕が感じられるし、見せ方もスマートになってる。でも・・何か違うんだよな。見終わって心に残るものの量が違う。違うからこそこうやってすぐ感想書ける。「1」は感想書くのに言葉捜しそう。少し前WOWOWで「1」「2」「4」やったので見たけど、「1」は民放で初めて放映されたのを見て以来だからもう20年以上はたっているだろう。その後見るのを意識的に避けてきたが、それはそのうち「1」の感想で・・いつか・・。「2」と「4」は初見。「3」も見ていない。何で「3」もやってくれないのかな。今回シュワちゃんは正義の味方になっていて、そこらへんちゃんとした説明あった?外見は同じだけどなかみは変更とか?まあ詳しいストーリーは他の人が書いているだろうから私はパス。見ながら思ったのは・・シュワちゃんにはアカデミー賞あげたいくらいだ・・ってこと。マジでそう思った。だって思いません?髪の毛一本まで、小指の先まで歴史上の誰かに似せて本物そっくりの名演!・・とかさ。あるいは汗みずくで泣きわめくとか演説垂れるとか・・はいはいご苦労さんシャワー浴びてさっぱりしようね、あんたも疲れただろうけど見ているこっちもいいかげんうんざりよ・・とか。そういうのばっかりでしょアカデミー賞。あたしゃそういうのおかしいと思うの。時々ならいいけどこうのべつまくなしじゃあねえ。無表情で必要なこと以外しゃべらず、ムキムキで人間じゃないみたいだ・・これだって名演でしょ?さて、ターミネーターの怖さは、絶対にあきらめなくてどこまでも追いかけてくること。今回はロバート・パトリックがやっていて、まあ彼もすごくよかった。細くてうらなりタイプなんだけどとにかくしつこい。いろんなのに形変えるってのもよかった。パトリック自身そんな感じする。家にいる時はきっと液体で、部屋から部屋へうにょうにょ漂っていて、朝仕事に出かける・・となるとシャキーンと個体になるのよ(んなバカな!)。私がびっくりしたのはサラ(リンダ・ハミルトン)の年齢が29歳になっていたこと。まだ読んでないけど「1」のノベライズ古本で持ってる。

ターミネーター2 2

買ってから何年たつんだかほったらかし。で、それだとサラは女子大生になってる。あれから10年ほどたってるから、29で計算は合うんだけど、「1」のサラはとても女子大生には見えないな。「2」の方が顔も体も引き締まっていて若く見える。「1」ではちょっとたるんでいたし。この10年の間、暮らしは決して平穏ではなく・・南米ではいろんな男とくっついて・・それも息子ジョン(エドワード・ファーロング)にリーダーとしての心がまえ教え込みたくて、そっち系の男選んで。でもアメリカへ戻ったとたんつかまって警察病院へ。何しろ「1」では一つの署が全滅。その後南米をウロウロとなればテロリストと疑われても仕方ない。「審判の日」だの何だのと主張したせいで精神異常だとも思われている。でも・・「1」のラストでは自由の身だったじゃん?ジョンはサラの思うようには育ってくれず、養父母の元で暮らしているが悪ガキである。10歳くらいのはずだがバイクを乗り回し、ATMから金を抜き取ったりなかなかの知能犯。将来は救世主どころか・・。そんなある日未来から二体のターミネーターが・・。二作目は子供がらみというのはよくある。「エイリアン2」「ハム2」。この映画は「エイリアン2」によく似ている。サラは「1」とは比較にならぬほど強くなってる。何よりも彼女には自覚がある。「1」の彼女は未熟でふらふらしていた(無理もないけど)。いろんなリーダー系男とくっついたのはジョンのためばかりでなく彼女自身にも役立ったろう。ものの考え方、決断力、武器の扱い方、護身術。日本人の感覚だとカイルとの一夜を一生に一度の思い出として大切にし、他の男性には見向きもしない・・となると思うが、サラは現実的だ。さてシュワネーターは未来のジョンに、(子供のジョンの)言うことにはすべて従うようにと命令されているそうで、これは見ている子供達が喜びそうな設定である。小さな子供が大きくて強いロボットを自由に動かす、命令するなんて夢だ!まあ未来のジョンはこの時のことを当然記憶しているわけで、あの時の自分はさほどはめをはずしていないからそんな命令も出すことができたわけだ。ところでジョンは学校には行っていないのか。学校でパトリックネーターが出てきたら「パラサイト」だよなあ・・。

ターミネーター2 3

カーチェイスは何度か出てくる。力入れて作っているのがわかるなかなか凄まじいシーンだ。でも・・バイクにしろ車にしろ運転しながらあんなに何度も後ろを振り向けるものだろうか。猛スピードだし道は障害物だらけ。普通に前を見て走るだけでも大変なのに何度も何度も。見ているこっちがうんざりするほど振り向くのである。だからせっかくの壮絶なカーチェイスもウソっぽくて乗れない。ところで私はサラは「2」の途中で命を落とすんだとばかり思っていて、いつ死ぬかいつ死ぬかとハラハラしていたのよ。そしたら最後まで生き残って・・。ってことは何ですかい?「2」と「3」の間に死ぬの?「3」にはサラ出てこないんでしょ?「エイリアン」のユタニ社や「バイオハザード」のアンブレラ社同様、「ターミネーター」ではサイバーダイン社が元凶。今回のサラ達の奮闘で「審判の日」は少し延期されたものの、結局は未来は同じような状態へ。せっかく危機の芽を摘み取った・・重大な発明をするサイバーダイン社のダイソン(ジョー・モートン)を説得し、研究を灰にしたのにあの未来が来たってことは、別の誰かが研究引き継いだわけで。サラは未来変えるためダイソンを殺そうとするが、いざとなるとできない。ターミネーターと人間の違いはそこにある。ターミネーターはためらったりしない。ラスト、シュワネーターは自ら溶鉱炉へ沈む。自分ではできないから(自分で自分は破壊できないのか、よく自爆装置ついてるものだが)サラに降下のスイッチ押してもらう。まあここらへんは「エイリアン3」っぽいね。この時のシュワちゃんも名演だと思うが・・。ただ立ってるだけに見えるとしても。「2」の興味の一つはファーロング。私の場合スケールが大きくなっただのハデなカーチェイスだのには興味引かれませんのオホホ。でも・・ファー君のジョンは何と言うか憎たらしいガキで、りっぱな犯罪者予備軍。あのカイルの血引いてるとはとても思えんが、そのうち思ったほどのワルでもなさそうだってのがわかってくる。あの年でバイクや車運転するのはおかしいのだが、彼には違和感がなくて・・。乗ってて当然に見えてしまう変てこさがあった。で、このはかなげな美少年が「3」ではサルになるのね。ま、そのうちレンタルしましょうかね。

ターミネーター3

「3」は評判悪いようだが何でかな。私はおもしろかったな。そりゃ「4」を見た後じゃあねえ。カーチェイスもすごかったな、よく考えられていて。「2」みたいにやたらめったら振り向いたりしないから、見ていていらつくこともなかった。ちょっと年代的におかしいところあったな。ジョンの年齢とか。エドワード・ファーロング続投のはずが麻薬中毒のためだめで、ニック・スタールに。シェーン・ウェストやジェイク・ギレンホールも候補に?ジェイクはともかくシェーンがやってくれてればなあ・・。スタールは演技はともかくこの顔じゃあねえ。ジョンにはカリスマ性が必要。こんなおさるさんじゃだめですってば。見てる人あちゃ~ですがな。しかも冒頭の老けメイク・・孫悟空みたい。あるいは豊臣秀吉とか(何のこっちゃ)。その点クレア・デインズはいいですな。とびきりの美女ってわけじゃないけど、登場すると何と言うか・・華がある。ぱっと明るくなり、健康的な雰囲気が漂い、しかも安定感が増す。クリスタナ・ローケンも意外によかった。いつも「ブラッドレイン」とか「ニーベルングの指環」とか、やや大根ぽいのを素材の持つ迫力でなぎ倒していると言うか(これまた何のこっちゃ)。その迫力の大部分は眼力。今回は人間じゃないからセリフ最小限で、無表情で食事もせずトイレにも行かず(あたりまえじゃい!)任務一筋。対するシュワネーターは本体がくたびれてきたからしょうがないけど、ちょっとしなびていかにも旧型という感じ。ローケンの方はお肌もボディもぱっつんぱっつんなのが、いかにも新型という感じ。ただ、右手ばっか使ってるのが少し単調だったかな。ところどころ笑わせるのもいい。どんな映画にも笑いは必要。でも終わり頃になるとそれもなくなって、「審判の日」が来ちゃう。スカッとしないラストだから評判も今いちとなるのか。そりゃ「4」につなげなきゃならないからね。話はちょっとわかりにくかったかな。ウイルスがどうのこうのって・・スカイネットの仕業?今回あまり知ってる人出ていなかったな。その分ローケン見てたけど。あのひそめた眉・・彼女がだんだん興福寺の阿修羅に見えてくる。元々は戦いの神だしなあ。DVD欲しいけどスタールの顔だけ画像処理して欲しいな(ゴメンネ、ニック)。

ターミネーター3 2

「2」と「4」の感想を書いたのは・・2010年の9月だ。たぶんその頃「3」のDVDをレンタルして、上記の感想を書いたのだろう。つまり10年近くもほったらかしにしていたってことだ。その間に中古DVDを買った。二種類のコメンタリーと、2時間あまりの特典がついている。うひょ~こりゃ大変だ。まあ特典の半分くらいは私にはどうでもいいようなものだったけど。とにかくものすごくお金がかかっていることだけはわかる。模型ではなく本物のロボット作ったとか、壊すための大がかりなセットとか、特殊なクレーンとか。シュワちゃんやローケンはトレーニングや食事による身体作りにも金かかっただろうし。買ってあったノベライズも読んだ。コメンタリーのために二回見た。あとは普通に一回見なくちゃ。何て時間がかかるんだろう!!でもそれが私のやり方だからなあ。「新起動/ジェニシス」を見た後だから、シュワちゃんの若いこと!ラスト近くはだいぶはしょってあるなという感じ。T-Xがエドワード空軍基地へ入り込む部分が描かれていない。T-Xとシュワちゃんがクリスタルピークにヘリで現われるのも唐突だ。ノベライズには両方とも書いてある。映画は・・撮影したけど編集でカットしたのか、それとももうお金がないから省略したのか。冒頭コナーがうつる度に(三度も四度も見ているわけだから)がっくりくる。(太っていない)ファーロングが演じていれば・・。とは言え、四度も見ればいいかげんスタールの顔にも慣れてきた。老けメイク以外の彼はいつの間にか許容範囲内に。それに彼はデインズとの相性がいい。ファーロングとデインズだと・・どうかね。スタールにとってはチャンスだったであろう、この作品。ところがその後の彼は・・薬物乱用・・いったいどうしちゃったのか。ファーロングと同じ道たどってしまうなんて。数年間は仕事どころじゃなかったようで。IMDbを見ると、また映画に出始めたようで。某映画のトレーラーを見たら、ものすごい顔になってる。まあ役柄のせいもあるんだろうけど。でも何でもいいから仕事して、薬物とは縁を切って欲しいな。ファーロングもスタールもまだ若いんだし、立ち直ってがんばってね。てなわけでやはり映画の内容そのものについてはあんまり書いてないな。「新起動」で引っくり返っちゃったみたいなので、ここであれこれ考察しても無駄だし。

ターミネーター4

これはさほどヒットしなかったようで。今更って感じがあったのか。もうシュワちゃんの出番ないし、核戦争後の荒涼とした未来世界なんて魅力ないし、「バイオハザード」等と似ているし、要するにどこを取っても新鮮味に欠ける。「1」で出てきたのが2029年で、「4」はまだそこまで行っていなくて2018年あたりらしい。でも我々だって2010年まで来ているわけで、2018年までにああいう世界になるとは考えにくい。「1」でも「2」でも舞台はアメリカで、人類を発展させるのも滅ぼしかけるのも絶滅から救うのも全部アメリカってか?人類の・・とか言ってるわりには視野が狭い。作り手がこのシリーズをどういう方向へ持っていきたいのかもあいまい。マーカス(サム・ワーシントン)という男が突然出てきてめんくらう。死刑になる直前献体を承知する。これが2003年で、2018年に目覚めた彼は何が何だかわからないまま事件に巻き込まれ、そのうち自分が改造されていることに気づく。献体を承知させるのが科学者セレーナ(ヘレナ・ボナム=カーター)で、末期ガンなんだけど、何考えてるのか不明。彼女は将来を見通せるのか。ジョン(クリスチャン・ベール)は結婚していて、ケイト(ブライス・ダラス・ハワード)は身重。ベールにもハワードにも全く魅力が感じられず、これが一番イタイ。今回見たのはカイル役アントン・イェルチン目当て。ウーン確かにあと10年もすればマイケル・ビーンに似てきそう。目の感じとか・・。できればサラの写真この映画でも出して欲しかったが・・。「4」のターミネーターは「1」や「2」で送り込まれたものより前の段階で、合成シュワちゃんが出てきたけど、あれは試作品?オマヌケでも出してくれただけでうれしい。でもってターミネーターがまだ初期段階で、思ったほど活躍しなくて、その前の時代に作られたマーカスの方が精巧で・・。彼は敵地へやすやすと潜り込めたけど、それはジョンおびき出すための罠。でもなぜセレーナはそんなこと予見できるのか。屋外での心臓移植手術も無理がある。死刑囚が死んだ後で生き返り、人生やり直すチャンス与えられるというのは「コントロール」と同じで、これもやっぱり既視感あり。これじゃヒットしなくて当然だ。ワーシントンはとてもよかった。

ターミネーター:新起動/ジェニシス

今頃になってやっと見た。もう次のが去年公開されてたのね、知らんかった。スカイネット、審判の日、人間の形の殺人マシン、機械軍との最終決戦・・すみません、何が何だかさっぱりわかりません。それに暗くて何やってるのかわかりません。何か演説している・・これがジョン・コナー?ウソッ、何でこんな魅力ゼロのオッサン出してくるの?ここは2029年のロサンゼルス、そこから1984年に飛んで、シュワちゃんが二人出てきて、そのうち・・ん?ビョン様?何でビョン様が出てくるの?T-1000型・・結局ビョン様セリフ一つもなし?でもこの映画でのビョン様はステキです。「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」より後だけど、こっちの方がりりしくて・・この映画の前半支えているの彼です!途中でなぜかコナーが登場し、とたんに映画は低調になります。だって・・見ていて美しくない。ビョン様いつの間にやられちゃったのかしら。出て来なくなる。それなのにこっちのコナーは、やられたかなと思うとまた出てくる。何で出てくるのだろう。ところで過去へ送り込まれるカイル・・どこかで見たような人だ。後で調べてみたら、ジェイ・コートニー・・「ダイ・ハード/ラスト・デイ」に出ていた人でした。ネットでは彼をけなしている人多いけど、私はいいと思う。でもそれ以上にムムムッ!となったのは、病院でサラの手当てしている若い美形。顔のアップなしだけど、それでも私の美形アンテナがしっかり受信いたしましたッ!もちろん調べましたッ!ダグラス・スミス・・「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海」に出ている人ですッ!何の因果かあの映画では一つ目の役で、せっかくの美形がぁ~!!話を戻して、ほんのチョイ役です。返す返すも残念ですッ!30年以上この事件(どの事件?)のことが忘れられないでいる、まわりからはバカにされてるぽい老警官役でJ・K・シモンズ。二人出てくる刑事のうち、女性の方がサンドリーヌ・ホルト。この人は年取りませんな、相変わらず美しい。最初の方でチラッとうつって、コナーを襲ったぽくて、ラストの方でスカイネットのホログラムか何かで出てくるのがマット・スミス。チラッとうつっただけで目を引く・・こういう人をコナーにすればよかったのに。彼なら何度生き返ったって納得できる。コナー役ジェイソン・クラークはビル・マーレイとジョン・C・ライリーをミックスしたような感じ。サラ役はエミリア・クラーク。ストーリーほとんど書いてないけど、ホント何が何やらでお手上げなんですわ。

ターミネーター:ニュー・フェイト

これは六作目か。何をやっても防げない人類の滅亡危機。今回の敵はREV-9。大役であるだけに、こんなのっぺりしたアンチャン(ガブリエル・ルナ)ではなく、もっと知られた人にして欲しかった。それこそビョン様とか。ビョン様なら何度生き返ってもOKだけど、こっちのアンチャンはまたかよ~いいかげんにしてよ~って感じ。前半の舞台がメキシコなので、こういう人出してきたんだろうけど。今回のヒロインはダニー(ナタリア・レイエス)。未来から彼女を守るため送り込まれてきたのが強化型兵士グレース。演じているマッケンジー・デイヴィスは長身でボーイッシュ。ダニー役は20年前のミシェル・ロドリゲスにやって欲しかったな。レイエスも悪くはないけど、大作のヒロインなんだから、もっと強烈さが欲しい。ダニーはわけもわからず逃げ出すはめになる。父と弟を殺され、自分も狙われる。見ている人は彼女ではなく、彼女が将来産む子供が問題なのだと思ってる。しかし後で、彼女自身がリージョンに対抗する人間達のリーダーなのだとわかる。やれやれやっと誰かの母親ではなく、一人の女性として・・。グレースはその未来のダニーによって命を助けられ、過去へ送り込まれてきたのだった。まあダニー自身が過去へ来たのではややこしくなるからな。この世界ではジョンは存在しない。子供の時にサラの目の前で殺されてしまった。シュワちゃんは半分くらいたってから登場。カールという名前でカーテン販売をしており、DVにあっていたアイリスを妻とし、彼女の息子マテオと三人で暮らしている。見ている人はじゃあこのマテオがダニーと仲良くなって・・と思うが(期待するが)、前にも書いたようにダニーの子供は関係なし。それにこのマテオは彼女より年下だ。カールを見たサラはジョンの仇と怒りにふるえるが、その前にREV-9を倒さなければならない。で、いろいろあるのだが、どういうつもりか知らないがとにかく画面が暗く、何が何だかさっぱりわからない。せめてクライマックスは・・と思ったけど、やっぱり暗い。夏でもないのに私はミンミンゼミになって鳴いておりました。電磁パルス、C-5、ヘリの追跡、墜落、水の中・・な~んにもミェーンミェンミェンミェンミー、クライマックス・・(いちだんと高い声で)やっぱりミェーンミェンミェンミェンミー。作り手のバカ、大金かけて見えないもの作ってどうする!